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ブックマーク / withnews.jp (25)

  • グーグル新機能「医療情報パネル」とは 踏み込んだ検索最大手の課題

    検索サービス最大手のGoogleは4月26日、医療分野の日語の検索結果に「医療情報パネル」を表示することを発表しました。「喘息」「インフルエンザ」「貧血」などの一般的な疾患について検索すると、検索結果の上部に疾患の概要、症状、治療法が表示されます。 膨大な表示回数が見込まれ、「日最大級の医療情報サイトが誕生することになる」と専門家。日において「ネットの医療情報」は厳しい目が向く分野であり、新しい課題も指摘されました。(朝日新聞デジタル機動報道部・朽木誠一郎) 4月26日、検索サービスGoogleで「インフルエンザ」と検索した結果が、これまでと大きく変わりました。目立つ場所に整理された病気についての説明が表示されるようになったのです。 これは同サービスを運営するグーグル社が制作した「医療情報パネル」。他にも多数の病気の検索結果について、同様の情報が表示されます。 医療情報の優先表示の導

    グーグル新機能「医療情報パネル」とは 踏み込んだ検索最大手の課題
  • 「ADHDは個性と思わない」小島慶子さんが痛感する励ましの難しさ

    40歳を過ぎてから軽度のADHD(注意欠如・多動症)と診断された小島慶子さん。自らを「不快なものに対する耐性が極めて低い」「物音に敏感で人一倍気が散りやすい」「なんて我の強い脳みそ!」ととらえる小島さんが綴る、半生の脳内実況です! 今回は、小島慶子さんがマジョリティとマイノリティ、それぞれの立場にあるときの言葉に対する感受性について綴ります。 (これは個人的な経験を主観的に綴ったもので、全てのADHDの人がこのように物事を感じているわけではありません。人それぞれ困りごとや感じ方は異なります) なぜ私は「ADHDは個性」とは考えないのか ネットなどでチェックリストを見て、自分もADHDかもしれないと思ったことのある人もいるかもしれませんね。なんだか個性派の証しのような気がして、「自分も多分あれだと思う」と自己診断で周囲に話している人もいるでしょう。 ADHD発達障害の一つです。発達障害は先

    「ADHDは個性と思わない」小島慶子さんが痛感する励ましの難しさ
  • 育児雑誌が発する〝有用であれ〟ホームレス差別発言から考える子育て

    育児雑誌における『有用であれ』というような能力主義的なメッセージは、2000年代以降、その強調に拍車がかかってきたと思います」と専門家は指摘します(画像はイメージです) 出典: Getty Images 「見えない統制」という子育て 育児雑誌の能力主義的なメッセージ #役に立つの呪縛 ご意見お寄せ下さい 「ホームレスの命はどうでもいい」――。今年8月、ユーチューバーが差別発言し、謝罪動画を公開しました。しかし、それ自体にも疑問が呈されました。 動画は「頑張っている」ホームレス状態の人がいるにもかかわらず、差別発言をしてしまったという内容でした。「努力すること」が生きる資格とも取られかねない、と指摘されたのです。根底には、「有用であるべきだ」という他者に対する呪縛があるように思いました。 私は違和感を覚えました。しかしながら、同僚に「『人の役に立たなきゃ』みたいな焦り、ありませんか?」と問

    育児雑誌が発する〝有用であれ〟ホームレス差別発言から考える子育て
  • やっぱり「野党側の問題」だったことが、世論調査でも明らかに

    自民の勝利、「よかった」47% 参院選の野党一化、半数が否定的 立・共協力 外交・安保の違いに厳しく 10月の衆院選。野党第1党の立憲民主党は、公示前の議席を13も減らして大敗し、枝野幸男代表が辞任を表明しました。衆院選では初めて共産党などとの「野党共闘」を進め、全体の4分の3の選挙区で候補者を一化しましたが、有権者の支持は集められませんでした。朝日新聞社が11月6、7日に実施した全国世論調査(電話)で、選挙結果への有権者の受け止めを探ってみました。 (朝日新聞記者・磯田和昭) 自民の勝利、「よかった」47% 今回の衆院選では、自民党が過半数(233)を大きく超える261議席を獲得しました。このことについて、「よかった」と思うか、「よくなかった」と思うか聞いてみました。「よかった」という人が47%で、「よくなかった」と答えた人が34%でした。 自民支持層は「よかった」が84%と結果を歓

