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「お咎めなし」一旦は出演継続の流れに… 本誌前号(週刊新潮2月1日号)では、若新氏がSFC(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス)の大学院生だった当時、9つほど歳の離れた16歳の女子高生と約1年間にわたって半同棲生活を送っていた過去を報じた。若新氏は家庭環境に恵まれず実家に居場所がない少女を口説き、合鍵も渡し、自宅に出入りさせていた。少女は若新氏との同居生活で精神を病み、精神科から処方された薬をオーバードーズする「自殺未遂騒動」も起こしていた。 こうした取材結果を電話で伝えると、若新氏は浮気や偽装工作については否定しつつ、少女と交際した過去はおおむね認めた。そして、「真剣交際で親の同意を得ていたから問題ない」と繰り返した。 だが、1月24日にデイリー新潮がこの件の速報記事をネットで公開するや、態度を一変させ、謝罪文を公表した。そこで当事者であるA子さんに対して、 〈当時悩ませたり傷つけたりしてし
「エヴァンゲリオン」と並び、今年の斯界の話題となったのが「進撃の巨人」である。単行本で累計1億部以上を売り上げた大ヒットマンガが完結したが、これに難くせを付けているのがいつもの国々だ。 *** 「進撃」は、講談社発行のコミックスで、雑誌連載は2009年から。舞台は「巨人」に人類が脅かされた世界だ。巨人の餌となり、危機に瀕した人類は巨大な壁を築き、侵略を防いでいた。しかし、壁の高さを上回る「超大型巨人」が出現。新たな戦いが始まるという設定である。 4月9日発売の「別冊少年マガジン」掲載の最終話は、主人公が人類の8割を殺害し、その能力によって巨人が消滅するという内容。掲載号は完売続出となった。が、海を越えて、 〈進撃の巨人、虐殺を擁護する結末で論議〉 と難じたのは、韓国のテレビ局「JTBC」である。同局は「国内のファン」の感想を紹介する形で、 〈結末に共感できませんでした〉 〈主人公が悪役を自
ヨーロッパや韓国でも自殺者が 大人気の恋愛リアリティ番組「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラー・木村花さんが5月23日、亡くなったことがわかった。ネットの中傷が彼女を追い詰めたとされるが、実は海外でも「リアリティ番組」に出演後、自殺する例が後を絶たないのをご存知だろうか。 *** 花さんの死因は公表されていない。しかし、シーズン第38話(3月31日放送)で花さんが共演者の男性を強く非難する様子が放送されたことが原因なのではないかとみられている。 この回が放送されると、ネット上では花さんに対して「早く消えろ」など心ない誹謗中傷が巻き起こり、彼女自身のSNSにもリストカットを行ったと思われるショッキングな投稿がなされた。そして、23日未明には自傷した写真と共に「もう人間なんかやりたくない」、「愛されたかった人生でした」、「みんなありがとう、大好きだよ」、「ばいばい」というツイートを残し
いつの時代も、教育は多くの親の最大関心事である。学歴なんか無用だという意見もあるものの、「できれば東大など一流校に」という昔ながらの願いを持つ人もいまだに少なくない。 東大では最年少の31歳という若さで准教授となった大澤昇平さんは、AIの研究で注目されている新進の研究者。しかし、彼の准教授への道は、通常とはかなり異なるルートを経たものだ。 そもそも彼は、「東大」には新入生として入学していない。進学校も卒業していない。センター試験などいわゆる普通の大学試験を経ず、高専から大学(筑波大学)に編入、さらに東大大学院へと入っているのだ。このように説明すると、「学歴ロンダリングじゃないか」と揶揄する向きもあるかもしれない。が、そうではない。 彼の選んだルートには必然と戦略があった。それらはAI時代における教育を考える上で大きな示唆を与えてくれるものだ。最近、初めての著書『AI救国論』を上梓した大澤さ
