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ブックマーク / book.asahi.com (12)

  • 男女の生きづらさはコインの裏表 男性学研究者の田中俊之さん「男子が10代のうちに考えておきたいこと」|好書好日

    文:小沼理、写真:有村蓮 田中俊之(たなか・としゆき) 1975年生まれ。大正大学心理社会学部准教授、博士(社会学)。男性学の視点から男性について考え、その働き方や生き方の見直しを提言している。著書に『男性学の新展開』(青弓社)、『男がつらいよ──絶望の時代の希望の男性学』(KADOKAWA)、『〈40男〉はなぜ嫌われるか』(イースト新書)、『男が働かない、いいじゃないか!』(講談社+α新書)、共著に『不自由な男たち──その生きづらさは、どこから来るのか』(祥伝社新書)、『中年男ルネッサンス』(イースト新書)など多数。 「男社会」は終わりつつある ——田中先生が研究されている「男性学」とはどんな学問なのでしょうか。 一言で言えば、男性が男性ゆえに抱える生きづらさや葛藤をテーマにした学問です。これまで、職業領域の問題について、女性学では女性の職場での地位や給与が低いこと、結婚や出産などにより

    男女の生きづらさはコインの裏表 男性学研究者の田中俊之さん「男子が10代のうちに考えておきたいこと」|好書好日
    HanaGe
    HanaGe 2020/03/31
  • 孤高の作家の知られざる幻想ミステリを集成 皆川博子さん「夜のアポロン」インタビュー|好書好日

    文:朝宮運河 写真:山田秀隆 皆川博子(みながわ・ひろこ)作家 1930年旧朝鮮京城市生まれ。73年「アルカディアの夏」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。以来、約半世紀にわたりミステリ、時代小説、幻想小説歴史小説などの幅広いジャンルで旺盛な執筆活動を続ける。85年『壁 旅芝居殺人事件』で第38回日推理作家協会賞。86年『恋紅』で第95回直木賞、90年『薔薇忌』で第3回柴田錬三郎賞、98年『死の泉』で第32回吉川英治文学賞。2012年『開かせていただき光栄です』で第12回格ミステリ大賞をそれぞれ受賞。13年には第16回日ミステリー文学大賞を受賞、15年には文化功労者に選出された。近作に歴史長編『クロコダイル路地』『U(ウー)』、書の姉妹編にあたる幻想小説集『夜のリフレーン』など。 「驚異的なクオリティ」の短編群 ――『夜のアポロン』は1970年代、80年代に書かれた初期作品を中心に

    孤高の作家の知られざる幻想ミステリを集成 皆川博子さん「夜のアポロン」インタビュー|好書好日
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    HanaGe 2019/06/23
    お姿とかファッションとか、想像通りのかただった。
  • 「施設とは何か」「学校ハラスメント」 「無力化」が生まれる場所で問う 朝日新聞書評から|好書好日

    「施設」とは単なる物理的な構造物ではない。施設での暮らしを経験した障害のある人たちとその家族、そこで働く人、支援者の語りから、施設という場で生成される関係の多様性を探る。… 巨大組み体操、体罰、スクール・セクハラ、ブラック部活動、教師への暴力、いじめ件数の格差…。学校の日常に封印された「ハラスメント」の数々に、気鋭の教育社会学者が切り込む。『… 施設とは何か ライフストーリーから読み解く障害とケア [著]麦倉泰子/学校ハラスメント 暴力・セクハラ・部活動―なぜ教育は「行き過ぎる」か [著]内田良 「施設」とは何か。麦倉泰子が丹念に綴るのは、障害をもつ人たちとその家族、そこで働く人たちによって、「施設に入る/施設で暮らす/施設を出る」ことがどのように語られるか、自らのアイデンティティや人間関係など「人生そのもの」にとって「施設」がどのような意味を持っているか、ということである。 子どもが障害

    「施設とは何か」「学校ハラスメント」 「無力化」が生まれる場所で問う 朝日新聞書評から|好書好日
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    HanaGe 2019/04/29
  • 「62歳、住所不定、無職」の新人作家・赤松利市さんが小説「らんちう」で書かずにはいられなかった“ロスジェネの相対的貧困”|好書好日

