拳銃を構えるデイモン・スミス被告。ロンドン警視庁提供(2017年5月3日公開)。(c)AFP/METROPOLITAN POLICE 【5月4日 AFP】英ロンドン(London)の中央刑事裁判所(Old Bailey)の陪審は3日、地下鉄に手製の爆弾を仕掛けた罪に問われていた男(20)に対し有罪評決を出した。精神鑑定によると、男には自閉症の一種があり、爆弾を製造したのは「退屈していた」からだという。 デイモン・スミス(Damon Smith)被告は昨年10月20日、ロンドンの地下鉄に爆弾を仕掛けた。爆発こそしなかったものの、検察は被告の行為は「極めて危険」だとしている。 スミス被告は国際テロ組織「アルカイダ(Al-Qaeda)」が発行した雑誌を読み、母親の家の台所で爆弾を組み立てた。それをリュックサックに入れ、大学へ向かう途中、ジュビリー線(Jubilee Line)のサザーク(Sout