人は、自分が置かれた状況を通して様々なことを感じたり考えたりしています。今回は、いじめに関係する状況で子どもが何を考えているのかについて理解してみましょう。 ▼いじめを放置されている子どもに生じるネガティブ思考 最初に、いじめが放置される経験を通じて子どもに身につく思考をリストアップしてみます(荒川の執筆中の研究論文より)。 本当の私を知ってしまったら,私の好きな人はみんな,私から離れてしまうだろう。 私をいつくしんでくれたり、その人生を共有してくれたり、また私に起こるすべてのことを深く気にかけてくれる人はいなかった。 勉強や仕事では,ほとんとんどの人たちより知的に劣っている。 人から意図的に傷つけられるように感じることがあるので,他人の前では心を開けない。 このような思考が、ほとんど生涯にわたってその人に付きまとうようになるのが「いじめの被害」の本質だと、私は考えています。 例として4つ
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