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2010年8月2日のブックマーク (9件)

  • 本当にできるの?iPS細胞で再生医療 - 仙石 慎太郎

    京都大学 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)准教授 文部科学省所轄の科学技術政策研究所がまとめた、今後30年の技術発展の「未来地図」が、今月10日に発表された。これによれば、iPS細胞(誘導多能性幹細胞)による再生医療が実現するのは2032年であり、砂漠の緑化技術が普及するのは2029年である。ちなみに調査は、各調査分野に詳しい大学教授や民間技術者ら約2,900人による予測というから、いわゆる専門家の間の合意(コンセンサス)とみなしてよいだろう。 そして、多くの国民は、ここでひとつの素朴な疑問を感じるに違いない。「なぜそんなに時間がかかるの?もっと早く実現すると思っていたけど?」という疑問をである。確かに、巷の報道は、あたかも明日にでも実現しそうな風潮である。 たとえば、年7月7日の毎日新聞朝刊に記載されネット配信された、以下の記事を見てみよう。 iPS細胞で安全にせ

    本当にできるの?iPS細胞で再生医療 - 仙石 慎太郎
    HideAutumn
    HideAutumn 2010/08/02
    これは面白い記事。筆者は相当に優秀な人と思われる。
  • Bloomberg - Are you a robot?

    HideAutumn
    HideAutumn 2010/08/02
    ビジネスウィーク誌の発表する、世界の最優良企業トップ40の2009年版。1位はなんと日本の任天堂である。さて、他にランクインした日本企業はどこでしょう?「シューカツ」に熱中する学生達はどう思うのかな?
  • オーナー企業の時代 : 池田信夫 blog

    2009年10月10日09:45 カテゴリ経済 オーナー企業の時代 Businessweekの選ぶ世界の優良企業40社の第1位に、グーグルやアップルを押えて任天堂が選ばれた。ユニクロは過去最高益を更新し、世界展開をめざしている。この4つの企業に共通しているのは、所有と経営の分離していないオーナー企業だということだ。 所有と経営の分離はバーリ=ミーンズによって資主義の新しい形態とされ、バーナムは経営者資主義によって企業は計画経済の長所を取り入れることができると主張した。しかし所有と経営が分離すると、Jensen-Mecklingの指摘したエイジェンシー問題が発生する。これを克服するために欧米では資の所有権と命令でコントロールする垂直統合型の巨大企業が発達したが、これは命令される従業員のインセンティブを弱める。それを監視する階層構造が多重化する・・・という悪循環によって「大企業病」に陥る

    オーナー企業の時代 : 池田信夫 blog
    HideAutumn
    HideAutumn 2010/08/02
    なるほど。中々面白い小論考。
  • 裸の王様のカラオケ民主主義論:日経ビジネスオンライン

    前回(「タコに当落予想されてたまるか!」)、予想以上に多くのコメントを寄せていただきました。ありがとうございます。その中にも正しくご指摘をいただきました通り、ワールドカップの勝敗を予想する「タコのパウル君」の話、実際には「ネット選挙」を考えるうえでのイントロとして考えているものです。 今回は、前回より一歩進んだ内容を「裸の王様」と「カラオケ」をキーワードに考えてみたいと思います。前半は先週木曜日(7月15日)東京新聞の夕刊に書いた内容を、紙幅に余裕がありますのでもう少し膨らませ、後半はその「上の句」に対する「下の句」をカラオケで詠んでみよう、という考えです。 公職選挙法は「裸の王様」か? 既にこの連載でも指摘したことですが、現行の公職選挙法にはインターネットなど新しい情報メディアに特化した規定がありません。その結果、選挙戦でネットは「あたかも存在しない」かのように扱われています。選挙期間中

    裸の王様のカラオケ民主主義論:日経ビジネスオンライン
    HideAutumn
    HideAutumn 2010/08/02
    一般的抽象的な議論としてはその通りだろうと思う。ネット親和的なビジネスパーソンや評論家諸氏は、単に「ネット解禁しろ!」とか「既得権益層を突き崩せ!」とスローガンを掲げるに留まらない冷静な議論をすべき。
  • パウル君は好きなタコ壺を選んだだけ:日経ビジネスオンライン

    テレビは今日もタコの話題だ。 タコの名はパウル。W杯期間中、スペインの優勝をはじめ、担当した7試合について、すべての予想を的中させた高名な軟体動物だ。 その、ドイツの水族館で暮らす予言タコ君の話題を、朝のワイドショーは今朝もまた同じフォーマットで、毎朝報じ続けている。 いいかげんにしてほしい。 大筋としては、面白い話ではあるのだと思う。それはわかっている。 だから、パウル君関連の話題が紹介されはじめた当初、私は、寛大に聞き流していた。 「非科学的」だとか「ヤラセ」だとか、そういう野暮なツッコミは封印して、余興は余興として楽しむのが文化人のたしなみだと、そう考えたからだ。 でも、いくらなんでもしつこい。 耳にタコ……と、あえて耳タコな感想を述べねばならぬほど、このエピソードには無数のタコが取り付いている。あらゆる感覚器官に肥厚して行く感じ。一億総タコスキン化。壮絶な共同無感覚。 なにより、笑

