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  • 『仮面ライダージオウ』への期待と不安。なぜ平成仮面ライダーは20作目にジオウを描くのか - ジゴワットレポート

    『クウガ』からリアルタイムで追ってきた平成仮面ライダーシリーズも、ついに20作目。 ついつい「20年!」と書きたくなるけれど、『ディケイド』が半年だったので19.5年が正確なカウント。とはいえ、記念すべき20作目が最後の平成仮面ライダーというのは、メモリアルな感じがして良いですね。 www.youtube.com ということで、放送開始前の今だからこそ書ける『ジオウ』への感想(期待や予想)を、記録がてらまとめておこうかと。放送が終わった頃に読み返して「うわー!こんなこと書いてるよ~」と過去の自分をあざ笑うためのやつですね。 仮面ライダージオウ 変身ベルト DXジクウドライバー 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI) 発売日: 2018/09/01 メディア: おもちゃ&ホビー この商品を含むブログを見る スポンサーリンク スポンサーリンク 実質『ディケイド2』をやる意味 そもそも「平

    『仮面ライダージオウ』への期待と不安。なぜ平成仮面ライダーは20作目にジオウを描くのか - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2018/08/12
    ディケイドで試みられた過去作のデータベース化を経て、今やコレクションアイテムやライダー大戦映画によって「現役のライダーすら逐一データベース化される」のが当たり前になった。ならばジオウは何をもたらすのか
  • こっそりプリキュアを観る男子小学生に親が何を言ってあげられるのか - ジゴワットレポート

    この増田がはてブで話題になってまして。 簡単に要約すると「小3の息子がこっそりプリキュアを観ていた。父親としてどう振る舞うのが適切か」という内容。ブコメでも様々な意見が出ている。 anond.hatelabo.jp 今の自分はプリキュアを観れていないので、現行の『HUGっと!プリキュア』におけるテーマとこの増田における相関みたいな語りはできない。 ただ、アラサーでありながら毎週日曜の朝にライダーや戦隊を正座して観ている人間なので、こういった「パブリックイメージと差のある行動を取る際の自意識」みたいな話題には否が応でも反応してしまう。 スポンサーリンク スポンサーリンク この息子さんは「プリキュアを観ることは恥ずかしいことだと学校で言われた」と言っているが、私の経験上、実のところの男児視聴者は多くて、同窓会で「いかにおんぷちゃんが魅力的だったか」に花が咲くことがある。「お前もお前も観てたのか

    こっそりプリキュアを観る男子小学生に親が何を言ってあげられるのか - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2018/07/10
    「自信を持てるよう自分が導いてあげなきゃ」とつい思ってしまう保護者の気持ちもわかる。わかるんだけど、やっぱりそれは間違っている
  • 『ビルド』40話における氷室幻徳の私服ギャグシーンおよび近年の平成ライダーのギャグパートに関する雑感 - ジゴワットレポート

    『仮面ライダービルド』第40話「終末のレボリューション」にて、氷室幻徳というキャラクターが予想の斜め上の私服センスを披露する、というギャグシーンが放送された。 放送当日から、その半ば過剰な演出と氷室幻徳というキャラクターとのギャップについて、Twitterオタクたちの間でモヤモヤとした意見が飛び交っている。 かくいう私も、昨日以下のようなツイートをした。 TLのいくつかの意見と自分もほぼ同意で、幻徳の私服ネタは、人がファッションショーテンションじゃなく、いたって「俺はこれがオシャレだと思ってるんだ」というシリアスな笑いでの落とし方だったら、より好きになれたと思う。カッコよく活躍した助太刀のローグが変身解いたらあの私服とか。— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) 2018年6月18日 何気ない会話の流れに「やはりそういうことか」のテンションで人的にクッソ真面目に会話に入ってき

    『ビルド』40話における氷室幻徳の私服ギャグシーンおよび近年の平成ライダーのギャグパートに関する雑感 - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2018/06/20
    電王以前でもいわゆる夏のギャグ回だったり石田秀範氏が監督だったりするとコミカルな演出がちょくちょく見られて、そのたびにクドいと文句を言われてたなあ。今はそれが普通になってしまった。良かれ悪しかれ
  • 感想『GODZILLA 決戦機動増殖都市』 ゴジラ対メカゴジラの斬新なアプローチは、「怪獣」の再解釈に至るか - ジゴワットレポート