    やっぱり「野党側の問題」だったことが、世論調査でも明らかに
  • 高校生がゼネコン社長に手紙を書いたら…役員にすぐ共有、思わぬ返事

    あきらめなかった研究 みんな心を動かされた 基礎研究こそ大きな力 「私は中学3年から今まで、金属球の転がり摩擦という基礎物理分野の実験を続けております」。大手ゼネコンの竹中工務店の社長あてに手紙を書いた高校生がいます。全国の高校生・高専生による科学技術のコンテストで竹中工務店賞を受賞し、お礼を伝えるためでした。書いた手紙がもたらした思わぬ展開を取材しました。 あきらめなかった研究 手紙を書いたのは、東京都町田市の玉川学園高等部3年の浅倉ゆいさん(17)。浅倉さんは昨年12月にあった第18回高校生・高専生科学技術チャレンジ「JSEC2020」(朝日新聞社、テレビ朝日主催)で、竹中工務店賞を受賞しました。 テーマは「レールの上を転がる球の摩擦力の研究」です。物理の教科書には摩擦係数は速度に依存しないとあるのに、実際に球を転がして計測すると速度で摩擦係数が変化してしまうのはなぜか。その原因を探ろ

    高校生がゼネコン社長に手紙を書いたら…役員にすぐ共有、思わぬ返事
  • 消えたたばこCM、ネットで流れる理由 「二つの基準」へのモヤモヤ

    テレビから姿を消したたばこのCM。それが今、ネットテレビで盛んに放送されています。なぜ可能なのかと調べてみると、業界の定める「二つの基準」の存在、そして「『たばこ』ではなく『デバイス』」という業界側の論理が浮かび上がってきました。(朝日新聞デジタル機動報道部・朽木誠一郎) ネットで地上波テレビ番組のアーカイブを視聴できる無料サービス「TVer」を観ていたときのことです。 民放キー局5社が番組を提供し、月間アクティブユーザー数は2021年3月時点で約1700万、再生数は約1億8000万回と人気のこのサービス。その中で、繰り返し放送されるある広告が目につきました。 「ながらーにPloom」 目を引くイラストと印象的なメロディ。それが何度も何度も放送されるのです。 Ploomという言葉は聞いたことがあります。たしか、これは日たばこ産業(JT)が販売する加熱式たばこのブランドだったはず。 試しに

    消えたたばこCM、ネットで流れる理由 「二つの基準」へのモヤモヤ
  • 首相も「承知してない」デジタル化の〝落とし穴〟教えてくれたのは…

    官邸前で続いた400回 無罪でも蓄積されるデータ 菅さんが承知していなかった〝落とし穴〟 【金曜日の永田町(No.21) 2021.03.27】 過去最大となる106兆円の2021年度予算が成立し、国会では、これからの社会のあり方を規定するデジタル化関連の法案の審議に中心が移ります。菅義偉首相肝いりの法案ですが、権力側の都合で進むのではなく、市民や時代の要請に対応した政治のあり方にしていくためにはどうしたらいいのか――。朝日新聞政治部(前・新聞労連委員長)の南彰記者が金曜日の国会周辺で感じたことをつづります。 官邸前で続いた400回 首都圏の緊急事態宣言が解除されて初めての金曜日となった3月26日。 首相官邸前には数百人が集まり、午後6時半から、太鼓のリズムにあわせたコールが始まりました。 「再稼働反対!」 「原発、いらない!」 400回目となる首都圏反原発連合(反原連)主催の「再稼働反対

    首相も「承知してない」デジタル化の〝落とし穴〟教えてくれたのは…
  • SEALDsとは何だったのか?「大半が年配の方でした…」デモ後の人生

    解散後も終わらなかった活動 政治参加する余裕がない現実 当事者に代わり声届ける決意 若者の政治離れ。そう言われる近年ですが、政治と若者が脚光をあびた時期がありました。2015年、安全保障関連法案などへの反対運動の中心には若者がいました。彼らや彼女らと同年代の記者(26)は、遠くからあの盛り上がりを眺めていた一人。なぜ運動にかかわり、今は何を思うのか。渦中にいた人に話を聞きました。(朝日新聞和歌山総局記者・滝沢貴大) 実際は大半が年配の方でした デモが盛り上がった2015年、記者はSEALDsの中心メンバーたちと同じ大学に通っていました。休日に彼らのデモに鉢合わせたこともあります。しかし、当時はどこか人ごとのように一連のニュースを見ていたように思います。むしろ、彼らのデモを「パフォーマンス過多だ」と決めつけ、どこか冷めて見ていた部分もありました。今となっては、もっと自分ごととしてニュースに向

