野田佳彦氏の東京裁判でのA級戦犯への解釈について、産経新聞の社説が論評しています。だいたいにおいて野田氏の主張を支持する内容です。 ■【主張】戦犯と財務相発言 「犯罪人でない」は当然だ 野田佳彦財務相が終戦の日の記者会見で、いわゆる「A級戦犯」は戦争犯罪人ではないとの認識を改めて示したことに対し、韓国がいわれなき批判を展開している。 野田氏の発言は、民主党国対委員長だった平成17年10月に政府に提出した質問主意書について、「基本的に考えは変わらない」と再確認したものだ。韓国はこれを「過去の日本帝国主義の侵略の歴史を否定しようとする不適切な言行」と論評している。 質問主意書は「4回に及ぶ(戦犯釈放を求める)国会決議などで、A・B・C級すべての戦犯の名誉は法的に回復されている」「A級戦犯合祀(ごうし)を理由に首相の靖国参拝に反対する論理は破綻している」という趣旨だ。 戦犯に関する経緯を正しく踏