    公開日より1日遅れで鑑賞。『怪獣惑星』の続編、「アニゴジ2」こと『GODZILLA 決戦機動増殖都市』。 この日は諸々の都合で『劇場版アマゾンズ』→『アニゴジ2』→『ランペイジ』という3立てを敢行したので、特撮成分をこれでもかと摂取できた休日でした。 THE SKY FALLS(アニメ盤)/アニメーション映画GODZILLA 決戦機動増殖都市』 主題歌 アーティスト: XAI 出版社/メーカー: 東宝 発売日: 2018/05/09 メディア: CD この商品を含むブログを見る 作を鑑賞するにあって、前作『怪獣惑星』を改めてネットフリックスで復習した。 細かな感想は当時の記事に書いたが、要点をまとめるならば、「SF映画としてそれなりに面白いが突き抜けたものがない」「ゴジラの怪獣的カタルシス、巨大さを感じさせる演出が力不足」「不条理の象徴ともいえるアニゴジとどう決着をつけるのか期待」、

    感想『GODZILLA 決戦機動増殖都市』 ゴジラ対メカゴジラの斬新なアプローチは、「怪獣」の再解釈に至るか - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2018/05/21
    スネ吉兄さんなら「"量感"が足りない」と言う所だろう
  • 感想『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』MCUが繰り出すエンターテインメントの新たな形と、その反証としてのサノス - ジゴワットレポート

    MCUシリーズ1作目の『アイアンマン』を劇場で観てから、早くも10年。 アイアンマン [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray] 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 発売日: 2015/08/28 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (3件) を見る あの頃、下宿で暮らす大学生だった自分も、気付いたら結婚して子供までいるアラサーになっていた。短いようで早い10年間、絶え間なく新作を世に送り出し、そのクロスオーバーに余念のなかったMCUが、ついに「終わり」に向かって明確な舵を切った。ここまで膨れ上がったコンテンツがその決断を下す素晴らしさといったら。感無量である。 Avengers: Infinity War (Original Soundtrack) アーティスト: Alan Silvestri 出版社/メーカー: Hollywood Re

    感想『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』MCUが繰り出すエンターテインメントの新たな形と、その反証としてのサノス - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2018/04/28
    軸足が定まらぬヒーロー軍団を、新キャラである信念の男がブチのめしていく。あらすじだけ抜き出せばヘイト二次創作かと言われそうな攻めた造りだが、そこでエンタメから外れたDCユニバースのようにならないのが偉い
  • 『パシフィック・リム:アップライジング』の正直な感想。薄まった作家性と持ち込まれた次世代の色。このジレンマを愛せるか? - ジゴワットレポート

    ゴジラやウルトラマン等の巨大特撮コンテンツの、コンスタントな新作リリースが難しい状況にあった2013年。 その界隈に驚くほどの熱を叩き込んだのは、ギレルモ・デルトロ監督が建造した黒船こと『パシフィック・リム』だった。 パシフィック・リム [Blu-ray] 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント 発売日: 2014/07/09 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (32件) を見る あれから5年。 その間、二度目の海外産ゴジラが公開され、日でも『シン・ゴジラ』が大ヒットし、アニゴジもシリーズが継続中。キングコングがスクリーンで大暴れしたかと思えば、ウルトラマンは毎年新作が作られテレビで放送される。 「界隈」の情勢はびっくりするほど変わったように思う。幼い頃からウルトラマンやゴジラを観てきた自分にとっては、とても幸せなことである。 「料理の最高の調

    『パシフィック・リム:アップライジング』の正直な感想。薄まった作家性と持ち込まれた次世代の色。このジレンマを愛せるか? - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2018/04/15
    ある程度同意しつつも、それは「作家性の欠落」ではないと声を大にして言いたい。端々から溢れるレトロから今に至るまでのロボットアニメ愛に、デルトロとは違うデナイト流のフェティシズムをバリバリに感じたよ
  • パトレン1号「朝加圭一郎」という概念、及びキャラクター造形の絶妙なバランスについて - ジゴワットレポート

    『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』におけるダブルレッドの片方、パトレン1号の朝加圭一郎が素晴らしい。 「う゛ご゛く゛な゛! 国゛際゛警゛察゛だ゛!」の叫び声が容易に脳内再生できるこの人物は、誰の目にも明らかな「銭形警部的なキャラクター」だ。 怪盗を追いかける正義の警察官で、昭和の匂いが漂って、茶色いロングコートを羽織って、眉毛が太くて、直情型の性格で、声がデカい。 ルパンレンジャーが現代風かつスタイリッシュなテイストでまとまっているのに対し、パトレンジャーの3人は従来の刑事ドラマのパターンを踏襲しているので、必然的にこういうキャラクターになるのだろう。 明日、9時30分よりOA#ルパンレンジャーVSパトレンジャー #8 「快盗の正体」 ビルド新章幕開けの後は… 快盗を追い詰める警察たちに、圭一郎も思わず◯!? 快盗たちの運命は如何に…!?#ルパパト pic.twitter.com/mQ

