本連載では、Windows Server 2012 R2のHyper-Vをベースにして、現在求められる仮想化システムの技術トレンドや設計、機器の選択方法などについて、全4回で解説します。 第1回「最新モデルを意識したCPUとメモリのサイジング」 第2回「Hyper-Vと最新のストレージ・テクノロジの併用(今回)」 第3回「Hyper-Vネットワーク設計のベストプラクティス」 第4回「クラスタリングとライセンス・コストを考慮した全体設計」 前回は、CPUやメモリといった“頭脳”部、つまり計算処理を担う部分の設計について解説した。今回はI/O処理を担う“足回り”の1つである「ストレージ」について解説する。 ストレージの重要性はPCの購入をイメージすると理解しやすい。最近のPCはCPUやメモリよりもHDDをSSDにアップグレードした方が体感速度は向上するだろう。これは、昨今のPCのボトルネックは
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