二クロム酸カリウム(にクロムさんカリウム、potassium dichromate)は化学式 K2Cr2O7 で表される無機化合物で橙赤色の柱状結晶。重クロム酸カリウムとも呼ばれる。 漢数字の「二」とカタカナの「ニ」が同じ形であることや、ニクロムという合金が存在することから「二」がカタカナの「ニ」と間違われることがあるが、正しくは漢数字の「二」である。 酸化力が強く、第一級アルコールやアルデヒドをカルボン酸に変えるほか、第二級アルコールをケトンに変える。欧米では化学的酸素要求量 (COD) を計測する際の試薬としても用いられるほか、クロムめっきや写真現像、酸化剤として火薬に含まれる等、様々な利用方法がある[1]。 かつては、クロム酸混液とよばれる硫酸と混合したものを、その強力な酸化性を生かして実験機器の洗浄などに用いていた。しかし、毒性や環境汚染、廃液処理の煩雑さなどの問題が指摘された結果
