無料通信アプリ大手のLINEが、15日、東京証券取引所に株式を上場し記念の式典が行われました。初日の終値をもとにした時価総額は9100億円余りとなり、ことしに入ってから最大の上場となりました。 取り引きは午前9時に始まりましたが買い注文が集中してなかなか値がつかず、午前10時半すぎ売り出し価格を1600円、率にして48%上回る1株4900円で最初の値がつきました。その後は次第に売り注文が増え、結局、15日終値は4345円でした。 初日の終値に発行済みの株式総数をかけた時価総額は9100億円余りとなり、ことしに入ってから最大の上場となりました。会社によりますと、サービスを開始してから5年で利用者は国内で6070万人、全世界で2億1840万人にのぼるということです。 LINEは14日、ニューヨーク証券取引所にも株式を上場し、日本とアメリカの同時の上場で会社の知名度をあげるとともに、調達する資金