ローリングストーン日本版 アーカイヴ・インタヴュー 2015年6月号 小特集:表現の自由を規制するのは誰か。音楽編 石坂敬一 元ワーナーミュージック・ジャパン名誉会長 忌野清志郎が反原発を歌った楽曲を収録した『カバーズ』。そしてパンク・ロックにアレンジした「君が代」を収録した『冬の十字架』。この2つのアルバムは、当時所属していた東芝EMI、ポリドールが発売禁止にしたことを知る人は多いだろう。『カバーズ』時に東芝EMIの統括本部長を、そして『冬の十字架』時にポリドールの社長を務めていた石坂敬一。当事者である彼に、発売禁止の真相と、アーティストが自由に表現をするために必要なものを語ってもらった。 ─そもそもレコード会社に、歌詞の具体的なNGコードはあるんですか? ある程度、社内で決めていますが、ソリッドなしっかりしたものではありません。基本的にレコ倫(レコード倫理審査会)の判断に委ねています。
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