米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(37)が3日連続で登場する最終回。契約期間は42歳シーズンを迎える2028年まで5年あり、現役選手としての〝終活〟について思いを明かした。現在の状態を「死と逆」と表現。最後には野球界で自身の役割についても語った。(取材構成・山田結軌) --現契約が満了する5年後のイメージや未来について。現役選手としての〝終わり方〟は考えているか 「考えますね。最近、特に考えます。やっぱり人生に、生きることに悩んだりするわけですよ、この数年は特に。いろいろ考えても、まとまらない。ネガティブになったり、ポジティブになったり。契約は(あと)5年で、そこを『あと1、2年で、もうやめよう』とか考えないようにしよう、と。ちゃんと一生懸命、一年一年、一日一日やっていきたい。まだ成長できると思っているので、現役の最後、成長して終わりたいと正直、思っていますね」 「それはわりと正し