    パトレン1号「朝加圭一郎」という概念、及びキャラクター造形の絶妙なバランスについて - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2018/04/09
    あれほど「人を疑わない警察官」はファンタジーなんだろうと分かってる。でもそれでいいんだ。高圧的な彼など見たくもない
  • 感想『風都探偵』単行本1&2巻。ページをめくる度に実感できる、再び『W』を楽しめる喜び - ジゴワットレポート

    2018年3月、ついに漫画『風都探偵』の単行(1,2巻)が発売された。 オリジナルスタッフによる正統続編という夢のような一報から、あれよあれよという間に連載が始まり、オリジナルWキャストが表紙を飾ったスピリッツに狂喜乱舞し、気付いたら単行まで辿り着いていた。 いまだに、『仮面ライダーW』の続編がリアルタイムで進行していることが信じられない。 週刊ビッグコミックスピリッツ 2017年44号(2017年10月2日発売) [雑誌] 作者: 週刊ビッグコミックスピリッツ編集部,石ノ森章太郎,三条陸,佐藤まさき,二ノ宮知子,吉田戦車,背川昇,丹羽庭,のりつけ雅春,小林有吾,上野直彦,こざき亜衣,真鍋昌平,阿部共実,小田扉,降孟,高橋のぼる,ムラタコウジ,金城宗幸,にしだけんすけ,中原裕,水口尚樹,高尾じんぐ,キリエ,高橋しん,和田竜,吉田史朗,カレー沢薫,ホイチョイ・プロダクションズ,水沢悦子

    感想『風都探偵』単行本1&2巻。ページをめくる度に実感できる、再び『W』を楽しめる喜び - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2018/04/06
    実写ドラマだと説明的すぎてやや不自然な三条陸の台詞回しが、マンガだとしっくり来るのは「本来のステージに戻ってきた」感がある
  • 2018年春(4,5月)公開映画のラインナップが大渋滞でやばいことになっている - ジゴワットレポート

    趣味映画館通いだと、年2回くらい(体感調べ)で「うっ!なんというラインナップだ!追いつかない!」というラッシュ時期と直面する。 ということで、2018年春、大作大渋滞な怒涛のラッシュが来ます。当に全部観られるのだろうか・・・。 未見のクセにおすすめしたい作品ばかりなので、その驚異のラインナップを、備忘録も兼ねてまとめておこうかと。私の趣味で選ぶ作品が多少偏ってますが、悪しからず。 4月6日(金)『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』 4月7日(土)『ミスミソウ』 4月13日(金)『パシフィック・リム:アップライジング』 4月13日(金)『名探偵コナン ゼロの執行人』 4月13日(金)『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 拉麺大乱』 4月20日(金)『いぬやしき』 4月20日(金)『レディ・プレイヤー1』 4月27日(金)『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』 5月

    2018年春(4,5月)公開映画のラインナップが大渋滞でやばいことになっている - ジゴワットレポート
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    IkaMaru 2018/04/03
    1月以内にスピルバーグ作品が2つ公開されるという。撮影が速いとは聞いていたがこれはあまりにも
  • 『アンナチュラル』9話感想。ミスリードの二重仕掛けと主題歌を流すタイミングが視聴者の心をえぐる - ジゴワットレポート

    www.jigowatt121.com 8話放送までのタイミングで書いた上の記事で、「野木亜紀子氏の脚はパズルの配置が素晴らしい」ということを語った。 一見関係のない要素が次々と絡み合っていく爽快感や、予定調和なオチに持っていかないバランス感覚。どちらも、視聴者の予想を常に裏切り続ける巧妙さに満ちている。 そんなことを改めて考えながら視聴した9話だったが、またもや脚のパワーとテクニックに圧倒されてしまった。すごい。当に、すごい、としか言いようがない。 9話は、物語の縦筋、つまり中堂の婚約者を殺めた連続殺人犯の正体に迫るストーリー。 今回のポイントは、「ミスリード」の使い方だ。「ミスリード」とは文字通り「受け手(この場合の視聴者)を誤った方向へ誘導すること」を指す。様々な作品で用いられる鉄板の方法論で、特に刑事ドラマやミステリー作品では、「こいつが犯人かと思わせておいて〜!こっちでした

