激しく焼けた乗用車=3日午前2時33分、北海道江差町の江差署、芳垣文子撮影事故現場に残った乗用車が燃えた跡。奥が棚橋さんの実家=3日午前5時20分、北海道厚沢部町社の山、加賀谷直人撮影 北海道厚沢部(あっさぶ)町の民家前でミニバン型の乗用車が全焼し、きょうだいとみられる子ども4人の遺体が見つかった火災で、父親の函館市桔梗1丁目、無職棚橋智也さん(24)が道警江差署の事情聴取に、「車内に使い捨てライターがあったと思う」と話していることが道警への取材でわかった。「車内には物が乱雑に置かれ、ごみが散乱していた」とも説明しているという。 また、棚橋さんは「子どもはライターを操作して火を付けることができた。点火するのを見てライターを取り上げたこともあった」と話しているという。 道警は火は車内で出て、短時間で燃え広がった可能性が高いとみて、出火原因を調べる。 道警によると、4人は、棚橋さん