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scienceとbookに関するImamuのブックマーク (9)

  • 生命の本質を分子間の相互作用の中に見出す新しい分野──『相分離生物学の冒険――分子の「あいだ」に生命は宿る』 - 基本読書

    相分離生物学の冒険――分子の「あいだ」に生命は宿る 作者:白木賢太郎みすず書房Amazonこの『相分離生物学の冒険』は、米国の学会では2018年からよく取り上げられるようになってきた、最新の生物学分野の研究テーマである「相分離生物学」について書かれた一般向けのノンフィクションである。著者の白木賢太郎はこの分野の研究者で、東京化学同人社などですでに相分離生物学の著作のある研究者だ。 相分離生物学とは何なのか。 僕は相分離生物学のことは名前すらも覚えがない(読んだことぐらいはあるのかもしれないけど)状態で読み始めたが、これはおもしろかった。現代の我々は人体を構成する要素についてかなりの部分わかってきている。DNAの解析も進み、どんなタンパク質で人体が構成されているのかも、あらかた把握できているといえるだろう。 では、そうして判明した人体の構成要素をピンセットで並べていったら、素材が完成した段階

    生命の本質を分子間の相互作用の中に見出す新しい分野──『相分離生物学の冒険――分子の「あいだ」に生命は宿る』 - 基本読書
  • 本を開かずに読み取る方法、MITが開発

    マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らは、テラヘルツ波と呼ばれる種類の電磁波を利用することにより、閉じたの内容を読み取ることのできる画像処理方法を考案した。このチームは、積み重ねられた紙と、テラヘルツ波を短バーストで放射するカメラを用いて、9枚下までの紙に印刷された文字を正しく読み取ることができるという。 テラヘルツ波は、マイクロ波と赤外線の間に相当する電磁波の一種。化学物質によってテラヘルツ波の吸収率と反射率が異なるため、物質を容易に見分けることができ、非破壊材料分析に有効だ。これによって、紙上のインクで印字された部分と空白部分を区別することができる。カメラがテラヘルツ波を放射し、内蔵された検出器が反射を受信する。 現時点では、透視できるのは20枚下まで、文字を正確に判読できるのは9枚下までにとどまる。それよりも深くなると、信号雑音比(SNR)が高くなって信号がかき消されてしまう

    本を開かずに読み取る方法、MITが開発
    Imamu
    Imamu 2016/09/14
    「テラヘルツ波は、マイクロ波と赤外線の間に相当する電磁波の一種。化学物質によってテラヘルツ波の吸収率と反射率が異なるため、物質を容易に見分けることができ、非破壊材料分析に有効だ」
  • 300冊の理数系書籍を読んで得られたこと - とね日記

    理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。 量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています! 理数系書籍のレビュー記事が300冊に達したのでまとめておこう。 僕が理数系書籍を読み始めたいきさつや200冊までの読書で得られたこと、感じたことは2012年12月に書いた「200冊の理数系書籍を読んで得られたこと」という記事を読んでいただきたい。また毎年発表するお勧めは「とね日記賞」というカテゴリーの記事でお読みいただける。 201冊目から100冊を読むのに3年4カ月かかったことになる。(1冊目から200冊目までは6年かかっていた。書名一覧)2013年3月からは健康維持のためにほとんど毎晩ウォーキングをしているから読書のペースが少し落ちているようだ。仕事するにも趣味を楽しむにも健康が第一だから仕方がない。あと理数系以外の一般書も意識して読むようになった。僕のような会社員が仕

    300冊の理数系書籍を読んで得られたこと - とね日記
  • 視点・論点 「"へんないきもの"への認識の変遷」 | 視点・論点 | 解説委員室:NHK

    著作家 早川いくを ここ数年「へんないきもの」と称される、奇妙な生物たちへの人気が高まってきています。 パンダやコアラが人気の一方で、これまであまり人に知られる事のなかった奇妙な生物たちにスポットライトが当たるようになりました。奇妙な生物に関するは多数出版され、テレビなどでもたびたびこういった生物への特番が組まれています。 ダイオウグソクムシという、等脚類と呼ばれる生物の仲間で、平たくいえば体長50センチにも及ぶ巨大なフナムシのようなものです。深海の底に棲み、屍肉を漁って暮らす、いわば海の清掃係です。近年このダイオウグソクムシがすごい、カッコイイということで注目されています。 さらに水族館で飼育されているダイオウグソクムシが全く餌をべず、絶したままなのにも関わらず何年も生き続けているというニュースが流れると、ダイオウグソクムシの人気はさらに過熱といっていいほどの上昇ぶりをみせ、

    視点・論点 「"へんないきもの"への認識の変遷」 | 視点・論点 | 解説委員室:NHK
    Imamu
    Imamu 2014/05/09
    「10年ほど前に「へんないきもの」という本」「この本はベストセラーになったんですが、まずとても女性読者が多かったんですね」
  • 捏造を知るにはこれを読め! 『背信の科学者たち』の緊急再版を訴える⇒再販が決定しました! - HONZ

    『背信の科学者たち』、この刺激的なタイトルのが化学同人から出版されたのは四半世紀前。1988年のことである。かけだし研究者であったころにこのを読んだ。驚いた。捏造をはじめとする論文不正を中心に、科学者のダークな事件をあらいだし、その欺瞞から科学をとらえなおそうという試みである。最初におことわりしておくが、この、後に講談社ブルーバックスとして出版されているが、いまは絶版になっている。 科学というのは、基が正直ベース。性善説にのっとった営みである。こういったことと自分はまったく無縁だと思っていた。まさか、10年後に捏造事件に巻き込まれるとは夢にも思っていなかった。そして、今回のSTAP細胞騒動である。 STAP細胞について、直接は関係していない。しかし、主人公以外の登場人物は、論文調査委員会のメンバーも含めて、個人的に知っている人ばかりである。そして、専門領域が近いこともあってか、ある