    SEALDsとは何だったのか?「大半が年配の方でした…」デモ後の人生
  • 「けいけんち」の知られざる歴史 国民的ゲームが広めた新しい意味

    初代ドラゴンクエストで、戦闘に勝利した時の画面。敵を倒し「けいけんち」を獲得したことが分かる。この後、竜王を倒すまで、プレーヤーは何度も「けいけんち」という言葉を目にすることになる=© 1986 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved. 出典: 朝日新聞 「ボクです」 状況が一変した 「うれしいです」 みなさんは「経験値」という言葉を聞いて、何を思い浮かべますか? ロールプレイングゲームRPG)をする人なら、「キャラクターを成長させるために、敵を倒したり頼まれ事を解決したりして稼ぐあれでしょ?」と答えてくれるかもしれません。実は、今から40年ほど前には「経験値」という言葉自体、それほど知られていませんでした。「経験値」の源流をたどるため、国民的ゲームの生みの親をたずねました。(朝日新

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  • 菅さんの迷走に「議会運営のプロ」吉川議員がぶつけた静かな怒り

    議運プロが投げた基的な質問 昨年の国会会期は53% 「GoTo」1兆円の執行権の是非 【金曜日の永田町(No.11) 2021.01.09】 新型コロナウイルスの爆発的感染の受け、首都圏に緊急事態宣言が出されました。菅義偉首相は「1カ月後に必ず事態を改善されるために全力を尽くす」と約束。しかし、支援策は後手に回っており、国会冒頭に提出される補正予算案には、菅さんの判断を歪めてきた「Go To トラベル」の追加経費が1兆円超も――。朝日新聞政治部(前・新聞労連委員長)の南彰記者が金曜日の国会周辺で感じたことをつづります。 米議会の「暗黒の日」 緊急事態宣言の発令を控えた1月7日未明。アメリカの国会である連邦議会の議事堂に、トランプ大統領の支持者が乱入したというニュースが飛び込んできました。 この日は、民主党のバイデンさんが勝利した大統領選の結果を上院と下院の合同会議で確認する手続きが行われ

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  • 菅さんが会見で浮かべた笑み…パワハラ化する政治 遮断の言葉111回

    記者会見で浮かべた笑み レッテル貼りの末、独立要求 「抵抗力がなくなった末の独裁」 【金曜日の永田町(No.6) 2020.12.05】 安倍晋三前首相や自民党幹部に関連した東京地検特捜部の捜査が次々と報じられ、菅自民党に「黒い霧」がたちこめた1週間。そんななか、初めての臨時国会を終えた菅義偉首相が思わず浮かべた笑みに記者が感じたものは――。朝日新聞政治部(前・新聞労連委員長)の南彰記者が金曜日の国会周辺で感じたことをつづります。 「黒い霧」と「値下げの菅」 12月4日の金曜日。菅さんにとって初めてとなる臨時国会が事実上閉会しました。 「終息の見通しが立っていればまだしも、感染拡大の可能性が極めて高いという専門家の報告を聞くと、国会がここで閉会して、冬休みを取るわけにはいかない」 野党(立憲民主、共産、国民民主、社民の4党)はこの日午前、年末まで会期延長を求める動議を提出しましたが、与党の

    菅さんが会見で浮かべた笑み…パワハラ化する政治 遮断の言葉111回
  • 新しい立憲民主党には「期待しない」世論調査で厳しい結果が出た理由

    急上昇した自民支持率 新立憲への期待は…… 若年層の過半数が、比例区は「自民」 9月は7年8カ月ぶりに首相が交代する一方で、150人規模の野党も誕生しました。衆院議員の任期があと1年に迫り、次の総選挙の足音も聞こえてくる中、各党の勢いはどう変わったのか。朝日新聞社の世論調査から見てみました。(朝日新聞記者・君島浩) 急上昇した自民支持率 9月16、17日の世論調査で、自民党の政党支持率は41%に達し、7年3カ月ぶりに4割を超えました。2012年12月に民主党から政権を奪還して以降の世論調査(電話)で、自民党の支持率が最も高かったのは2013年3月の44%でした。その後4、5、6月と3カ月連続で41%を記録して以来の高い支持率です。 自民党の支持率は、内閣支持率とほぼ連動しています。2013年の春は、アベノミクスへの期待などで株高・円安が続いていた時期で、3月と5月の安倍内閣の支持率は65%

