2015-06-16 派遣社員を使うほど、企業が払う消費税は安くなる 派遣社員を使うほど、企業が払う消費税は安くなるという、驚きのカラクリがある。 これに利用されているのは、仕入税額控除である。 仕入税額控除とは、本来は、重複して消費税が課税されないように調整する仕組みである。 すごく簡単に言うと、売上にかかる消費税のうち、仕入や経費などにかかる消費税分は控除されるのだ。 (仕入税額控除について、詳しくは下記を参照) 消費税の仕入税額控除を徹底解説! 本来、「人件費」は仕入税額控除の対象にはならない。 仕入税額控除の対象は、事業者(会社)の事業取引だ。 人件費は、経費ではあるが事業取引でないため、控除の対象ではない。 だが、控除を受ける裏ワザがある。 派遣社員を使うことで「人件費」は「外注費」となり、事業者間の事業取引となり、控除の対象となるのだ。 この図では、人材を直接雇用して「人件費」
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