元号が変わって間もなく、父がこの世を去った。77歳。ステージ4の肺腺がんと告知されてから3年頑張ったが、どうしても口から飲み食いできなくなると、急速に痩せ衰えて逝ってしまった。 けれど、あまりにもすんなりと日常生活に戻れてしまう、映画や小説の中の「息子」のように父の死を哀しめない自分がいる。そんな自分に対して人として何か欠けたものをモヤモヤ感じつつ2度目の月命日を迎えたころ、わだかまりの輪郭がくっきりと浮き彫りになってきた。 晩節の父は、どうしてネット右翼的な思想に染まってしまったのだろうか? *** ■「007」が黒人女性に! 政治的正しさはどこへ向かうのか── 遺品PCに残された多数の右傾コンテンツ 遺品整理として父のノートパソコンの中を覗くのは、大きな心理的苦痛を伴う。ブラウザのブックマークを埋める、嫌韓嫌中のコンテンツ。偏向を通り越してまず「トンデモ」レベルな保守系まとめサイトの数
「このハゲー!!」の豊田真由子元議員を筆頭に、路チュー不倫の中川郁子氏、重婚ストーカーの中川俊直氏といった面々が並んだ自民党「魔の3回生」。ここに新たな名を刻むのが、石崎徹代議士(35)だ。秘書がパワハラ、暴行を受けたと警察に被害届を提出していた。 *** 速報斎藤前知事の「三つのウソ」について徹底検証 「進退に悩んでいるフリをして注目を集める卑怯な手法」 もっとも石崎議員のスキャンダルが取り沙汰されるのは、今回が初めてではない。3年前には週刊新潮が、女性秘書へのセクハラ&二股交際を報じている。これをきっかけに「『安倍チルドレン最凶のチャラ男』なんて呼び名まで付きました」(政治ジャーナリスト)という石崎議員、今度はパワハラと暴行で告発された。自民党関係者はこう語る。 「彼は新潟が地元ですが、永田町では『パワハラ』議員として有名。秘書が次々逃げ出すことで知られていました。最近、その一人が暴行
セブン&アイ・ホールディングスのスマホ決済サービス「7pay(セブンペイ)」で不正アクセス被害が発生し、混乱が生じている。7月4日の記者会見によると、被害者は約900人、被害額は約5500万円に上るという。不正アクセスを招いたセブンペイの脆弱な仕様に加え、記者会見上でセブン・ペイの社長が「2段階認証」を知らないと思われる発言をしたことで、ネット上に経営トップのITリテラシーの低さを嘆く声が広がっている。 *** 経営トップの“デジタル音痴”が命取り 実際、経営トップのITリテラシーが企業の明暗をわける事例はめずらしくない。かつてアメリカに君臨したビデオレンタル界の巨人、ブロックバスターが破綻する過程はその代表例といえるだろう。同社はシリコンバレー発のIT企業ネットフリックスに敗れて破綻するが、最後のトリガーを引いたのは、自らの経営トップの“デジタル音痴”だった。『NETFLIX コンテンツ
旧石器捏造事件にSTAP細胞騒動、最近では東洋英和女学院の院長による論文捏造など、科学と“作り話”は紙一重の関係にあるのかもしれない。 先だって“捏造疑惑”の騒ぎに見舞われた千葉県市原市の「チバニアン」の場合はというと……。 速報【独自】まだあった! 自民党都連に新たな「裏金」問題 萩生田氏は「当局から協力を求められれば真摯に説明すべき」 速報「NHKは番組作り過ぎ」「受信料は下げられる」 平均給与は1094万円、金融資産は9000億円の巨大組織を専門家が批判 全国紙記者によれば、 「一昨年の6月に茨城大学などの研究チームが市原市田淵にある約77万から12万6千年前の地層を新たな地質時代“チバニアン”と命名するため国際学会に申請。すでに2次審査を通過し、命名権の獲得は秒読みだった」 ところが、 「命名に反対する茨城大の名誉教授が、研究チームの調査には捏造があると言い出した。そして昨年7月
オンワードに続き、ミキハウスも「ZOZOTOWN」から撤退――。このニュースをどこよりも先に報じたのは、週刊新潮1月17日発売号である。本誌は1月14日に同社の木村皓一社長を大阪の自宅で取材し、離脱を認めるコメントを記事に掲載した。誌面に入りきらなかった木村社長による40分間の“激白”をご紹介しよう。(「※」は編集部注) *** 正直、ウチのZOZOの売り上げは、全体の100分の1程度だから、撤退してもあんまり影響ないんや。 そもそも僕のところの商品は、おじいちゃんとかおばあちゃんが孫にプレゼントとして買っていく人が多いから、百貨店とは相性いいけども、ZOZOとはあってないんやな。せやから売り上げもたいしてないわけや。 〈大手ブランドが次々に「ZOZO撤退」を行う背景には、昨年12月25日から始まったサービス「ZOZOARIGATO」の影響がある。これは、利用者が会費を払うことで、ZOZO
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