    新しい立憲民主党には「期待しない」世論調査で厳しい結果が出た理由
  • 小島慶子さんがふり返る「発達障害が知られていなかった時代」

    40歳を過ぎてから軽度のADHD(注意欠如・多動症)と診断された小島慶子さん。自らを「不快なものに対する耐性が極めて低い」「物音に敏感で人一倍気が散りやすい」「なんて我の強い脳みそ!」ととらえる小島さんが語る、半生の脳内実況です! 私と母という難儀な組み合わせ あとから考えれば、ADHDの特徴を持つ私と、物事を自己流に解釈して被害妄想を募らせてしまう傾向がある母との組み合わせは、かなりの珍道中というか、なかなかに難儀なものでした。幼い子どもにとって、親は世界のガイドであり翻訳者でもあります。ガイドが思い込みで説明をしたり、翻訳者が度を越した意訳をしたりすると、子どもは目の前の世界とのリアルな出会いを信じられなくなって、やがて親の作り上げた世界の中に暮らすようになってしまいます。母に限らず我が子への執着と世間に対する警戒心が強いほど、親の思い込みや意訳は多くなります。子どもが自ら世界に触れて

    小島慶子さんがふり返る「発達障害が知られていなかった時代」
  • ネットを荒らす魔物の正体 「まとめ職人」の限界と「note」の急成長

    膨大な情報に出会えるネットの世界を支えているのが、ユーザー自らコンテンツ制作に参加するUGC(UserGeneratedContents=ユーザー生成コンテンツ)です。多様なニーズを満たしてくれるUGCの仕組みですが、サービスを維持し発展するために数字を求めすぎるあまり誤った情報が発信される問題も起きてしまいます。2020年7月、キュレーションという新しい分野を切り開いた「NAVERまとめ」が9月30日にサービスを終了することが発表されました。その一方で急成長しているのが「note」です。変化の激しいネットの世界で起きた「選手交代」から、ユーザーの関心を集めることをゴールにした「アテンションエコノミー」の未来について考えます。(withnews編集部・奥山晶二郎) 「まとめ職人」一大ジャンルに 「NAVERまとめ」は、もともと、韓国のポータルサイトである「NAVER」の日版として始まりま

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  • コロナ前に戻りたい? 仕事に家族…非常時にはがされた「化けの皮」

    台風24号の影響で在来線がストップし、大勢の通勤客らで身動きの取れない状態となったJR新宿駅構内=2018年10月1日午前9時14分、東京都新宿区、松俊撮影 出典: 朝日新聞 リトマス試験紙だったコロナ禍 ますます試されていく「人間性」 もともと「遊動者」だった私たち 新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)は、この先何年も(ひょっとするとさらにもっと長期間にわたって)付き合わざるを得ない「日常風景」になりそうです。一時期は、「コロナが終わったら何がしたい」といった無邪気な声も聞かれましたが、「コロナありきの社会」へと考えをあらためなければならなくなりました。これを「悪夢」ととらえるのは簡単ですが、満員電車の通勤や、意味もなく続けていた会議の日々が「天国」だったのか、冷静に考え直す動きもあらわれはじめています。人間関係を「見切る」「差し引く」きっかけとしてのコロナについて考

    コロナ前に戻りたい? 仕事に家族…非常時にはがされた「化けの皮」
  • スマホのケース、なぜiPhone用が充実 悲しきAndroid民

    2019/10/30 取材リクエスト内容 ムンク展でもだったのですが、 何故、名だたる大規模美術展で販売されているスマホケースはIPHONEのばかりなのでしょうか? ハプスブルク展でもそうでした。 のだめ 記者がお答えします! グーグルの「Android」を搭載したスマートフォン用のケース、アップルの「iPhone」用のケースと比べると、あまり優遇されていないのはなぜでしょうか。Androidを愛用する記者は気になっていました。何かの限定グッズでも、自分の機種のケースに出会えることは、めったにありません。その理由を調べてみました。(朝日新聞デジタル編集部・影山遼)

