1983年の有馬記念を制したリードホーユー(牡29)が18日に繋養先の北海道・野付ライディングファームで骨折のために安楽死となっていたことが19日、わかった。 同ファームの日記によると、リードホーユーは朝、厩舎で起立不能状態になっており、右後脚の球節を骨折していることわかったため、安楽死の処置が取られたという。 リードホーユーは現役時代、栗東・服部正利厩舎に所属。クラシックでは菊花賞で三冠を達成したミスターシービーの4着に終わったが、次走の有馬記念では先行策で当時の古馬最強のアンバーシャダイを完封。大レースで初の重賞制覇を飾ったが、このが現役最後のレースとなった。種牡馬を引退したあとは功労馬として同ファームで余生を送っていた。