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  • 感想『シン・仮面ライダー』 可笑しさに酔え。歪曲に震えろ。これが再認識エンタテインメントだ。 - ジゴワットレポート

    平成ライダー世代である。 幼心に『BLACK RX』に思い出がありつつも、しっかり腰を入れて鑑賞したのは『クウガ』が初めて。それ以降、日曜に仮面ライダーを観る生活を送って二十年以上が経った。昭和ライダーにしっかり触れたのは、無限の時間を持て余していた大学生の頃。レンタルビデオ屋でDVDをごそっと借りてきては、タワーのように積んで連日をかけ鑑賞した。 そうして出会った初代『仮面ライダー』を、この令和5年にまた、『シン・仮面ライダー』への予習として鑑賞した。久方ぶりに第1話から鑑賞すると、藤岡弘の体当たりの演技に感銘を受ける。大野剣友会による生々しいアクションは、ショッカー戦闘員をちぎっては投げ、ちぎっては投げ……。カットを細かく切り替え、跳躍と共に岩壁の頂に降り立つ仮面ライダー。番組のフォーマットが確立するにつれ、そのヒロイズムに安定感がもたらされていく。 引用:シン・仮面ライダー : 作品

    感想『シン・仮面ライダー』 可笑しさに酔え。歪曲に震えろ。これが再認識エンタテインメントだ。 - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2023/03/19
    "飛蝗のデザインのヘルメットを被ったライダースの男がぬぼっと立っている" なるほど、その意味ではfirstの出渕デザインはめちゃくちゃカッコいいけど泥臭く野暮ったい「陰」の匂いはしなかったものなあ
  • サウナという嘘に、私はいつまで騙されるだろうか - ジゴワットレポート

    今から約半年前、2022年の夏ごろ。見事にサウナにハマってしまった。それはもう、ずっぽりとハマってしまった。 BRUTUS(ブルータス) 2022年 12月15日号 No.975 [サウナ、その先の楽園へ。] [雑誌] マガジンハウス Amazon 巷ではサウナブームだと聞いていたが、それまで特に興味はそそられず。しかし温泉は大好きだった。家より広い浴槽に浸かると、言い知れぬ解放感がある。言葉にできないリラックスがそこにある。綺麗に清掃された温泉などは特に良くて、あのスンとした香りと湯の蒸気が混ざった独特の空間には言い知れぬ中毒性がある。が、しかし。私は大変残念なことにのぼせやすい体質だった。温泉は好きだが、湯船にゆっくり浸かることができない。数百円の入浴料をほんの十五分ほどで終わらせてしまう人間であった。 加えて、「温泉は暇」というのが私の定説だった。今でも家で風呂に入る時は、ほぼほぼス

    サウナという嘘に、私はいつまで騙されるだろうか - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2023/01/05
    こうやって体をいじめて脳内麻薬を絞り出すよりは、普通に大麻でも吸う方が健康に悪くないんじゃないかと思う。限度があってオーバードーズできないのはメリットだけど
  • 漫画・アニメ実写化の「成功」とはなにか - ジゴワットレポート

    何かと、良い意味でも悪い意味でも盛り上がる「実写化」。主に漫画やアニメからの実写映像化を指すが、2021年1月にこれを語るのならば、まずは2020年末に放送されSNS等で話題沸騰となったNHK制作『岸辺露伴は動かない』に触れねばならないだろう。 ・引用 https://twitter.com/nhk_dramas/status/1316259949366964224 『ジョジョの奇妙な冒険』の実写映像化には、2017年公開の映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』がある。当時の感想ブログにも書いたが、私はこの作品が非常に気に入っており、ストーリーを整理しながら一映画にまとめる手順としては、かなり真摯な作りだったと記憶している。興収が10億を割っていたり、メインキャストの逮捕だったりで、続編が望み薄なのが非常に哀しい・・・。 ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けな