    『アンナチュラル』9話感想。ミスリードの二重仕掛けと主題歌を流すタイミングが視聴者の心をえぐる - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2018/03/12
    六郎が週刊誌にネタ売ってたとバレるのは今回だと思ったけど、最終回まで持ち越しか。加えて宍戸の思惑だの事件の真相だのUDIラボの進退だの、ここまで温存してたイベント全部処理する超密度の最終回になるが大丈夫か
  • 「小林靖子脚本の魅力」を考える。別に必ずしも陰惨で残酷な展開になる訳ではなく、それは深く人を描いた末の結果論 - ジゴワットレポート

    なんだか「小林靖子脚の魅力とは?」が話題なので、私もひとつ思うところをブログに書いてみようかな、と。 小林靖子氏といえば東映特撮を中心に多くの作品を手掛けられていることで有名で、『星獣戦隊ギンガマン』『侍戦隊シンケンジャー』『仮面ライダー龍騎』『仮面ライダーオーズ』など、作品名を挙げれば当にきりがない。その他に、『進撃の巨人』『ジョジョの奇妙な冒険』などのアニメ方面でもシリーズ構成を務められている。 私の世代でいくと、東映版『遊☆戯☆王』の映画で脚を書かれていたり。 遊戯王【劇場版】 [VHS] 出版社/メーカー: 東映ビデオ 発売日: 1999/11/21 メディア: VHS クリック: 5回 この商品を含むブログ (1件) を見る あと、実写版『美少女戦士セーラームーン』も小林さんなんですよね。懐かしい。 美少女戦士セーラームーン(1) [DVD] 出版社/メーカー: バンダイビ

    「小林靖子脚本の魅力」を考える。別に必ずしも陰惨で残酷な展開になる訳ではなく、それは深く人を描いた末の結果論 - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2018/03/09
    特に後ろ暗い過去はなく、バカだけど人好きのする性格で前向きに生きてきた城戸真司という主人公は、小林靖子作品の中ではかなり特殊な例なのだろうか。その割にメンタルはかなり強いけど
  • ドラマ『アンナチュラル』の脚本があまりにも巧妙すぎて驚きが止まらない - ジゴワットレポート

    毎週、娘を寝かしてから正座する勢いで夫婦でテレビの前に陣取り、録画を再生。観終わったら涙をぬぐいながら「はぅあ〜 面白いなあ〜〜」って言ってます。ドラマ『アンナチュラル』、当に面白い。面白すぎてびっくりする。 最初は法医学のドラマと聞いて「死体を解剖する仕事でどうドラマを作るんだろう?」と思ったんですね。科学捜査で事件にアプローチするのは『科捜研の女』や『相棒』等で鉄板の流れだけど、そういう事件解決の路線でいくのかな?、と。 しかしフタを開けてみると、確かにそういった刑事ドラマ的な面白さもありつつ、それをベースに「人の死」「生き方」「他者との関わり方」といったとても普遍的なテーマに深く切り込む物語になっていて、なるほどと唸るばかり。 スポンサーリンク とにかく役者陣が豪華なんだけど、どちらかというと「演技が上手い」というより「芸達者」な人たちが集められている印象。 石原さとみ演じる三澄ミ

    ドラマ『アンナチュラル』の脚本があまりにも巧妙すぎて驚きが止まらない - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2018/03/04
    「亡くなった人ともう会えないという現実に、残された人はどう向き合うべきか」これを語るのが松重豊さん演じる所長ってのがまた、否が応にも思わせてしまうよなあ、色々と
  • 『仮面ライダービルド』が戦争をテーマにしたこと、またその描写が「浅はか」という意見への雑感 - ジゴワットレポート

    はじめまして。韓国の東映特撮ファンです。海外ファンでありながらこのような意見を発信するのはどうかと思いましたが、作品に反映されなくても、このような意見を持つ人がいるということを伝えたかったのでツイートすることに至りました。#仮面ライダービルド — SPRING (@sspprriinngg_) 2018年2月22日 こちらの方のツイートが話題になっていまして、はてなでもIDコールを頂戴したので、私なりに思うところを書いておこうかと。 SPRINGさんのツイート: "はじめまして。韓国の東映特撮ファンです。海外ファンでありながらこのような意見を発信するのはどうかと思いましたが、作品に反映されなくても、このような意見 今までのライダーで描かれていたようなメタファーでない、物の「戦争」を描いたためにかえってアンリアルに見えるという側面は否定できない/id:slinky_dog_s11氏のコメン

