京都弁護士協同組合と一澤信三郎帆布が共同で開発した弁護士用特製かばん。売れ行きは好調だ=京都市中京区(写真:産経新聞) 大量の裁判記録を持ち歩くことが多い弁護士たちの要望に応え、京都弁護士協同組合は、老舗かばん店「一澤信三郎帆布」(京都市東山区)と共同で、丈夫でおしゃれな「弁護士用帆布かばん」を開発した。昨年末の発売開始以来、全国から注文が舞い込むなど、業界内でひそかな人気商品となっている。 同組合は昭和54年に発足。京都弁護士会所属の弁護士がほぼ加入する共済組織で会員数約600人。事件記録の謄写サービスなども行っている。 特製かばんは高さ36センチ、幅33センチ、奥行き12・5センチ。A4判の事件記録が縦でも横でも収まるサイズになっており、手持ちでも肩掛けでも使える。前面のポケットには、弁護士バッジにも用いられ、自由と正義を表すヒマワリの刺繍をあしらった。 また、かばんの口には、内