21日夜、埼玉県川越市のインターネットカフェで、42歳の男の容疑者が20代の女性従業員を人質にとって立てこもりましたが、警察はおよそ5時間後に突入し、監禁の疑いで逮捕しました。 捜査関係者によりますと、容疑者は10年前にも愛知県の信用金庫で人質立てこもり事件を起こしていて、調べに対し「死刑や無期懲役になりたかった」などと供述しているということです。 逮捕されたのは、住所・職業不詳の長久保浩二容疑者(42)です。 警察によりますと、長久保容疑者は21日午後10時ごろ、埼玉県川越市のインターネットカフェ「快活CLUB川越脇田新町店」の個室ブースで、アルバイトの20代の女性従業員を人質にとって立てこもりました。 個室には内側から鍵がかけられ、警察はインターフォンなどを通じて説得にあたっていましたが、およそ5時間後の22日午前3時すぎ、容疑者がドアを開けた隙に捜査員が突入し、監禁の疑いで逮捕しまし