    『仮面ライダービルド』が戦争をテーマにしたこと、またその描写が「浅はか」という意見への雑感 - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2018/02/25
    多分ビルドで描かれているのは「一人のヒーローの尽力で解決し得る」ギリギリのスケールの戦い。そこら辺を踏み間違えて主人公をひどく無力にしてしまったのが「仮面ライダー鎧武」
  • この2018年に「子供向け」の番組で「戦争」を描くということ - ジゴワットレポート

    『仮面ライダービルド』に関してツイートした内容が意外とRTされていったので、半ばメモとしてブログにも感想を残しておこうかな、と。 前提として。 昨今Twitterでよく見られる、「仮面ライダーは!戦隊は!もはや描いているテーマや表現が子供向けじゃない!むしろ大人向けだ!」等々の文言が私はあまり好きではなくて、誰が何と言おうと、これらの作品は「子供向け」にカテゴライズされた番組であると思う。 だから、仮面ライダーやスーパー戦隊は、普通に「子供が観るもの」だ。そこはどうしたって動かない。 その番組を、子供だった頃からアラサーになった今でも毎週楽しみに観ている私だけど、上で挙げた文言が質的に言いたいことそのものは理解ができる。それは、多くの人が持つ「子供向け」に属する表現のイメージから逸脱したもの・超越したものが用いられることが昨今少なくなくなってきた、ということだ。 つい「昨今」と書いてしま

    この2018年に「子供向け」の番組で「戦争」を描くということ - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2018/01/30
    「戦争に加担するつもりはない」はずがどんどん深みに嵌っていく怖さはよく描けてると思う。一方で戦争で破壊される「日常の平和な世界」を最初から描いておらず、何を守りたいかがボンヤリしてるのはマイナス
  • 感想『仮面ライダー 平成ジェネレーションズFINAL』暴走気味の愛とリスペクトを設定に込めて殴る、平成最後の衝撃作! - ジゴワットレポート

    公開日朝イチで観に行った『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』。(改めて字面で見るとやっぱ相当長いなコレ・・・) www.toei.co.jp 冬の『MOVIE大戦』が恒例化して久しいが、この「冬映画」枠もかなりの変遷があったなあ、と今更になって感慨深くなる。 初代MOVIE大戦こと『2010』でふたつの東映△マークが現れた時はやはり度肝を抜かれたし、『MEGAMAX』で5部構成になったり、『ジェネシス』で新旧ライダーの物語が完全一化されたりと、春の枠とはまた違ったアプローチでの「攻めの姿勢」が見られた。 昨年からは『平成ジェネレーションズ』と題し、レジェンドライダーの出演を大々的に打ち出す作りに改革。そして、リニューアル2作目でいきなり『FINAL』と銘打たれた作は、非常に特殊な性格を持つ作品だったな、というのが率直な感想である

    感想『仮面ライダー 平成ジェネレーションズFINAL』暴走気味の愛とリスペクトを設定に込めて殴る、平成最後の衝撃作! - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2017/12/12
    丁寧な作りであることは伝わってくるんだけど、そこまでノレないのは自分が平成ライダー2期にあまり熱を感じないからなのかもしれない
  • さようなら平成仮面ライダー【キバ~オーズ編】過渡期の作品群は何を壊し、果てに何を提案したのか? - ジゴワットレポート

    「“平成”が終わる前に平成ライダーについて語ってみよう」企画の第三弾は、ついに突入、シリーズいちの異端児『ディケイド』前後の作品群でお送りします。 忙しさにかまけてしまい気付いたら前回よりかなり間が空いてしまいましたが、第一弾『【クウガ~ファイズ編】シリーズ黎明期の作品群は日曜の朝に何を提示したのか?』、第二弾『【剣~電王編】動乱期の作品群が挑み、蓄積させたものとは何か?』を未読の方は、良かったらそちらからお読みください。 jigowatt.hatenablog.com jigowatt.hatenablog.com 前までの記事にも書いたように、『クウガ』から始まった同シリーズは初期で様々な「攻め」を展開し、それを受けてのアンサーが多彩な時期を経て『電王』というヒットタイトルに到着、その後更に「ビッグコンテンツ化」を加速させていく ・・・というのが大まかな流れという印象がある。 過去ライ

