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ブックマーク / zenn.dev/uki00a (9)

  • Denoのフロントエンド開発の動向【2023年夏】

    半年程前に、以下のような記事を書きました。 この記事では、上記の記事から半年程の間で起きたDenoでのフロントエンド開発に関して影響がありそうな内容などをまとめていきます。 Deno体のアップデート node:URLのサポート Deno v1.30でNode.js組み込みパッケージのimportがサポートされています。 import { EventEmitter } from "node:events"; const emitter = new EventEmitter(); 後述するesm.shの?target=denonextなどと併用すると、効果を発揮しそうです。 注意点として、node:を付与しなければNode.js組み込みパッケージは読み込むことができません。具体的には、以下のような読み込み方はサポートされていません。

    Denoのフロントエンド開発の動向【2023年夏】
  • Deno v1.32でKVストアが実装されました

    概要 先日、Deno v1.32がリリースされました。 このリリースでは、Deno体にSQLiteベースのキーバリューストアが実装されています。 この記事では、このキーバリューストアの概要などについて紹介いたします。 基 まず、このキーバリューストアの基について紹介いたします。 サンプル Deno.openKvというAPIが新しく追加されています。(このAPIの利用には--unstableの指定が必要です) このAPIを呼ぶことで得られるDeno.Kvオブジェクトを使用してデータベースを操作します。 const kv = await Deno.openKv(); // キーの検索 const result = await kv.get(["key"]); assert(result.key.length === 1); assert(result.key[0] === "key");

    Deno v1.32でKVストアが実装されました
  • 2022年のDenoの変更点やできごとのまとめ

    Denoアドベントカレンダー 25日目の記事です🎅 この記事では、2022年にDenoに関して起きた出来事や大きな変更点などをまとめます。 Denoの今後の方針について 今年の8月にDeno公式から今後の開発方針などが発表されました。 具体的には、以下の点などに注力していくことが発表されています。 Node.jsとの互換性の向上 パフォーマンスの向上 開発体験の向上 それぞれの詳細については後ほど紹介いたしますが、これらの方針を実現するために、Deno体へのnpmパッケージサポートや新しい高速なHTTPサーバの導入などが実施されました。 Deno体のアップデート npmパッケージがサポート Denoでnpmパッケージが利用できるようになりました。 以下のように、npm:<パッケージ>@<バージョン>のような形式でimport文を記述することでnpmパッケージを利用できます。 // @

    2022年のDenoの変更点やできごとのまとめ
  • Denoのフロントエンド開発の動向【2022年春】

    半年程前に、以下のような記事を書きました。 Denoでのフロントエンド開発に関して、ここ半年程でまた大きな動きがあったため、改めてまとめていきたいと思います。 Aleph.js v1.0.0のアルファバージョンがリリース Deno製のフレームワークであるAleph.jsのv1.0.0 アルファバージョンが公開されました。 現在、v1.0.0のリリースに向けて積極的に開発が進められています。 Aleph.jsやesm.shなどの作者であるJe Xia氏がDeno社に加わったこともあり、ここ半年で大幅に開発が進んでいる印象です。 また、Aleph.jsは元々はNext.jsに影響を受けたフレームワークという位置づけでしたが、ここ最近ではRemixなどのフレームワークの影響も徐々に受けているような印象を感じています。 ここでは、Aleph.js v1に向けて行われている大きな変更などについて解説

    Denoのフロントエンド開発の動向【2022年春】
  • 2021年のDenoの変更点やできごとのまとめ

    Deno Advent Calendar 18日目の記事です。 この記事では2021年にDenoに関して起きた変更やできごとなどについてまとめます。 Denoランタイムに関する変更点 --no-check=remoteのサポート --no-checkオプションでremoteを指定すると、リモートモジュール(http:またはhttps:で始まるモジュール)の型チェックを無効化できるようになりました。

    2021年のDenoの変更点やできごとのまとめ
  • Denoのフロントエンド開発の動向【2021年秋】

    半年ほど前にDenoフロントエンド開発についてまとめた以下のような記事を書きました。 ここ半年程でまた色々と変化があったため、改めてまとめてみます。 要約 DenoにNode.js互換モードが実装されました Aleph.js v0.3 betaがリリースされました Freshやpackup, Ultraなどの新しいフレームワーク/ツールが登場しました SnelによってSvelteアプリが作れるようになりました vnoがSSRやSSGなどをサポート VelociraptorがGit hooksをサポート npmパッケージとの相互運用性について Node.js互換モード Deno v1.5でNode.js互換モードが実装されました。 現時点でもexpressやkoaなどのパッケージがある程度動作するようです。 現在、このNode.js互換モードを使用して、ViteやNext.jsなどを動かす

    Denoのフロントエンド開発の動向【2021年秋】
  • DenoのWeb Storage APIサポートとその将来について

    はじめに Denoはv1.10からWeb Storage APIをサポートしています。 この記事ではDenoにおけるWeb Storage APIのサポートについて解説します。 前提 この記事はDeno v1.14を想定して記述されています。 基的な使い方 localStorage まず、localStorageの使い方について解説します。 localStorage.setItem("foo", "bar"); console.assert(localStorage.getItem("foo") === "bar"); console.assert(localStorage.length === 1); localStorage.clear(); console.assert(localStorage.length === 0);

    DenoのWeb Storage APIサポートとその将来について
  • Denoのフロントエンド開発の動向【2021年春】

    はじめに ここ最近、Denoフロントエンド向けのエコシステムについて、色々試してみたり、調査などをしていました。 そこで、この記事では、2021年現在のDenoフロントエンド開発の状況であったり、所感などについてまとめます。 フレームワークについて Node.jsにおけるフロントエンド開発では、以下のフレームワーク[1]が使われることが多いと思います。 React Vue.js Preact これらのフレームワークは、すでにDenoでも動作します。 またこれらをベースにしたフレームワークがいくつか開発されています。 Aleph.js Aleph.jsはNext.jsに影響を受けたReactベースのフレームワークです。 以下のような機能が提供されています: HMRをサポートするdevサーバを提供 ファイルシステムベースのルーティング SSR/SSGをサポート CSS Modules 開発

    Denoのフロントエンド開発の動向【2021年春】
  • Denoからnpmパッケージを使用するノウハウ

    このページの内容は古くなっています。 最新の情報については、以下のページを参照いただければと思います。 https://zenn.dev/uki00a/books/effective-deno/viewer/how-to-use-npm-packages DenoJavaScript/TypeScriptランタイムであるため、既存のNode.jsやブラウザの資産をある程度活かすことができます。 この記事では、Denoからnpmパッケージを使用する際のノウハウについて、パッケージの種別ごとに解説します。 DenoとNode.jsの両方をサポートするパッケージ Node.jsとブラウザの両方で動作するパッケージ CommonJS形式で配布されているパッケージ Node.jsのAPIに依存するパッケージ DenoとNode.jsの両方をサポートするパッケージ npmパッケージの中にはDeno

    Denoからnpmパッケージを使用するノウハウ
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