タグ

ブックマーク / blog.tinect.jp (173)

  • エライ人が、勉強しない。なんとかしてくれ。

    ウチはねえ……上が動かないからなぁ……と、担当者は困っている。 あるお菓子メーカーで、旧来のマーケティングに加えてSNSによるマーケティングを担当者が提案したところ、ろくに企画書も見ずに反対をされたと担当者は言う。 「大したコストでもないです、まずやって見てから、効果のほどをご判断いただきたい」 と熱意を込めて言ったが、 ・前例がない、自社の文化にそぐわない ・リスクがある、炎上したらどうするんだ ・費用対効果が見えない など、様々な理由をつけて企画は上に却下される。 担当者は「完全に予測はできないし、難癖つけようとすればいくらでも突っ込めるから……。この分だと、競合がやるまでウチはやらないでしょうね」と諦め気味だ。 「伝え方がまずいんじゃないの?」と、知人が指摘するが、担当者は人当たりの良い方なので、上司に嫌われているとも思いにくい。 「前から噂で聞いてはいたんだけどね、うちの役員、新し

    エライ人が、勉強しない。なんとかしてくれ。
    Hiro_Matsuno
    Hiro_Matsuno 2017/01/13
    面白いものしか興味がない経営者が一番大変。 なんでもyes。 ほんま困らさせた。 携わったプロジェクト全て失敗の記録保持者。
  • 「やりたいことがない人」がなぜ、企業にとって魅力的な人材ではないのかを説明する。

    スタートアップの有能な経営者や、大手企業の上級管理職など、大きな仕事を試みる人たちが抱えている最も大きな課題の1つは、「人材の確保」である。 自分の事業のために働いてくれる多数の協力者を探すことなく、成功をおさめることはできない。だから、仕事の話には必ず「いい人はいないかね」という話がついて回る。 問題は、有能な人は圧倒的に絶対数が少ないことだ。実際、「よい人材の確保ができないので、事業の成長が遅れている」といったことは日常茶飯事である。 だが一方で、疑問も残る。 それは、「いい人とは一体、どのような人なのだろうか」という疑問だ。 「いい人」は非常に抽象的な表現であり、今ひとつ実感を伴わない。私も「いい人」が何を示すのか、永らく疑問だった。 だが最近、「いい人」に共通する1つの重要な資質を発見した。 それは「野心」である。 いい人は、「野心」が大きく、その質が高い。 野心を所持していること

    「やりたいことがない人」がなぜ、企業にとって魅力的な人材ではないのかを説明する。
  • 努力できる人と、そうでない人の考え方のちがいとは。

    出典:「努力する人」と「努力できない人」の6つの大きなちがい 漫画:眞蔵修平 website:http://www.matthewroom.com/ Twitter:https://twitter.com/makurashuhei Facebook:https://www.facebook.com/makurashuhei 努力できる人とできない人は、「能力」が異なるのではなく「考え方」が異なる。実際、能力の高低にかかわらず、努力を続ける人達がおり、現場ではそのような人たちが結果を出していた。 では、その「考え方」のちがいはどこにあるのか。それは大別すると6つある。 1.努力とは、精神論でなく、方法論である 努力をする人々は、「きついことを何とかしてこなそう」とするのではなく、「どうやって楽に継続するか」を考える。良い意味で、自分を信用していないので、努力を仕組み化する。 例えば、「家に帰

    努力できる人と、そうでない人の考え方のちがいとは。
  • 価値を生み出せる人間と指示待ち人間の違いは何か

    最近、子育てについての学術書を読み込んでいた。 アメリカではイノベーションと科学が国としての大きな成長産業となっており、どのようにしたら天才児を上手く生み出せるのかについての研究が非常に熱心に行われている。そのいくつかは僕達も翻訳で読むことができる。 それらを読み込んでいったところ、ほぼ全てので幼少時教育の重要事項としてあげられていた点が1つだけあった。今日はその事について書いていこうと思う。 自由の使い方 「明日から3日の間、自由にしていいよ」と人に言われたとして、あなたは何をするだろうか。好きなだけ寝る?映画を見に行く?漫画を読む? たぶんほとんどの人がこういった消費的な娯楽を選択するんじゃないかと思う。「よーし明日から前からやりたかった研究テーマについて徹底的に取り組むぞ」なんていう人は非常に稀だろう。 改めて自らを省みて欲しいのだけど、僕を含めて多くの人は「当にやりたくてやりた