    漫画・アニメ実写化の「成功」とはなにか - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2021/01/09
    一番良くないの、原作の「名台詞」を無理に喋らせようとすることだと思う。シチュエーションが違えば台詞も変わって当然なのに、原作の台詞が場違いな所に出てきてしまう
  • 『ウルトラマンサーガ』における「別に理由なんてねぇよ!ずっと昔からそうやってきた!ただ、それだけのことだ!」について - ジゴワットレポート

    先日、実業之日社から発売された『ウルトラマン公式アーカイブ ゼロVSベリアル10周年記念読』を買ったのですが、これがもう当に、素晴らしい一冊でして。 ウルトラマンゼロの鮮烈なデビューから10年。これまでの活躍に携わってきたキャストやスタッフの証言がとにかくてんこ盛りで収録されており、「こういうのが読みたかった!」と伏して拝むクオリティ。最新作『ウルトラマンZ』関係も豊富で、中でも田口清隆監督による『Z』制作秘話は必読。ホビージャパンから毎年発売されているライダーや戦隊の「公式完全読」と近いフォーマット(誌面構成)なので、そちらが好きな人には特にオススメです。 ウルトラマン公式アーカイブ ゼロVSベリアル10周年記念読 発売日: 2020/07/17 メディア: 単行(ソフトカバー) そんなこんなで「ウルトラマンゼロ熱」が自分の中で急上昇し、勢いのまま、数年ぶりに映画『ウルトラマ

    『ウルトラマンサーガ』における「別に理由なんてねぇよ!ずっと昔からそうやってきた!ただ、それだけのことだ!」について - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2020/07/25
    ゼロは口調こそ軽いあんちゃんのようでいて、内面は名門家系らしいコンサバなエリート戦士だったりする。自分はそこが物足りないんだが、そこが好きって人の意見としてはなるほどと思う
  • ポケモン老害は国民的ヒーローの夢を見るか。感想『ポケットモンスター ソード・シールド』 - ジゴワットレポート

    『ブラック・ホワイト』の発売が2010年とのことで、私にとってちょうど10年ぶりのポケモンであった。 過去最高にやり込んだタイトルといえば、間違いなく『ハートゴールド・ソウルシルバー』だ。つまり、「そういう世代」である。あの頃は大学生だったこともあり、無限にも等しい時間があった。朝起きてはポケモン、昼もポケモン、夜更かししながらポケモン。やはり、このゲームには中毒性がある。昔から新作が出る度にプレイしていたが、社会人になってからは段々と忙しくなった。よって、『X・Y』『サン・ムーン』は今も手つかずのままである。 ポケットモンスター ソウルシルバー(特典無し) 作者: 出版社/メーカー: 任天堂 発売日: 2009/09/12 メディア: Video Game ポケットモンスター ムーン - 3DS 作者: 出版社/メーカー: 任天堂 発売日: 2016/11/18 メディア: Video

    ポケモン老害は国民的ヒーローの夢を見るか。感想『ポケットモンスター ソード・シールド』 - ジゴワットレポート
  • 『仮面ライダーゼロワン』滅亡迅雷 .net 編(1〜16話)総評 / 飛電或人の「危うさ」は新しい時代を切り拓けるか - ジゴワットレポート

    『仮面ライダーゼロワン』の放送が、16話までを終えた。 敵として設定されていた滅亡迅雷 .net との最終決戦が繰り広げられた年末。作と同様のスタッフ布陣(大森プロデューサー&高橋メインライター)による『エグゼイド』よろしく、敵がある程度のスパンで移り変わっていく構成と思われる。 平成仮面ライダーシリーズ20作品記念として、華々しく、それ以上に騒々しく駆け抜けた『ジオウ』。そのバトンを受け継いだのは、久方ぶりの直球「バッタ」モチーフの仮面ライダー、『ゼロワン』。AIという現代技術をメインテーマに据えながら、その問題や可能性を描写し、入り乱れる複数ライダーの群像劇を展開していく。 公式には謳われていないが、16話までが便宜上の第一章「滅亡迅雷 .net 編」と考えられることから、このタイミングで、作に対する感想を書き記しておきたい。「魅力的なポイント」と「気になってしまう部分」、それらが