    さようなら平成仮面ライダー【キバ~オーズ編】過渡期の作品群は何を壊し、果てに何を提案したのか? - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2017/12/09
    ダブルで気になったのは「ハードボイルド」の扱い。男の自己陶酔や身勝手さを多分に含む言葉なのだが、それを素晴らしいもの、カッコイイものとして無邪気に肯定しすぎてやいないかと
  • 感想『小説 仮面ライダーゴースト ~未来への記憶~』 それは執念すら感じさせる暴露本であり設定資料集 - ジゴワットレポート

    小説 仮面ライダーゴースト ~未来への記憶~』を読み終えた。率直な感想は、「稀に見る読書体験だった・・・」。 小説仮面ライダーゴースト、もはや小説版というより、描かれるべきタイミングを逸してしまった設定暴露みたいな趣がある。— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) 2017年11月23日 「あー!なるほどこういう!あー!だから!あー!あー!」みたいなの。2年前の放送時に感じた「!?!???」みたいなのが氷解していく遅効性の盤外カタルシス。— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) 2017年11月23日 ゴーストの小説版、読めば読むほどにTV編で唐突かつ断片的に語られた設定の数々が厚い人間ドラマを軸に一に繋がっていく妙な快感があって、小説の物語を物語として受け取るより先に2年越しに謎が解けていく快感が勝ってしまうという、なんとも哀しい読み応えのある完成度だ.....

    感想『小説 仮面ライダーゴースト ~未来への記憶~』 それは執念すら感じさせる暴露本であり設定資料集 - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2017/11/29
    TV版の悲しい出来のために怨霊になってしまったゴーストという作品を成仏させるために書かれたのかもしれない
  • 『GODZILLA 怪獣惑星』に対する正直な感想 - ジゴワットレポート

    兎にも角にも、ゴジラの新作が2年連続で観られることが、当に嬉しい。 『ファイナルウォーズ』以降、ゴジラが映画館から消え、円谷もレギュラー放送のウルトラマンがいなくなり、「巨大特撮冬の時代」と呼ばれた数年間。 そこから、ギャレス監督の『GODZILLA』や『パシフィック・リム』といった黒船が現れ、次第に活気づく界隈の盛り上がりは昨年の『シン・ゴジラ』で最高潮を迎え、そして今度はまさかの長編アニメーションでのゴジラが公開される運びとなった。 ゴジラのアニメというとエメリッヒ監督『GODZILLA』のアニメ版を思い出すが、今作はまさかの虚淵玄脚によるド級のSF&フルCGアニメーション。しかも3部作を予定しているとのことで、またもや『シン・ゴジラ』のように従来のシリーズから大きく振り幅を設け、作家性に期待を持たせる方向性だなあ、という印象が強い。 ゴジラは大きく「昭和シリーズ」「平成VSシリー

    『GODZILLA 怪獣惑星』に対する正直な感想 - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2017/11/21
    虚淵作品からSFに触れるということ自体にモヤモヤが漂うのだ。「村上隆作品でオタク文化を知りました!」みたいなモヤモヤ感
  • 週刊スピリッツ44号の菅田将暉によるフィリップ復活が仮面ライダーファンにとっていかに衝撃的で感動的か、という話 - ジゴワットレポート

    2009年の秋、ニチアサでは「平成ライダー10周年、秋の陣!」というコピーが使われていた。 集大成かつお祭り騒ぎである『ディケイド』、そしてその劇場版である『対大ショッカー』を経て、秋に放送が開始される「仕切り直し一発目」としての『仮面ライダーダブル』を指したものだ。そうして始まった『ダブル』は、今でもファンから熱烈な支持を受ける作品となった。 あれから8年、この2017年は、ある意味二度目の「秋の陣」と言えるのかもしれない。オリジナルスタッフによる公式続編『風都探偵』が、漫画という媒体でスタート。そして、すっかり売れっ子俳優となった菅田将暉が、雑誌の表紙グラビアとはいえ、今一度「魔少年・フィリップ」を演じる。当時からのファンとして、非常に喜ばしいことである。 週刊ビッグコミックスピリッツ 2017年44号(2017年10月2日発売) [雑誌] 作者: 週刊ビッグコミックスピリッツ編集部,

    週刊スピリッツ44号の菅田将暉によるフィリップ復活が仮面ライダーファンにとっていかに衝撃的で感動的か、という話 - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2017/09/23
    一方で雑なオールスター物に毎年のようにゲスト出演してくれると「ああ、売れ損なったんだな」という面倒くさい感情が生まれてしまったりもする。たまに出てくれるくらいで丁度いいんだ