国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のグランディ高等弁務官は21日、中東地域やアフリカの難民への資金援助について「中国やほかの東アジアの国に、多額の資金援助国である日本を見習うようにと話している」と述べた。滞在先のカナダのオタワで記者会見した。ロイター通信が報じた。 昨年の日本のUNHCRへの拠出額は1億7350万ドル(約190億円)で国別4位だったのに対し中国は約94万ドルにとどまっていた。韓国は約1600万ドルだった。 グランディ氏は今月上旬、日本を訪問し安倍晋三首相と官邸で会談。安倍首相は、UNHCRによる中東地域やアフリカなどでの難民支援事業に計約130億円を拠出すると伝えていた。(共同)
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