訳者の藤原和博さんは元リクルートで杉並区の小学校で民間からの校長先生にもなった有名な人。著者のジョン・P・コッターは『企業変革力』という書籍で、組織体の変革について秀逸な分析と方法を示している。 この『カモメになったペンギン』では、タイトルに書いたような「氷山」に起こったある「事件」からペンギンがどのように生活様式を変えていったか、という寓話が書かれており、示唆的な企業変革がその裏に描かれている。 一日、いや一晩もあれば読んでしまえる本なので、ぜひ。 また、現状のままでいいやんか、と思っている人、変わろう変わろうといってる割には変われない人、が周囲にいる場合にはもう一冊買って、こっそりとその人の机の上に置いておくとよい本です。 ちなみに、J・P・コッターの『企業変革力』はこちら↓