佐賀県の武雄市長が、武雄市立図書館の企画・運営に関するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)との提携基本合意についての会見を行って話題になっていますね。 Ustreamでの配信 TSUTAYAの運営会社であるCCCを指定管理者に指定して、代官山TSUTAYAのような市立図書館を作ろうという構想です。 会見に対して小さい突っ込みをすると、書籍販売会社が図書館の指定管理者となるのは初めてであるとの発言がありますが、実際には丸善や紀伊國屋書店が既に参入していますよね。丸善さん、紀伊國屋書店さん、もっと存在感増さないと(笑)! ですが、この会見でそれより何より問題なのは、図書館カードとしてのTカード使用(Tカードへの全面移行)と貸出履歴を蓄積してのリコメンド機能。市長は、「図書館の貸出履歴は個人情報ではない」という認識で、貸出票の中にあなたへのお薦め本が印刷するといったアイデアを出す