「便利屋」ではなく「先発」勝負を求めて、海を越える松坂大輔 メッツからFAとなっていた松坂大輔投手の、ソフトバンク入団が決定的となった。 近日中にも球団側から正式発表される運び。契約は3年総額10億円以上ともみられ、背番号は代名詞である「18番」を用意しているという。 西武時代の06年以来、9年ぶりの日本球界復帰。米国も含めて新天地を模索した松坂の中で、最大の決め手となったのは「先発ローテーション投手」としての座だったという。 キャンプは招待選手として過ごし、開幕直後にマイナーからメジャーへ昇格した松坂の今季の立ち位置は、いわゆる「便利屋」。34試合に登板し、3勝3敗、防御率3.89の数字を残したが、先発起用は9試合だけ。 故障者が出た時など、スポット的に先発ローテーションに入り、大半は中継ぎ起用。クローザーが相次いで炎上した際には臨時で抑えも務め、メジャー初セーブまで記録した。 ブルペン