    『仮面ライダーゼロワン』滅亡迅雷 .net 編(1〜16話)総評 / 飛電或人の「危うさ」は新しい時代を切り拓けるか - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2019/12/31
    不安なのは、この座りの悪さが意図的に仕込まれたものと言い切れない所。「或人はいいこと言うなあ。みんな仲良くすればいいのに」みたいな理解でも今の所はなんら問題なく物語の筋を追えてしまう訳で
  • 遅ればせながら『呪術廻戦』を全巻読破した感想。速度とオマージュを支配下に置く、減点回避型少年漫画 - ジゴワットレポート

    あらゆるシチュエーションで何度もオススメされてきた漫画、『呪術廻戦』。 話題になっていることは知っていたし、「HUNTER×HUNTERっぽい」「BLEACHに近い」といった声も聞こえていたので、以前より興味はあった。そして今週、やっとこさ重い腰を上げて全巻を読破。単行未収録分は、ジャンプの電子定期購読で無事にカバー。ありがとう定期購読。毎月課金はこういう時のためにある。(内容としては、真人vsメカ丸までを読了) 呪術廻戦 1 (ジャンプコミックス) 作者: 芥見下々 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2018/07/04 メディア: コミック この商品を含むブログ (8件) を見る 編の前日譚に相当する0巻を含め、全話を読破。非常に濃密な時間であった。事前に全くといっていいほど情報を仕入れなかったので、予想外のタイミングで特定のキャラクターが死んで驚いたり、唸らされる展開や演出に

    遅ればせながら『呪術廻戦』を全巻読破した感想。速度とオマージュを支配下に置く、減点回避型少年漫画 - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2019/11/11
    「自分の術式をあえて開示すると力が上がる」という設定は本当に上手い。「何もないのにペラペラ明かすのはバカっぽい」「かと言って情報戦に特化すると難解で紙幅を取りすぎる」というジレンマを一気に解決した
  • 令和ライダー『仮面ライダーゼロワン』が発表!蛍光色の昆虫ライダーは「仮面ライダー」の本歌を取る - ジゴワットレポート

    ついに発表されました、新ヒーロー『仮面ライダーゼロワン』。今や特異なビッグコンテンツとして成長した「平成ライダー」が、ついに「令和ライダー」にバトンを渡す。 『クウガ』から数えて20作、『ダブル』からは10作。そんな平成ライダー20作の歴史を総括する『ジオウ』も佳境に突入。2019年の新ライダーは、『ゼロワン』。「01」という文字列も、「新時代の01号ライダー」「令(ゼロ)和(ワ)」「0と1のデジタル世界」と、色々と連想できますね。 シール101 仮面ライダーゼロワン 令和さいきょう! ゼロワンぜんパワー!! (講談社のテレビえほん) 作者: 講談社 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/09/04 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る www.youtube.com ゼロワンのデザイン スタッフ 初のレギュラー女性ライダー ストーリー スポンサーリンク ゼロワンのデザ

    令和ライダー『仮面ライダーゼロワン』が発表!蛍光色の昆虫ライダーは「仮面ライダー」の本歌を取る - ジゴワットレポート
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    IkaMaru 2019/07/17
    近年だとゴーストは「一つ目玉のベルト」「目が黒抜きの生命感のない顔」といったかなり奇怪なデザインだったけど、作品としては奇怪というか奇矯というか別な意味で「怖い」代物になってしまったなあ
  • 感想『トイ・ストーリー4』 アンディ世代のアラサー、怒りながらむせび泣く - ジゴワットレポート

