先月末の日記で書いた引越しの件だが、家族に正社員がひとりもいないという家庭環境が大家の信頼を勝ち得る上での大きな障碍になり、ご破算に。あの家賃、あの間取り、あの敷金・礼金の安さ、となりに蕎麦屋があり、すぐ近くを石神井川がちょろちょろと流れているあの環境。逃した魚は必要以上に大きく、そしておいしく見えてしまう。 果たして本当に今年中に引越しでき、あの仕事やこの仕事は書き終えられるのか、風雲急を告げる2005年末なのであった。 無意味なくらい頻繁にサイトの閉鎖と移転を繰り返すひとにとって、閉鎖や移転は「禊ぎ」として機能しているのだろう*1。ただし実際の政治の世界と同じく、こうした「禊ぎ」を有効だと思っているのは、本人や以前からの支持者にすぎないのだけれども。 *1:そしてこういうひとにかぎって、なぜか移転先を見つけるためのヒントをどこかに残しておく。「さあ、ぼくを見つけてくれ」と言わんばかりに