    舞台は海辺にあるリゾート旅館。そこで従業員と元従業員6人が総支配人を殺害し、警察に通報するところから物語は始まる。しかし彼らの供述には、あやふやな殺意しかない。殺された総支配人は太っただらしのない男で、強引な経営方針で周りを翻弄してきた。総支配人のである若女将は従業員から慕われ、傾きかけた実家の旅館を立て直すために好きでもない男と結婚したとみんなから同情されている。違法な長時間労働や自己啓発セミナーなどの事実も供述からは見えてきて、やがて物語は、予想外の結末に向かっていく。 ――「らんちう」というタイトルに意表をつかれました。ランチュウとは頭がこぶ状になっている、変わった形の金魚のことですね。殺された支配人が飼っていたのが、2匹のランチュウだった。なぜランチュウを作品のタイトル、そして象徴にしようと思ったのでしょう。 まず、高価な金魚であること。そして、奇形である。私は小さい頃から魚が好

    「62歳、住所不定、無職」の新人作家・赤松利市さんが小説「らんちう」で書かずにはいられなかった“ロスジェネの相対的貧困”|好書好日
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    HanaGe 2019/01/08
    赤松利市…本屋で探そう。
  • 本の記事 : 隠れキリシタン、意外な素顔 長崎純心大教授、現地訪ねて新説 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    徳川幕府などの禁教政策によって300年近く弾圧され、潜伏を余儀なくされた日のキリスト教徒たち。「隠れキリシタン」とも呼ばれる彼らの信仰は、キリスト教とは全く異なる「土着信仰」になっていた――。長崎純心大の宮崎賢太郎教授(宗教学)が、『カクレキリシタンの実像』(吉川弘文館)でこんな説を唱えた。隠れキリシタンは、キリスト教徒ではないのか? 宮崎教授は1986年以来、隠れキリシタンが暮らす長崎県生月島(いきつきしま)や熊県天草などを訪れ、「信仰の姿をじかに確かめてきた」。その結果、分かったのは「表面的にはキリスト教に由来する部分もあるが、中身は完全に日的である」ということだ。 たとえば祈祷(きとう)文に相当する「オラショ」。宣教師の祈りが原型だが、長い間に呪文化し、「中身は、ほとんど理解されていない」という。 実際、口伝えで伝わってきたオラショを大正~昭和初期に文章化した際には、「デウス(

    本の記事 : 隠れキリシタン、意外な素顔 長崎純心大教授、現地訪ねて新説 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    HanaGe
    HanaGe 2014/07/19
  • コラム別に読む : 田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 [著]渡邉格 - 梶山寿子(ジャーナリスト) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

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    HanaGe 2013/11/06
  • 「女子プロレスラーの身体とジェンダー」書評 「強さ」をめぐる問題提起|好書好日

    女子プロレスラーの身体とジェンダー 規範的「女らしさ」を超えて 著者:合場 敬子 出版社:明石書店 ジャンル:社会・時事・政治・行政 女子プロレスラーの身体とジェンダー 規範的「女らしさ」を超えて [著]合場敬子 女らしさや美の規範。これらは、今なお多くの女性を拘束する見えない鎖である。とりわけ、「強さ」の問題は複雑だ。近代社会は男性には身体的な強さを奨励し、他方で女性の身体性にはむしろ抑圧的に作用してきた。近代スポーツが合理的な暴力性発揮を主として男性だけに許容してきたことは、この証左である。 一方、昨今では女性もまた強くあることが奨励される。だがその実態は、あくまでも社会が容認する範囲に留(とど)められる。女性が身体的強さを高め、そこから逸脱したらどうなるのか。書はその先端事例として女子プロレスラーを取り上げ、検証している。 一見突飛なこの題材は、この社会で女性が強さを目指す際に生じ

    「女子プロレスラーの身体とジェンダー」書評 「強さ」をめぐる問題提起|好書好日
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    HanaGe 2013/06/17
  • 本の記事 : 〈本の舞台裏〉アニメに導かれて - 上原佳久 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    「紙のを読みなよ。」。帯にそんなコピーが躍る文庫が売れている。いずれも発行から時を経たSFやミステリーの名作だが、人気アニメの作中に登場したことで、若い読者の注目を集めている。 早川書房から出ているフィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』、ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』、ギャビン・ライアル『深夜プラス1』、ジョージ・オーウェル『一九八四年(新訳版)』の4点。 フジテレビなどで3月まで放送されたアニメ「サイコパス」の中で、言及されたり背景に映り込んだりした。アニメは100年後の未来が舞台だが、登場人物の一人は昔ながらの紙の書籍を偏愛。「紙のを買いなよ」と口にする。 このアニメのファンの一人、紀伊国屋書店新宿店の書店員平原未来さん(27)が2月、作中で紹介されたに手書きのPOPを付けたところ、売れ行き好調。版元の早川書房が注目し、アニメの登場人物をあし