    まさかこの歳になって、新しい感情を知ることになるとは思わなかった。 小学校低学年の頃に公開された『トイ・ストーリー』。続く『トイ・ストーリー2』。そして、ウッディたちの持ち主であるアンディが大学進学を機に実家を去る、そんな『トイ・ストーリー3』を、親元を離れた大学生の頃に観た。アンディとほぼ同じ年齢で、同じ時間経過を生き、『3』を観た際には実家に置いてきたおもちゃを思い出して涙を流す。 そんな自分にとって、『4』が制作されることそれ自体が、一種の「戦争」であった。 トイ・ストーリー4 オリジナル・サウンドトラック アーティスト: サントラ,ランディ・ニューマン 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・レコード 発売日: 2019/07/10 メディア: CD この商品を含むブログを見る 「あの完璧とも言える結末に続編があって良いのか」という不安にも似た感情は、多くの人が抱いていたのではな

    感想『トイ・ストーリー4』 アンディ世代のアラサー、怒りながらむせび泣く - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2019/07/14
    一作目から「シドの玩具の遊び方ってそんな悪いことなの?」と思ったし、「あるべき玩具の姿」「あるべき遊び手の姿」に正解があるような描き方にいちいち疑問を持ってたから、そこから解放されたなら何よりだ
  • 「ポケモンは動物虐待では?」という指摘に思うこと - ジゴワットレポート

    いつも楽しく聴いているラジオ番組『アフター6ジャンクション』。5月31日(金)の放送回、お馴染みの映画評論コーナー「ムービーウォッチメン」で宇多丸さんが扱ったのが、実写ポケモンこと『名探偵ピカチュウ』。 これまであまりポケモンに触れてこなかったという宇多丸さん。今回を機にDSを買って原作ゲームの『名探偵ピカチュウ』をプレイしたり、『ミュウツーの逆襲』のディスクを仕入れたりと、流石のハードな予習ぶり。オープニングの山アナとのポケモントークなど、聴いていて笑いを堪えるのに必死でした。 【Amazon.co.jp限定】名探偵ピカチュウ+amiibo 名探偵ピカチュウ (ポケモンシリーズ) +【パッケージ版 早期購入特典】名探偵ピカチュウラバーキーホルダー+オリジナルマイクロファイバー(ハンカチサイズ) - 3DS 出版社/メーカー: 任天堂 発売日: 2018/03/23 メディア: Vide

    「ポケモンは動物虐待では?」という指摘に思うこと - ジゴワットレポート
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    IkaMaru 2019/06/04
    そこを解消すると「ピクミン」になる。オリマーは帰還のために頭脳を、ピクミンは生存のために力を提供する利害関係が全てで、そこには信頼も友情もない
  • 『ジオウ』響鬼編に桐矢京介が登場する現実、あるいは『響鬼』という作品への語り尽くせぬ想い - ジゴワットレポート

    間もなく平成が終わるこのタイミングで、『仮面ライダージオウ』の響鬼編が放送されるという。『仮面ライダー響鬼』という作品には、リアルタイムで観ていた人の多くが様々な感情を抱いていることだろう。 よもや「仮面ライダー」には見えないデザイン、職業として鬼を全うする大人たちの姿、筆字のカットが挿入されるヒーロー番組らしからぬ演出。そして、30話からのスタッフ交代劇。当時の私はまだ学生だったが、ネットが阿鼻叫喚に包まれていたのをよく覚えている。今では「太鼓を叩いて戦う鬼のライダー」として、平成ライダーでも随一の異端児なポジションに収まっているが、当時の騒然とした様子は、中々忘れがたい。 ⌚⌚キャスト発表だジオ!Part19⌚⌚ 「仮面ライダー響鬼」より桐矢京介役の中村優一さん、仮面ライダー轟鬼/トドロキ役の川口真五さんの出演が決定ジオ〜。 ソウゴも!ゲイツも!ウォズも!太鼓を叩くジオ!!!https

