防衛省は、尖閣諸島など南西地域で警戒に当たる海上自衛隊の護衛艦が、無人の偵察ヘリコプターを使うことで飛行時間を延ばし、監視能力を向上させることができないか、導入も視野に調査を行うことになりました。 防衛省は、中国の海洋活動の活発化を受けて、尖閣諸島など南西地域の警戒のため、海上自衛隊の護衛艦を派遣しています。 その際、艦に搭載した有人のヘリコプターによる監視活動も行っていますが、飛行できる時間が3時間程度であることから、長時間、監視が必要になる場合、給油のため着艦を繰り返す必要があり、パイロットの負担が課題となっているということです。 こうしたなか、アメリカ海軍では、偵察活動をおよそ8時間、連続して行うことができる無人の偵察ヘリコプターMQ8の駆逐艦への配備を始めていて、最終的に160機余り導入する計画です。 防衛省は、この無人の偵察ヘリコプターを自衛隊の護衛艦でも使うことで飛行時間を延ば