    価値を生み出せる人間と指示待ち人間の違いは何か
  • 子どもを叱る時と部下を叱る時の「適した叱り方」は大体共通している気がします

    どうも、しんざきでございます。これを皆さんが読むころには、すでに新年でしょうか?あけましておめでとうございます。今年も適当によろしくお願いします。 さて。新年っぽい話では全然ないんですが。「叱り方」についての話です。 昔から私、誰かを叱るのってあんまり好きじゃないんですよ。好きな人の方が少ないかも知れないですけれど。 仕事でチームリーダーをやり始めた時、上司からは「叱り方を覚えろ」ってよく怒られましたし、来部下を叱らなくてはいけないところで叱れず、チームの士気を下げてしまうことも結構ありました。すいません。 ただ、子育てを始めると、否応なく子どもを叱らなくてはいけなくなります。子どもは、まだ行動の規範を持っていません。だからいわゆる「やってはいけないこと」「やって欲しくないこと」を片っ端からやってしまいます。それを「叱る」という行為で指摘してあげないと、子どもの社会規範は永遠に形成されま

    子どもを叱る時と部下を叱る時の「適した叱り方」は大体共通している気がします
  • 考えるな、マネをせよ。

    出典:自分の頭で考えるな。マネをせよ。 漫画:眞蔵修平 website:http://www.matthewroom.com/ Twitter:https://twitter.com/makurashuhei Facebook:https://www.facebook.com/makurashuhei 我々にとっては「知っていること」よりも、「知らないこと」のほうがはるかに重要だ。 例えば、「科学革命」は人間が自分たちの無知を自覚した時に始まった。 私はまだこれについて知らない、私はこれについて意見を持てない、そういう認識が、我々を高める。多様な見方を取り込もうと努力することにつながる。 それなのに、「自分の頭で考えよう」なんて、バカのやることだ。でなきゃ、「自分を賢く見せようとしてるだけの安っぽい人間」である。 マネがきちんと出来るようになって、一人前になる。さらにそれから上を目指すとき

    考えるな、マネをせよ。
  • 「小さくて良い会社」をどうやって探すか。

    年末となり、そろそろ真剣に就職活動について考えている学生の方が増えているようである。 そして、学生たちに話を聴くと、特に見栄えのする学歴を持っている学生ほど「大手に行きたい」という志向が強いと感じる。 たしかに、マイナビの調査によれば、近年では「大手」で、かつ「安定している会社」を志望する学生が増えているという (2017年卒マイナビ大学生就職意識調査:http://www.mynavi.jp/news/2016/04/post_11203.html)。 何が正解かわからない今、少しでも安定を求める気持ちは分からないでもない。 だが、よくよく学生たちに突っ込んで話を聴くと、当に「大きな会社」に行ってしまってよいのかどうか彼らも迷っていることがよくわかる。 彼らとて「単に大きい会社にいければ良い」とは思っておらず、彼らなりに真剣に考えている。 それでも「大手」という人が多いのは、結局のとこ

    「小さくて良い会社」をどうやって探すか。
  • 「仕事ができて、とても怖い上司」について詳しく。

    昔、教科書にヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」という物語があった。ひどく衝撃的な物語であったことをよく憶えている。 主人公の「ぼく」は蝶・蛾集めに夢中になっていた普通の少年だ。 一方で、隣に住んでいる「エーミール」は、品行方正な模範的少年であり、また蝶の収集についても高い技術を持っていた。 ある日、彼に「ぼく」が捕まえた珍しい蝶のコレクションを見せたところ、「扱いが酷い」とひどく批判されたことから、「ぼく」はもう二度と「エーミール」に蝶を見せないと決めたが、その劣等感は消えることがなかった。 暫く後、エーミールがとても珍しい蛾をさなぎからかえした、といううわさを聞き、「ぼく」はエーミールの家を訪ねたが留守だった。彼の部屋に入ると美しい標が並んでおり、迷った挙句「ぼく」は思わず盗みを犯してしまった。 良心の呵責に負け、思い直してそれを返しに行くのだが、すでに標は壊れており彼に謝り、自

    「仕事ができて、とても怖い上司」について詳しく。
  • 高クラス労働者と、低クラス労働者のちがいを6段階で説明。

    労働市場では、だれしもが自分に価格がつく。 ひょっとしたら「人に価格がつく」のは正確な言い方ではないかもしれない。我々は奴隷ではないので、「自分の労働力」に対して価格がつく、と言い換えるべきだという方もいるだろう。 ただいずれにせよ、私たちのほとんどは自分の人生の時間を誰かに提供して、見返りとして金銭を得る。それが「労働市場」の中にいることの証だ。 ところが市場の真っ只中にいるにも関わらず、 「自分の労働力の価値がどの程度なのか」 を把握できていない方は多い。 「自分の価値くらいわかっているよ。年収◯◯万円だよ」という反論をされる方もいるだろうが、私がいいたいのは「給料」の話ではない。 給料は一企業がある労働者に支払っている金額のことであるから、労働力の価値を正確に反映しているわけではない。あくまでも目安であり、現状が過剰に評価されている人もいれば、過小評価されている人もいるのだ。 では自