    『ジオウ』響鬼編に桐矢京介が登場する現実、あるいは『響鬼』という作品への語り尽くせぬ想い - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2019/04/21
    正直な所、前半には子供番組をダシにした大人の慰撫めいたものを感じていけ好かないというのが当時の感想だった。今思えばそれはそれで個人的な特撮オタク主流派への反感に根ざしたものだったのだが
  • 『トイ・ストーリー4』でウッディがレリゴーしてしまう可能性が怖い - ジゴワットレポート

    『トイ・ストーリー4』の制作決定が報じられてから、実はずっと不安でして。 というのも、やはり前作である『3』があまりにも傑作だったこともあり、その「有終の美」が「有終」じゃなくなる不安があったんですね。しかし、とは言いつつも、ウッディやバズにまた会えるのはそれはそれで嬉しいし、なんだかんだ短編等で「その後」はすでに描かれているし、更に映像的に進化するであろうCGのクオリティも楽しみだし、なるべく前向きな姿勢でいようとは心がけていまして。 しかし、先日、待ちに待った予告編が公開され、また一気に期待値が不安一色に染まってしまった。まさか、ははは、まさか、な、大丈夫だよな、大丈夫だよね『トイ・ストーリー』、と。あまりに胸がざわざわしているので、こうして記事にして吐き出すことで、心のバランスを保ちたい・・・。 www.youtube.com 具体的には、ウッディがレリゴーする怖さなんです。予告を観

    『トイ・ストーリー4』でウッディがレリゴーしてしまう可能性が怖い - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2019/03/25
    それもトイストーリーのメッセージを引けば、大人がディズニーキャラに固執するな、新しい価値観を持った若い世代に譲るべきだ、とのお説教を食らっちゃうんじゃない?
  • 物語の「トンネル」を通りたくない人は意外と多いのかもしれない - ジゴワットレポート

    『王様ランキング』というWeb漫画が、待望の単行となって発売された。半年ほど前だろうか、友人から「これ面白いぞ!」とLINEで勧められ、ちょっと読んでみたらこれがもうグイグイ読ませる読ませる。なんとも味わい深い、独特の温度がある漫画なんですよ。紙で読めるのが嬉しいです。 王様ランキング 1 (ビームコミックス) 作者: 十日草輔 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2019/02/12 メディア: コミック この商品を含むブログ (1件) を見る せっかくなので、そんな『王様ランキング』を、漫画をあまり積極的には読まない嫁さんに勧めてみた。「これ、面白いよ。よかったら読んでみたら?」。絵柄が絵チックで、コマ割りも大きいので、比較的「読みやすい」んじゃないかと思ったのだ。Twitter等では幾度となく書いてきたが、嫁さんは私と趣味が全く異なり、彼女は漫画映画をあまり自分から

    物語の「トンネル」を通りたくない人は意外と多いのかもしれない - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2019/02/18
    個人的には悲劇や恐怖のような分かりやすいストレス要素よりも、「快楽」「救済」の方向性が自分の趣味と合わない方が疲れる。要は「なろう」「スカっと」系のイジメ返しみたいな作劇がしんどくて見てられない
  • 初期平成ライダー特有の「冬の匂い」について - ジゴワットレポート

    昨日、『ビルド』のVシネマ『仮面ライダーグリス』の制作が発表となり、喜びつつも以下のようなツイートをした。 龍騎やファイズや剣の頃の、激動の最終回と共に作品とはスパッとお別れというあの冬の匂いがやたら記憶に残っているので、近年のライダーが夏映画で盛り上がった後のまだ暑い時期に最終回を迎えてVシネ等々の展開もどんどん続いていくのに未だにどこか戸惑ってしまう自分がいる。— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) 2019年2月13日 龍騎の戦いがリセットされて終わりとか、剣の主人公が行方不明になって終わりとか、その後に何のフォローも無いのが基だったので、「おぅわぁあああ〜〜〜〜......」みたいな。スパって終わるあの感じも良かったよね。今の、息長く続きが堪能できるのも好きだけど。無い物ねだりとはこのこと。— 結騎 了 (@slinky_dog_s11) 2019年2月13日 ツイート

