バイデン政権は2024年2月26日(現地時間、以下同)の週、悪質な国家やハッカーが悪用する重大な脆弱(ぜいじゃく)性を減らすための取り組みの一環として、メモリ安全性の高いプログラミング言語の採用について主要業界の支持を集めた。 メモリ安全性の高いプログラミング言語の使用に賛同の声 SAPやAccenture、Palantir、Hewlett Packard Enterpriseなどの大手テクノロジー企業は(注1)、メモリ安全性の高いプログラミング言語の採用を支持している。スタンフォード大学やオックスフォード大学の関係者も、ソフトウェアの測定性を向上させる取り組みを支持している。 ホワイトハウスの国家サイバー局は、2024年2月26日に報告書を発表し(注2)、テクノロジー業界に対して製品にメモリ安全性の高い言語を広く採用するよう呼びかけるとともに、研究コミュニティーに対し、安全なソフトウェア
数多くのモダナイゼーション案件をみてきた筆者の経験から、実際に起こり得る問題や葛藤を架空の事件簿として解説する本連載。今回は、レガシーモダナイゼーションへの「ChatGPT」の適用に着手した家電メーカーA社を紹介する。 ジェネレーティブAI(AIは人工知能、以下生成AI)の活用が日々話題になっている。ChatGPTを開発した米OpenAI(オープンAI)の技術は、米GitHub(ギットハブ)が提供する「GitHub Copilot」などソフトウエア開発への適用も進んでいる。こうした技術はモダナイゼーションをどのように変えていくのだろうか。 プロジェクトにChatGPTを導入しようとした企業で起こった事件 「全然理解できないな。なぜ100%の変換率を達成できるんだ。なぜ君たちだけでテストができると言えるんだ。はやっているからといってAIに飛びつくのもばかげている」――。X氏の怒声がプロジェク
出典:日経クロステック、2022年11月2日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) Q.新卒入社3年目のシステムエンジニア(SE)です。SE職の位置づけですが、若手メンバーはプログラミングもします。上司である課長SEは、一度もプログラミング経験がないと自慢げに話します。その経験のない上司に、「なぜプログラミングに遅れが出るのか不思議だ」「設計書通りにつくるだけなので簡単だろう」「遅れは自己責任、誰も手助けはしないぞ」「デートや趣味はやめて、残業と休日出勤は当然だ」と怒られます。対策や指導に至る言葉は全くありません。パワハラを恒常的に受けている気分です。未経験者が何も知らないくせに偉そうに言うなとくやしいです。 課長SEの発言は指導ではなく、単なるいじめです。部下から嫌われるタイプで、いつか大きな職場トラブルになるように思います。こんなリーダーには、誰もついてい
問題は、開発者の仕事が最終的にどう進化していくかだ。アプリケーションの開発や保守に人工知能(AI)を応用することで、今度こそ本当に難易度の低いコーディングが過去のものになる可能性がある。 Fixie.aiの最高経営責任者(CEO)で共同創業者のMatt Welsh氏は、次の10年間で「プログラミングは過去のものになる」と予想している人物の1人だ。同氏は、米計算機協会(ACM)の機関誌Communications of ACMに最近掲載された記事で「『プログラムを書く』という従来の考え方は消えつつある」と述べている。「実際、非常に特殊なアプリケーションを除けば、私たちが知るほとんどのソフトウェアは、プログラムされたものではなくトレーニングされたAIシステムになるだろう」 Welsh氏はさらに、「あらゆるものが数千億個のパラメーターを持つGPUクラスター上で実行されるようなモデルを必要としてい
キャッシュレス後進国と言われた日本は、過去3年間でだいぶ進化した。 とくにQRコードではPayPayの勢いが凄まじく、ユーザー数が5000万人を突破。スマートフォンの普及率が90%を越えたいま、いよいよ諸外国に追いつきそうである。 しかし海外と比べれば已然として使いづらい。一体何がそうさせるのか。今回は実際にヨーロッパや東南アジアに訪問した筆者が感じたことを書いていく。 キャッシュレスの使い分けが不可欠 あくまで筆者の私見であるが、日本で不便なのは「使えるキャッシュレスが店によって異なる」こと。A店ではPayPayが使えるのにB店ではQRコードそのものが使えないといった現象だ。 (nanacoやwaonユーザーは別のキャッシュレスか現金?) 最近ではFelica、QRコード、クレカ全てに対応する店舗も増えてきたが、それでもQUICPayは不可とか、楽天ペイは使えないとか何かしら欠ける事がよ