    パウル君は好きなタコ壺を選んだだけ:日経ビジネスオンライン
    HideAutumn
    HideAutumn 2010/08/02
    毎度ながらうまくまとめるなぁ。それにしても、日経BOの中でも小田嶋氏の記事につくコメントは、程度の低いものが多い。まあ、人気連載だから、読者の知的水準にバラツキが出るのは致し方ないか?
  • 日本経済の議論で当たり前だと思われてるけど実はぜんぜん当たり前じゃない前提条件いろいろ - 藤沢数希

    その1 経済が成長すれば日の財政赤字は改善する 経済が成長する、つまり、GDPが大きくなっていけば、国の税収はたいだいGDPに税率をかけたものなので税収も増える。一方で医療や年金などの社会保障費はGDPが増えてもいっしょに増えるわけではない。よって経済成長できれば日の財政赤字は改善すると思われている。実際に小泉政権のときは改善していた。 しかし、国の借金、つまり国債は満期が来たらどんどん借り換えていかなければいけない。この時に金利が上がってしまったら国が負担する利息が増える。経済成長率が高まれば金利は当然上がっていく。日のように政府が莫大な借金を抱えていると、ちょっと金利が上がっただけで支払い利息もものすごく増える。この時、経済成長率と(長期)金利で、成長率の方が金利より高くなる保証は実は何も無い。成長率>金利が続けば確かに財政赤字は改善されていくが、成長率<金利だと財政赤字は悪化す

    日本経済の議論で当たり前だと思われてるけど実はぜんぜん当たり前じゃない前提条件いろいろ - 藤沢数希
    HideAutumn
    HideAutumn 2010/08/02
    いや、財政破綻はだめでしょう。老人だけでなく若者も大損ってか、生活水準の大幅な低下につながるおそれがある。
  • さすがにコメントしておくか ― 「デジタル教科書」というバラマキ - 池田信夫: 情報教育と数学教育とゲームの不定期日記

    【誤解度:もしかすると・・・】 ツイッターでも紹介されていたが、アルファブロガーの池田信夫氏が教育について語っていた。今回はデジタル教科書の件だ。 「デジタル教科書」というバラマキ - 池田信夫 経済学的な事とか、日教組との絡みとか、ハードとソフトの兼ね合いとか、著作権処理とか、波及する問題は私には良く分からない。ただ、最後の段落がちょっと厳しい。教科書は、教育の手段にすぎない。教育の内容をどう変えるかという目的がはっきりしないのに、道具やハコモノに税金を投入するバラマキ行政では、何も解決 しない。まずやるべきなのは、非効率な教育システムをITで合理化して無能な教師や不要な事務員を削減し、教育バウチャーなどによって学校間の競争を導入することだ。教師にインセンティブがあれば、効率的な手段を彼らが選ぶだろう。 (「デジタル教科書」というバラマキ - 池田信夫)太字は筆者。■「非効率的な教育シス

    HideAutumn
    HideAutumn 2010/08/02
    池田信夫氏の記事に対する、教師の側からの反対意見ないしは補足意見。
  • 「デジタル教科書」というバラマキ - 池田信夫

    27日、デジタル教科書教材協議会が発足し、マイクロソフト、ソフトバンクなども加わった70社で、政府の指導のもとに「実証実験」などを行なうことが決まった。電子書籍教育に利用するのは結構なことだが、それによって教育の内容をどう変えるのかという論議はまったく見えない。 同じような話は20年前からあり、当時の文部省は「教育の情報化」と称してBTRONという日の丸パソコンを全国に配布しようとしたが、まったく使い物にならなかった。90年代後半には「教育のネット化」と称して、フィルタリング・ソフトがたくさん開発されただけだった。今度の話も、電子書籍ブームに便乗して、デジタル教科書という名前の「官公需」を当てにして集まっただけではないのか。 特に気になったのは、ソフトバンクの提案だ。「全国2000万人の学生と教員全員に無料でiPadを配布する」と宣言して聴衆を驚かせたが、実態は「デジタル教科書のリース料

    「デジタル教科書」というバラマキ - 池田信夫
    HideAutumn
    HideAutumn 2010/08/02
    この記事は、ちょっと極端なところがある。SoftBankのくだりや教科書をばらまくだけでは意味がないというのはその通りだと思うが、教育の変革のために経済合理性の観点から話を進めるのはちょっと違う。
  • 乗り超えられない単純さ - ハイエク『哲学論集』

    ★★★★☆(評者)池田信夫 哲学論集 (ハイエク全集 第2期) 著者:ハイエク 販売元:春秋社 発売日:2010-07 クチコミを見る 哲学論集といっても、ハイエクの哲学的エッセイは(よくも悪くも)わかりやすい。ポストモダンのような博引旁証のレトリックはなく、出てくるのはアダム・スミスやヒュームぐらいで、ドイツ観念論の系列はほとんど出てこないし、20世紀の主流だった現象学や構造主義はまったく出てこない。「ハイエクの自由主義はカントに似ている」というジョン・グレイの評価に対して、ハイエクは「私はカントをほとんど読んだことがない」と答えている。 もちろんこれは彼の哲学的な価値を下げるものではなく、真にオリジナルな思想はそれ自体の力で立っている。彼の代表作ともいうべきノーベル賞講演では、新古典派的な合理性の傲慢を批判し、無知こそが経済学の出発点だと語っている。これは1930年代から変わらぬ彼の信

    乗り超えられない単純さ - ハイエク『哲学論集』