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    IkaMaru 2019/02/16
    そう考えると一つの物語としては毎回完全に閉じてしまうのにオールスター物のような追加コンテンツには当たり前のように顔を出し、それにファンが特撮の春映画のような不満を覚えることもないプリキュアは凄すぎるな
  • 最終回感想『SSSS.GRIDMAN』 ラストの実写パートと「作りもの」の世界が持つ意味 - ジゴワットレポート

    とにかく、感無量である。予想だにしていなかった最終回(12話)ラストの実写パートの意味を悟った瞬間、あまりの制作スタッフの「電光超人愛」に鳥肌が立ってしまった。あの実写パートが挟まってはじめて、『SSSS.GRIDMAN』は『電光超人グリッドマン』の系譜に名を連ねたのだと。私は、そう理解している。 SSSS.GRIDMAN 第1巻 [Blu-ray] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン 発売日: 2018/12/19 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (2件) を見る 作のSNSを中心としたムーブメントを体感していると、あたかも原典の『電光超人グリッドマン』が当時大ヒットした伝説の名作のように錯覚してしまう。 スポンサーリンク しかし、そんなことは全くなかった。私もご多分に漏れず『グリッドマン』世代だが、特撮好きが集まる場に足を運ぶまでは、『グリッドマン』をまともに知っ

    最終回感想『SSSS.GRIDMAN』 ラストの実写パートと「作りもの」の世界が持つ意味 - ジゴワットレポート
    IkaMaru
    IkaMaru 2018/12/24
    ウルトラマンは10年以上もTV新作はなく、ビデオスルーのグレートやパワードにレンタルか雑誌記事で触れるのみ。そんな90年代前半において唯一の「TVをつければそこにいる巨大ヒーロー」だったんだよねえ、グリッドマン
  • 感想『GODZILLA 星を喰う者』 ゴジラや怪獣を再解釈する「観念的怪獣映画」として秀逸 - ジゴワットレポート

    公開日から約2週間遅れで鑑賞。何かと賛否が割れるアニゴジでしたが、終わってみて率直に、自分は結構好きでしたね。 3部作を並べて俯瞰すると、このシリーズの「やりたいこと」がくっきり浮かび上がる感じもあって。それが顕著に示された完結編『星を喰う者』は、まさに「やりたいこと」をひたすらにやり抜く作品だったな、と。 アニメーション映画GODZILLA 星を喰う者』オリジナルサウンドトラック アーティスト: 服部?之 出版社/メーカー: 東宝 発売日: 2018/11/07 メディア: CD この商品を含むブログ (1件) を見る 私の1,2作目の感想は下記の記事の通り。総じて「SF的な面白さはあるんだけど、特撮映像的にい足りない」という感覚で、それはぶっちゃけ『星を喰う者』も同じである。 www.jigowatt121.com www.jigowatt121.com しかし、2作目『決戦機動増

    感想『GODZILLA 星を喰う者』 ゴジラや怪獣を再解釈する「観念的怪獣映画」として秀逸 - ジゴワットレポート
  • 感想『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』 「続編を製作する意義」に一切の妥協なし! - ジゴワットレポート

    原作連載開始20周年となる2016年に公開された新作映画、『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』。 劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』 [Blu-ray] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン 発売日: 2017/03/08 メディア: Blu-ray この商品を含むブログを見る 連載をずっとリアルタイムで追い、東映アニメ版も、カードダスも、デュエルモンスターズも、OCGも、あらゆる遊戯王にひたすら浸かっていた自分にとって、今回の新作映画には並々ならぬ思いがあった。 というのも、遊戯王という作品はとっくに完結を迎えた物語であり、しかもこの上なく素晴らしいエンディングだったからだ。原作終了から10年以上が経った今、記憶の中で神格化されている作品に「続き」が出来る。正直、不安の方が大きかった。 ※当記事は引っ越し