『ぷよぷよプログラミング』は、アクションパズルゲーム『ぷよぷよ』のソースコードを手本通り入力(写経)することでプログラミングを学習 できる教材で、アシアル社が提供するプログラミング学習環境「Monaca Education」で利用いただけます。ソースコードの改変や画像/音声ファイルの作成・編集・組み込みなど発展的な内容も可能で、これまでは「本物のプログラミングを体験できる」教材として、実践的なプログラミング学習を提供してまいりました。 このたび公開する副教材は京都精華大学メディア表現学部鹿野利春先生に監修いただき、小・中学校・高等学校の学習指導要領に対応しました。教員の方々が指導に活用できる授業マニュアルや児童/生徒用テキストなど、全6種類を公開いたします。本副教材の活用により、「論理的思考力の育成」「情報モラルの必要性理解」「問題発見・解決方法の理解や適切な使用の実践」など各校の授業にお
登大遊氏、日本は「超正統派」のICT人材を育成すべき。そのために、自由な試行錯誤を許容するインチキネットワークの普及に取り組む(前編)。JaSST'22 Tokyo 2022年3月10日と11日の2日間、ソフトウェア業界のテスト技術力の向上と普及を目指すイベント「ソフトウェアテストシンポジウム JaSST'22 Tokyo」がオンラインイベントとして開催されました。 イベントの最後には、招待講演として登大遊氏による講演「世界に普及可能な日本発の高品質サイバー技術の生産手段の確立」が行われています。 登氏は講演で、優れたICT技術を日本から生み出すためには「超正統派」なICT技術者を育てるべきであり、そのために登氏自身が中心となって登氏が「インチキネットワーク」と呼ぶ、固定IPアドレス取り放題でBGPで遊べる自由な試行錯誤を許容するネットワークとコンピューティングの環境を、IPA(独立行政法
米国防総省、オープンソースをプロプライエタリより優先的に採用する調達方針を明らかに。同省CIOが書面で通知 米国防総省は「Software Development and Open Source Software 」(ソフトウェアの開発とオープンソース)と題する同省CIO John B. Sherman氏の1月24日付けの書面を公開し、プロプライエタリな製品を購入する前に、既存の政府ソリューションやオープンソースソフトウェアの採用を優先する方針を示しました。 この書面は、セキュアなオープンソースソフトウェアや商用ソリューションの採用を増やすことを同省に指示した2018年7月発表のサイバー戦略の下で、どのようにオープンソースソフトウェアを位置づけるかを説明するものです。 書面の本文で、オープンソースを採用する上で2つの懸念を示した上で、付録のガイドラインで具体的な方針を明らかにしています。
プログラミングの学習を始めようとする人がする定番の質問がある。「どのプログラミング言語を選べばいいか」というものだ。 私はこのコラムで以前、JavaScriptからプログラミングを始めてはどうかと書いた。JavaScriptはWebブラウザーさえあれば動作するからだ。例えば「Chrome」であれば、F12キーを押して「Console」タブを選ぶだけで、JavaScriptの対話実行環境を利用できる。 関連記事: 保存していないクレジットカード情報が漏洩する謎、鍵はあのプログラミング言語 もっとも、JavaScriptは最初に学ぶ言語としては少し癖が強いとも感じている。どちらかというと、2番目か3番目に学ぶことで視野が広がるタイプの言語ではないだろうか。 私が初心者に勧めるとしたら候補は2つある。「Ruby」と「Python」だ。 私がRubyを勧める理由は、「プログラミングの楽しさ」を体験
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