現役高校生であり、シンガーソングライターの崎山蒼志。2018年5月に放送されたAbemaTVの『日村がゆく』の企画『高校生フォークソングGP』に出演し、その年齢にそぐわない独創的な音楽性と才能が全国に広まり、現在、多方面で褒め称えられている15歳の青年だ。その実力はくるり・岸田繁やゲスの極み乙女。川谷絵音もSNSにて絶賛したほど。 彼の放つ音楽はまさに、“朱に染まっても赤く映らない”タイプだ。独特の譜割やメロディライン、歌唱方法、卓越した自演のギタープレイや歌詞内容の文学性も踏まえ、おおよそその実年齢からは想像もつかないものを生み出し続けている。 どこを経て、どのような育ち方をし、何をどう吸収していったら、このような音楽性を生み出せるのか? その崎山がどのように音楽をインプットし、アウトプットしていったかに興味があった。地方都市での生活、両親、音楽との出会いやその吸収の仕方、また、音楽面の