    感想『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』 「続編を製作する意義」に一切の妥協なし! - ジゴワットレポート
  • 感想『SSSS.GRIDMAN』 「ぼくたちのヒーロー」がテレビに帰ってきたぞ! - ジゴワットレポート

    やっと観れました、『SSSS.GRIDMAN』。Twitter等で見かけていた評判に違わない、胸が熱くなるアニメですね。こういう作品が観られるのが、とにかく幸せだなあ。 SSSS.GRIDMANオープニング主題歌「UNION」 アーティスト: OxT 出版社/メーカー: ポニーキャニオン 発売日: 2018/11/07 メディア: CD この商品を含むブログを見る 私自身アラサーですが、まさに原典である『電光超人グリッドマン』の世代で。「ベービダンダン!ベービダンダン!」の主題歌を口ずさんでいたのをよく覚えてます。『グリッドマン』は93年の放送で、円谷でいくと80年の『ウルトラマン80』から現行ウルトラマンが途絶えていたタイミング。当時VHSが爆発的に普及した影響で過去のウルトラマンを沢山観てはいたけれど、やっとこさ新作の『ウルトラマンティガ』が放映されたのは96年。もう自分自身も小学生で

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  • 田舎オタクの苦しみ。都会への嫉妬に気が狂いそうになる、そんな時もある。 - ジゴワットレポート

    都会に住みたいなあ、と、2日に1度は思っている。いや、嘘をついた。おそらく日に5回は思っている。 自分という人間を構成する要素として、オタクな部分は決して少なくない。漫画を読んで、小説を読んで、映画を観て、フィギュアをいじって、オタク語りができる人間と語らって。そんな時間をある程度は確保していないと、自分という人間が少しずつ溶けて無くなっていくような、そんな感覚がある。 なので、仕事が忙しくて趣味の時間が取れない時期などは、睡眠時間を削ってでも映画を観たり漫画を読んだりする。そうしないと、どこかのタイミングで自分を保てない瞬間が訪れそうな、薄い予感がする。 その点、田舎住まいは辛い。「いや、そう思うなら都会に引っ越せよ」と、読者諸賢は思うかもしれない。あのね、できるならやっている。やれないから嘆いているのだ。人には事情というものがある。今は、この辺境の地で仕事に勤しんで家族を養うのが私の第

    田舎オタクの苦しみ。都会への嫉妬に気が狂いそうになる、そんな時もある。 - ジゴワットレポート
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    IkaMaru 2018/10/07
    「オタク」がイコール「消費者」として書かれているのが少々ひっかかる。いや、一般的な意味ではその通りなんだけど
  • 漫画『スモール・ソルジャーズ』の単行本をついに入手!やった!悲願達成!

    やったああああ!!!!!!!ついに!!!!ついに手に入れた!!!!! 中古市場と睨めっこすること、苦節数年! ついにゲット!! 漫画版『スモール・ソルジャーズ』の単行! 嬉しい!めちゃくちゃに嬉しいッッ!もちろん中古だけど!それでも!!それでも!!! うおおおお!!!!!!!やった!!!夢にまで見たぞ!!!!! 場合によっては20,000円以上のプレミア価格で流通している絶版単行、『スモール・ソルジャーズ』。言わずと知れた(言わずと知れた?)98年公開の洋画『スモール・ソルジャーズ』の漫画版で、コロコロコミックに掲載された作品。作者は後に『機獣新世紀ZOIDS』を連載する上山道郎先生。 スモール・ソルジャーズ [DVD] 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル 発売日: 2012/12/05 メディア: DVD 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログを見る 機獣新世

    漫画『スモール・ソルジャーズ』の単行本をついに入手!やった!悲願達成!
    IkaMaru
    IkaMaru 2018/09/12
    ゴーゴナイトの「祖国ゴーゴンを目指して旅を続ける戦士たち」という部分をバッサリと切ったので、「出会いと別れの物語」から「終わらない日常へ続く物語」に変化しているのが大きいよね、漫画版