ゴールデンウィーク中、JCOMでたまたま「アルプスの少女ハイジ」イッキ観を観てたらハイジの言動が完全にうつ病のそれだった。 個人的な「アルプスの少女ハイジ」のイメージといえば単純に「雄大な自然のなかでハイジがのびのびと成長していくアニメ」だった。実際テレビでたまにやってる「アニメ名場面ベスト100」みたいなのを観ても「たまたまハイジと知り合った足の悪いお嬢様クララが、ハイジの一声で立ち上がるようになる」という場面が新興宗教団体の洗脳よろしく繰り返されているのをよく覚えていた。 そのイメージがあってさぞかし退屈なアニメかと思ったが全然違った。特に中盤「白パン」という話のハイジの言動に戦慄を覚えた。 ハイジは山を離れ、クララの屋敷で共に暮らすことになるのだが「山に帰りたい」という気持ちがたびたびハイジを狂わせる。 ハイジはドイツ語の勉強中、アルファベットの形が突然ヤギに見えてきてしまい、その文