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  • 安倍首相“支持者”も許していない「手記」のこと 世論調査が示す熱

    改ざん問題「再調査を」 2年前の世論調査も「決着ついていない」 「再調査」拒む政府 学校法人森友学園(大阪市)への国有地売却と財務省の公文書改ざん問題で、自殺した同省近畿財務局の職員が書き残した手記が3月に公表されました。問題の発覚から2年。安倍首相は終わったことにしたいようですが、真相究明を求める世論は、いまも冷めていないようです。(朝日新聞記者・磯部佳孝) 財務省近畿財務局の赤木俊夫さん(当時54)が自殺したのは、公文書改ざんが発覚した2018年3月のことでした。 上司から改ざんするよう強要されたなどとして、赤木さんのは、国と佐川宣寿・元同省理財局長に計約1億1200万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こしました。訴訟の第1回口頭弁論の期日は、5月27日に指定されています。 赤木さんが残した手記や遺書には、決裁文書の修正は佐川氏の指示で、近畿財務局の現場職員の抵抗にもかかわらず行

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  • 「オーバーシュート」日本で暮らす外国人も「意味がわからん」

    3月25日、緊急記者会見をした東京都の小池百合子知事は「オーバーシュート(患者の爆発的急増)を防ぐためには、都民のみなさまのご協力が何よりも重要」「何もしないでこのままの推移が続けばロックダウン(都市の封鎖)を招く」と話しました=田辺拓也撮影 出典: 朝日新聞 辞書(じしょ)には載(の)っていない日語(にほんご)、日語(にほんご)学校(がっこう)では習(なら)わない日語(にほんご)があります。最近(さいきん)は、新型(しんがた)コロナウイルスのニュースでもよく難(むずか)しい言葉(ことば)を聞(き)きます。「ロックダウン」「クラスター」……実(じつ)は日人(にほんじん)でも、なかなか分(わ)かりません。「オーバーシュート」は日(にほん)以外(いがい)で聞(き)いたことがないという人(ひと)もいます。日語(にほんご)にまだ慣(な)れていない人(ひと)にも、誰(だれ)にでも分(わ)

    「オーバーシュート」日本で暮らす外国人も「意味がわからん」
  • 「不要不急」と言われた博物館長の胸の内「社会のおまけじゃない」

    新型コロナウイルスによって使われるようになった言葉に「不要不急」があります。真っ先に挙げられた施設の一つが美術館や博物館です。在宅ワークやオンライン会議などが推奨される中、実際に足を運んでもらうことで成り立っていた場所で働く人はどんな思いでいるのでしょうか? 「命を守ることは当然であり、休館再開のめどがたたないことは了解しています。その上で、みんな、自分で考えなくなっているのが気がかりです」。誰も来なくなった館内で取材に応じてくれた日新聞博物館の館長、尾高泉さんに緊急事態宣言が出る前の3月30日に話を聞きました。 「不要不急の用事に……」 日新聞博物館は、集団感染が起きた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号が停泊していた横浜港の近くにあります。 「2月のはじめごろ、休憩中に桟橋から船をよく見ていました。身近ではありましたが、その頃はまだ、ひとごとという感じでした」と振り返ります。

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  • 退職エントリ100本読んでみた はてブからnoteへ「就職裏面史」

    【2003年から2007年】創世記 【2008年から2012年】拡散期 【2013年から2017年】成熟期 転職の季節でもある年度末、ネット上で「退職エントリ」を見かけることは珍しくなくなりました。IT業界を中心に2005年ごろから書かれはじめたと言われる退職エントリ。いったいどんな人が、どんな思いで書き連ねてきたのか。時代を映し出す退職エントリを100読んで見えたのは「日の会社員の裏面史」でした。(櫻井紫乃) ■【2003年から2007年】創世記「日常の延長」 2003年はブログ元年といわれ、「はてなダイアリー」や「livedoor Blog」、「Seesaa Blog」、「ココログ」などのサービスが広まりました。 発信の主体がメディアだけでなく個人に拡大しはじめた時代だと言えます。 その代表が「ブログの女王」こと眞鍋かをりさんです。「日常」をおもしろおかしくつづった文章は、多くの読

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