    捏造を知るにはこれを読め! 『背信の科学者たち』の緊急再版を訴える⇒再販が決定しました! - HONZ
  •  「食べられないために」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    べられないために―― 逃げる虫、だます虫、戦う虫 作者: ギルバート・ウォルドバウアー,中里京子出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2013/07/24メディア: 単行この商品を含むブログ (5件) を見る 書は昆虫学者ウォルドバウアーによる昆虫の対捕戦略を中心に書かれた一版向けの啓蒙書だ.彼はこのような一般向きの昆虫のを数多く書いており,これはその最新作の邦訳ということになる.原題は「How Not To Be Eaten: The Insects Fight Back」 書の構成としては,第1章で昆虫の占める生態的な位置,物連鎖に関する概説がなされ,第2章で捕者を扱った後,第3章から第10章までさまざまな対捕者戦略を戦略ごとに解説するという形になっている.いずれにせよこの手のはその詳細が命だ.私が面白かったエピソードをいくつか紹介しよう. ハワイには待ち伏せ型捕

     「食べられないために」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    Imamu
    Imamu 2013/11/13
    「ミツバチが動物の死体から自然発生するという迷信や神話は広くみられるが,これはハイ・フィデリティ擬態種のナミハナアブの行動からきているのだろう」
  • 猛毒・リシンの横顔 : 有機化学美術館・分館

    4月18 猛毒・リシンの横顔 あちこちからニュースが飛び込んできて、何かと騒がしい昨今です。アメリカではボストンマラソンでの爆発テロという大きな悲劇の後、「リシン」という毒物が上院議員の元に送られたと報道されています。さらにオバマ大統領のところにもリシンらしき物質が送りつけられたとのことで、9・11後に炭疽菌テロの行われた、2001年を思わせる状況となってきました。 さてこのリシンとは、いったいどんな物質でしょうか。これはタンパク性の猛毒で、トウゴマという植物の種子から得られるものです。単離されたのは1888年といいますから、かなり古くから知られていたタンパク質のひとつです。 トウゴマ(ヒマ)の種子 英語では「ricin」という綴りです。日語で表記すると区別がつきませんが、アミノ酸のリシン(リジンとも)は「lysine」ですので、全くの別物です。 リジン(lysine) さてこのリシンは

    猛毒・リシンの横顔 : 有機化学美術館・分館
    Imamu
    Imamu 2013/04/18
    「トウゴマという植物の種子から得られるものです。単離されたのは1888年」「ricin」「アミノ酸のリシン(リジンとも)は「lysine」」『毒と薬の科学―毒から見た薬・薬から見た毒』『毒の事件簿~歴史は毒でつくられる』
  • Passion For The Future: 快楽の脳科学:インターネットの快楽

    快楽の脳科学~「いい気持ち」はどこから生まれるか スポンサード リンク ・快楽の脳科学~「いい気持ち」はどこから生まれるか 疲れ、笑いと書評が続いて次、快楽です。情動と脳の仕組みに関心があって関連を続けて読んでいます。 このは、医学博士で理研にも在籍経験のある学者の書。およそ考えられる「気持ちいいこと」、「快楽」について語られている。 ■管理職のサル ここで紹介されている米国のジョー・ブレイディ博士の実験の紹介は面白い。 サルを椅子に座らせ、2頭並べて実験をする。どちらの目の前にもスイッチがあるが、一頭の前のスイッチは機能しないダミーである。ときどき不快な電気刺激がやってきて、物のスイッチを押した方は、それを回避できる。ダミースイッチの前のサルは何をしてもだめである。 つまり、ここには二種類のサルがいる。 1 嫌な刺激を自分の力で回避できるサル 2 嫌な刺激を他人任せにするしかないサ

    Imamu
    Imamu 2011/09/09
    『「予測できないこと」「対処できないこと」がストレスの主因』『食欲や性欲の中にも「自分」が散在』
  • 筒井泉「量子力学の反常識と素粒子の自由意志」(岩波科学ライブラリー):不意打ちの衝撃。とんでもない極論めいた話を、実に説得力ある形で紹介。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    量子力学の反常識と素粒子の自由意志 (岩波科学ライブラリー) 作者: 筒井泉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/04/28メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 39人 クリック: 1,089回この商品を含むブログ (12件) を見る おもしろい! たまたまいまグリーン『隠された宇宙』を読んでいて、だれも観察できなくても、数式が存在するといったらそれは存在するのだという議論を延々と読まされ、首をかしげていたところだけれど、書は観察されていないものは(それが月であっても)存在していないのだという話。さらにそこからあらわれるパラドックスについての説明のための仮説として、ぼくたち(そしてなんと、素粒子!)の自由意志が出てくるところは、まったくの不意打ちで驚愕。 観察したときには何があり、しないときにはない、というとパラドックスが生じるけれど、それは観察がランダムに、人の自由意志に

    筒井泉「量子力学の反常識と素粒子の自由意志」(岩波科学ライブラリー):不意打ちの衝撃。とんでもない極論めいた話を、実に説得力ある形で紹介。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    Imamu
    Imamu 2011/08/30
    「観察行為が(量子的なあれこれで)すでに決まっていたら? あるいはその逆に、素粒子のほうにも自由意志があって完全にランダムでないとしたら?」『今世紀になって出てきた「自由意志定理」なるものだそうな』何
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