先週金曜日、DMS(設計製造ソリューション展)に行ってきた。 これはちょっと前から感じていることだけど、いわゆるCADって、もう展示が少ないね。SolidWorksがスペースを大きくとっていたな、という程度。数年前まではもっとCADの展示が華やかだったのにね。 代わって何が増えたのか。 まず、PLM/PDM系。それからRP(3次元プリンタ)。そして非接触測定器。この辺じゃないかな。あとは5軸加工を意識したCAMも結構目立ってたかな。 さて、展示が増えてきたRPと測定器。そのデータ構造に着目して欲しい。 まず、RPが受け付けるのはポリゴンデータだ。例えばSTLとかobjとかね。 一方、測定器が出力するのは点群データといって、3次元座標 (X, Y, Z) の羅列だ。 これは、従来のCADの扱うデータとはずいぶん違っている。 いわゆるメカCADは曲線や曲面のデータで形状を表現しているわけ。さら