華やかで明るい未来を演出する万博だが、歴史的には列強が植民地支配に猛進した帝国主義に根をもつ。さまざまな地域の先住民族を生きたまま「展示」して「見せ物」にした「ヒューマンズー(人間動物園)」は人類の負の歴史だ。120年前の大阪でも「学術人類館」事件と呼ばれる問題が起き、2025年大阪・関西万博も懸念すべき動きが出ている。差別思想を源流にする万博を継承する必要があるのか。脈々と続く問題を考えた。(木原育子)
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警視庁の職員(中央)に補導される歌舞伎町に集う若者たち=東京都新宿区で2023年12月16日午後11時27分、前田梨里子撮影 東京都新宿区歌舞伎町の一角に集まり「トー横キッズ」などと呼ばれる若者らについて、警視庁は17日、12月の一斉補導の状況を公表した。16日夜から17日朝にかけてなど計3回実施し、12~19歳の男女延べ29人を都青少年健全育成条例に基づき保護した。関東地方だけでなく、京都や岡山、広島など遠方の出身者もいたという。大半は保護者の元に戻し、一部を児童相談所に引き継ぐ。 警視庁少年育成課によると、歌舞伎町の「新宿東宝ビル」周辺は、行き場のない未成年の若者らが集まって夜通し過ごす場所になっており、犯罪に巻き込まれるリスクなどが指摘されている。市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)で救急搬送される事例も相次ぎ、12月の一斉補導でも市販薬を大量に所持していた未成年が複数確認されたという
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26人が犠牲になった大阪市北区の心療内科クリニック放火殺人事件から17日で2年となる。事件後に死亡した容疑者は、別の事件で刑務所から出所後、孤立を深め、大量殺人を狙ったとされる。どうして事件は起きたのか――。遺族の一人は答えを探し続けている。 夏の暑さが残る9月中旬、京都地裁に1人の女性の姿があった。クリニックで診察中に亡くなった西沢弘太郎院長(当時49)の妹、伸子さん(46)。この日、2019年7月に36人が犠牲になった京都アニメーション放火殺人事件の裁判の傍聴に訪れた。 二つの事件の共通点 京アニ事件とクリニックの事件は共通点が少なくない。いずれも元受刑者が孤立を深めた末、ガソリンで火を放ったとされる。クリニック事件の谷本盛雄容疑者(当時61)の自宅からは、京アニ事件の新聞記事も見つかった。 どうして事件に巻き込まれたのが兄だったのか――。そんな思いを抱えてきた伸子さんも、二つの事件に
Published 2023/12/17 11:03 (JST) Updated 2023/12/17 11:05 (JST) 26人が犠牲となった大阪・北新地ビル放火殺人事件は17日、発生から2年となった。亡くなった現場クリニックの西沢弘太郎院長=当時(49)=の妹伸子さん(46)がビル前で手を合わせ、お経を読み上げた。兄のように、悩む人に寄り添うためにと今年から仏教の修行を始めていた。 ビル入り口の扉にはチェーンが巻かれ、今も「立入禁止」の貼り紙が残ったままだった。手がかじかむほど冷たい風が吹き付ける中、現場前の道路には白やピンク、水色の花束が手向けられていた。 事件は2021年12月17日午前10時15分ごろ発生。ビル4階のクリニックが放火され、患者やスタッフ計26人が死亡した。
土地利用規制法の対象区域として、新たに沖縄本島の米軍・自衛隊施設などを含む100カ所以上を指定する政府の方針が判明した。安全保障上重要とされる「重要施設」や国境離島周辺の土地取引を規制するものだ。 調査範囲は、「重要施設」などの周辺1キロ圏内で、不動産登記簿、住民票や土地・建物の所有者名、国籍にも及ぶ。土地の売買などについて日常的に国家権力の監視の目にさらされる。安全保障を理由に、国民の暮らしへの影響は度外視される形だ。 米軍や自衛隊の基地が多く存在する沖縄の住民への影響は非常に大きい。地域住民の権利を脅かし、重大な人権侵害を招く恐れのある土地利用規制法は即刻、廃止すべきだ。 制度を所管する内閣府は今月中にも新たな対象区域を審議する「土地等利用状況審議会」を開催し、新たな指定区域案を示す。嘉手納基地(嘉手納町など)やキャンプ・ハンセン(金武町など)、普天間飛行場(宜野湾市)などの米軍基地、
岸田文雄首相が、予定通り健康保険証の発行を来年秋に終了すると表明した。廃止後は原則、マイナンバーカードに保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」に一本化する。マイナンバーを巡る混乱を受けた「総点検」などを踏まえ、国民の理解を得られると判断したという。 だが、国民の懸念は依然として根強い。利用の低迷が物語っていよう。普及を急いで混乱を招いた反省はどこにいったのか。信頼回復が伴わない見切り発車に、新たな混乱を懸念せずにはいられない。 健康保険証の廃止は昨年10月、河野太郎デジタル相が表明。ことし6月にマイナ保険証に一本化する関連法が成立した。本来、マイナカードの取得は任意のはずだが、保険証の廃止をきっかけに普及を図る狙いは明らかだ。 取得時に最大2万円分のポイントを付与する大がかりなキャンペーンもあって、カードの発行数は大きく伸びた。ただ、普及への焦りは結果として国民の不安を増幅させた。健康保険
