京都大学図書館機構がOPACの愛称を募集している。もちろん、こういう試みを否定するわけではないのだが、OPACには愛称というものがなじまないのではないか、と危惧してしまう。OPACという言葉自体が蔵書検索の略語のような使われ方をしている以上、このうえ愛称があっても定着しないのではないだろうか。実際、早稲田大学のWINEや慶應義塾大学のKOSMOSは浸透しているだろうか? ・「新OPACの愛称を募集中!」(京都大学図書館機構、2006-12-11) http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/modules/news/article.php?storyid=126 ・WINE(早稲田大学) http://wine.wul.waseda.ac.jp/ ・KOSMOS II OPAC(慶應義塾大学) http://catalog.lib.keio.ac.jp/