    本の記事 : 〈本の舞台裏〉アニメに導かれて - 上原佳久 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    HanaGe
    HanaGe 2013/05/09
    ギノのがクッソ欲しい。近所の本屋にねーよ。どうしたらいいのか・・・
  • http://book.asahi.com/ebook/master/2012092800004.html

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    HanaGe 2012/09/29
  • この夏に読みたいSFの古典10 - 特集の本棚 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    早川書房が「ハヤカワSF・ミステリebookセレクション」をスタートさせるなど、海外SFやハードボイルドの名作を電子書籍で読める環境がようやく整ってきました。  今回はその中から「古典(クラシック)」と呼びうるSF作品10点を取り上げます。発表年代の違いはあれ、どれも次の世代へ読み継がれるべき作品という評価が定着しているものばかりです。  「電子書籍」というSF的メディアで、SFの傑作を読む。夏の盛りにこんな未来体験してみませんか?  Spaceship Artwork by John E. Lester カルト的人気の未来小説 現代SFの旗手の一人としてカルト的人気を誇るフィリップ・K・ディックの1968年の作品。最終戦争で荒廃した地球を舞台に、火星から逃亡したアンドロイドと、彼らを殺害しようとする賞金稼ぎの追跡劇を描く。印象的なタイトルは、主人公が自宅に人工の羊を飼っているという設定か

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    HanaGe 2012/08/16
  • 「バナナの世界史」書評 ヒトがつくりかえてきた生命|好書好日

    バナナの世界史 歴史を変えた果物の数奇な運命 (ヒストリカル・スタディーズ) 著者:ダン・コッペル 出版社:太田出版 ジャンル:技術・工学・農学 バナナの世界史 歴史を変えた果物の数奇な運命 [著]ダン・コッペル バナナは、あのあまりにもあからさまなカタチにもかかわらず、かわいそうに、一度もセックスをしたことがありません。なぜなら、バナナはタネなしだからです。 バナナの原種は、硬くごろごろしたタネがたくさん入ったとてもべにくい果物でした。ところが自然のいたずらで、あるとき、タネがないのに果実だけが太る突然変異種が出現しました。 とはいえ、タネができない植物をいったいどうやって増やすことができるのか。バナナは地下茎を伸ばすので、これを株分けすると簡単に大規模栽培ができるのです。 なかでもグロスミッチェルは優れた品種でした。大きくて皮が厚く、舌触りはなめらか、味は濃厚でフルーティー。これに目

    「バナナの世界史」書評 ヒトがつくりかえてきた生命|好書好日
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    HanaGe 2012/04/10
  • 「小さな旗」 芥川賞作家、田中慎弥さんエッセー - ニュース - 本のニュース - BOOK asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    第146回芥川賞を受賞し、記者会見のぶっきらぼうな質疑応答で話題となった田中慎弥さんは、2009年4月から2011年4月まで朝日新聞山口版で「となりのソファ」というエッセーを連載していました。その最終回を、期間限定で公開します。 ★芥川賞の記者会見はこちらから ◇ 小さな旗 田中慎弥  2011年4月11日掲載 今日が最後なので何かそれらしいことを書こうと思っていたところへ、東北・関東を襲う地震。作家なのだから、世の中の重大な出来事には背を向けて、こんな非常時になんと不謹慎な、と眉をひそめられるようなことを書かなくてはならない筈(はず)だが、テレビに映し出される、もの言わぬ地震と津波の圧倒的な威力を見ていると、自分が何かを言ったり書いたりしたところでなんの意味もないのではないか、と感じてしまう。 ここで言う、なんの意味もない、というのは、自分が災害に対して何も出来ない、ということだけではな

    「小さな旗」 芥川賞作家、田中慎弥さんエッセー - ニュース - 本のニュース - BOOK asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    HanaGe
    HanaGe 2012/01/20
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