「私たちは言葉を自由に使っているようで、言葉にのっとられる面がある」と語る言語哲学者の朱喜哲さん=大阪市天王寺区で2023年11月28日午後2時24分、清水有香撮影 「正義の反対は悪ではなく、別の正義だ」 戦争や差別について語る時、インターネット上でしばしば目にするこの決まり文句。「正しさ」に息苦しさを感じ、「人それぞれだから比べられない」と冷笑的になってはいないだろうか。そこにはコミュニケーションを断ち切り「会話の事故」につながるワナが潜んでいるという。 正義や公正といった「正しい言葉」を使いこなすにはどうすればいいのか。言語哲学者の朱喜哲(ちゅひちょる)さん(38)は、新著『<公正(フェアネス)>を乗りこなす 正義の反対は別の正義か』(太郎次郎社エディタス)で、トランプ現象などの「事故」を検証し、そのヒントを探る。 「正義」と「善」を区別する 例えば、イスラエル軍によるガザ侵攻。SNS
学校に通っていても保健室で過ごすなど、「不登校傾向」にある中学生が推計で41万人余りに上ることがわかり、調査したNPO法人は早い段階からの支援の重要性を指摘しています。 調査は不登校の子どもの支援などに取り組むNPO法人が、ことし10月から11月にかけてインターネット上で行い、全国の中学生5953人から回答を得ました。 それによりますと、 ▽文部科学省が「不登校」と定義している、病気などを除いて年間30日以上学校を欠席した生徒は277人で、全体の4.7%でした。 一方で、 ▽30日未満ではあるものの、1週間以上連続して欠席したとか、保健室や校長室には行くが教室には行かない、または、教室で過ごすが、心の中では毎日学校に行きたくないと思っている、などと答えた生徒は合わせて785人で、全体の13.2%でした。
大阪 北区のビルに入るクリニックが放火され、巻き込まれた26人が死亡した事件から17日で2年です。遺族や元患者の中には時がたつにつれて悲しみや不安が募っているという人もいて、周囲がどのようにサポートしていくかが課題となっています。 2年前のおととし12月17日、大阪 北区のビルに入る心療内科のクリニックが放火され、巻き込まれた患者や医師、スタッフあわせて26人が死亡しました。 この事件では谷本盛雄 容疑者(当時61)も死亡し、その後、殺人と放火などの疑いで書類送検され、不起訴になりました。 現場のビルは2年がたった今も立ち入ることはできないようになっていて、クリニックが入っていた4階は割れた窓に板がはり付けられ、看板も当時のまま残っています。
不慮の死を遂げた人の遺族らに給付金を支給する国の「犯罪被害給付制度」。その算定方法に疑問が出ている。被害者が無職だと金額が低くなるためだ。国も制度見直しを決めたが、具体像はまだ見えない。 算定根拠は「ブラックボックス」 「残された子どもの将来を考えると不十分」。17日で2年を迎える大阪・北新地の心療内科クリニック放火殺人事件(2021年12月)で夫を亡くし、犯罪被害者給付金を受け取った女性はそう訴える。幼く、言葉がつたなかった子どもはこの2年で夫の思い出話をしてくれるほど成長したが、この先を思うと不安が残る。 夫は当時、無職。以前は職に就いていたものの、多忙で心身不調となって退職したためだ。再起に向けてクリニックに通い、事件の数日前には「復職のめどが立ったから、少し話したい」と語っていた。その矢先、事件に巻き込まれた。 何の落ち度もない夫が殺され、女性はどん底に突き落とされた。給付金の申請
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■ThinkGender ジェンダーを考える 避妊、妊娠、中絶、出産、子育てにいたるまで、負担と責任を一方的に負わされることの多い日本の女性たちは、現状についてどう考え、何を必要としているのでしょうか。フォーラム面のアンケートに回答いただいた人たちに、自身の経験や思いを聞きました。 ■男女が平等に責任とるような世の中になれば 妊娠中に交際相手と別れ、出産した九州地方に住む20代半ばの女性は、「相手と付き合ったのも別れたのも自分なので、私は私の責任を果たそうと思っています。相手には相手の責任をとってほしいだけです」と話す。 同い年の男性と付き合っていた。性交中にコンドームが外れてしまい、緊急避妊薬を飲んだが妊娠した。電話で伝えると、「よく考えて明日連絡する」と言われた。翌日、LINEで届いたメッセージには、「どうしたい?」と聞く言葉は一切なく、中絶の仕方と近くの病院が羅列されていた。 ゆくゆ
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