28日のシステム障害で、全国の大半のATM=現金自動預け払い機が利用できなくなった「みずほ銀行」は1日、藤原弘治頭取が記者会見し、障害によってATMからカードや通帳が取り出せなくなった件数が、5244件にのぼることを明らかにしました。 システム障害の影響でコンビニなどのATMを使った利用客にはかかった手数料を全額返金するとしています。 「みずほ銀行」の藤原弘治頭取は1日午後6時から本店で記者会見し「今回の事態を極めて重く受け止めている。ご迷惑をおかけしたお客様、社会の皆様に深くおわび申し上げます」と陳謝しました。 みずほ銀行が起こした28日のシステム障害では、ピーク時には、全国各地に設置している5395台のATMの80%にあたる4318台が利用できない状態になりました。 さらに、預金通帳やキャッシュカードがATMから取り出せなくなり、藤原頭取は記者会見でその件数は合わせて5244件にのぼる