    高クラス労働者と、低クラス労働者のちがいを6段階で説明。
  • 会話のうまい人とそうでない人の決定的な差がどこにあるか、ようやくわかった

    公私共に、会話のうまい人を、たくさん見てきた。会話はコミュニケーションの基礎であり、また終着点でもある。上手であることに越したことはない。 ではどうすれば、会話が上手い人、あの人と話すのが楽しいね、と言われる人になり得るのだろうか。 一説によれば「聞き上手となるべき」という人がいる。ウンウン、と相手の話をよく聞き、相手に気持ちよく喋ってもらうことに注力せよ、という。 しかし最近、それはどうも違う、と感じることもある。聞き上手であることは特定のシーンにおいては重要なのだが、必ずしもそうではない。 例えば私は普段「聞き上手」の人をあまり求めていない。 なにか観察されているのでは、と勘ぐってしまうからなのだが、むしろ話上手、と言われる人の方が与しやすく、会話も続くのだ。 また、世の中に散らばる「会話のしかた」は、いかにもマニュアル的で個別のシーンで使い勝手が悪い。だから最近まで私は「会話に王道な

    会話のうまい人とそうでない人の決定的な差がどこにあるか、ようやくわかった
  • とにかく始めてしまう人、の5つの特長

    出典:とにかく始めてしまう人、は何がちがうのか。 漫画:眞蔵修平 website:http://www.matthewroom.com/ Twitter:https://twitter.com/makurashuhei Facebook:https://www.facebook.com/makurashuhei とにかく始めてしまう人と、何もしない人の考え方は以下の5点において異なる。 結果指向ではなく、プロセス指向 普通の人は結果を恐れて踏み出せなかったり、得られるメリットがそれほど大きくないと考えて実行を躊躇する。実行する人ももちろん結果を求めるが、その過程、プロセスにも楽しみがあると考えるので、結果は比重が下がる。 備えるのではなく、対応する 普通の人は「困るのが嫌なので、いろいろ備えなければならない」と備えが万全になるまで実行を躊躇してしまう。実行する人は「困ったら、その時対応すれ

    とにかく始めてしまう人、の5つの特長
  • 「手が動かせない人」への処方箋

    ところで私は、かつて「手を動かさない人」でした。 仕事にせよ、勉強にせよ、創作にせよ、音楽にせよ、どんなことでも「ごちゃごちゃ考えているより、まずやってみて場数をこなした方がスキルは育つ」というのは、大体の場合で当てはまる普遍的なセオリーであると思います。 ゲーム開発、アプリ開発なんかでも、実績を残している人はみんな「いいからまずやってみろ」って言いますよね。 手を動かすこと、超大事です。手を動かすことによって、課題が生まれ、自信が生まれ、ノウハウが蓄積されていく。頭で考えているだけでは何も始まりません。考えたものは、出力しなくてはいけません。 ところが、世の中には「手を動かさない人」がいます。取り敢えずやってみろ、というアドバイスを受けつつも、なかなか「取り敢えずやってみる」という実施タームに移れない、もしくは移らない人ですね。先日、Books&Appsさん内でもそれについての記事が掲載

    「手が動かせない人」への処方箋
  • 有能な人たちが「働きたくない」と嫌がる会社の特徴。

    一つの会社に所属している会社員の時には気づきにくかったが、世の中には有能な人々が数多くいる。 一流の技術者。 一流のマーケターであり、ライターの彼女。 別の彼は、データ分析を専門とする。 人工知能の専門家。 保険とファイナンスのプロ。 彼らはフリーランス、経営者、会社員としてそれぞれ活躍している。 一見バラバラの経歴と所属ながら、彼らは「知識労働者」という共通点がある。自らの知識と手腕によって成果を出すことで、組織やプロジェクトに貢献している。 そして、彼らの考え方は驚くほど共通項がある。彼らが「働きたい」という会社は様々なのだが、「絶対にこの会社では働きたくない」ということはほぼ共通しているのだ。 有能な知識労働者に嫌われてしまう企業は、一流の人達を惹きつけることができない企業であり、衰退する会社だ。 奇しくもピーター・ドラッカーは1972年に既にこの状況を予言していた。※1 彼ら(知識

    有能な人たちが「働きたくない」と嫌がる会社の特徴。