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川崎市で排外主義的なデモを繰り返している男性らが計画した講演会が3日、中止になった。講演会でヘイトスピーチが行われるとして、会場の市教育文化会館周辺には、反ヘイトスピーチの市民団体のメンバーら数百人が集まり、入り口を塞ぐなどの抗議行動を展開した。 抗議は市民団体「ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワーク」が呼びかけ、講演会開始の1時間前から「レイシスト(人種差別主義者)帰れ!」と連呼。講演会への参加者を見つけては取り囲み、押し返した。団体によると、約600人が抗議に参加したという。 神奈川県警によると、市民団体側の男1人が、講演会参加者のプラカードを壊したとして、器物損壊容疑で現行犯逮捕された。容疑を否認しているという。 この日はヘイトスピーチ対策法が施行されて2年。川崎市は今春、ヘイトスピーチの恐れがある場合、公的施設の利用を事前規制できる全国初のガイドライン(指針)を施行した。
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川崎市に住む在日コリアンの女性に対し、ツイッターで差別をあおるヘイトスピーチや危害を加えるとする投稿を繰り返し行ったとして、50歳の男が脅迫の疑いで書類送検されたことが、捜査関係者への取材でわかりました。 その後も差別的な投稿は続き、警察が捜査した結果、神奈川県藤沢市の無職の50歳の男が、おととし8月と去年4月から5月にかけて、女性に対し差別をあおるヘイトスピーチや危害を加えるとする投稿を繰り返し行ったとして、今月18日、脅迫の疑いで書類送検されたことが捜査関係者への取材でわかりました。 投稿では、みずからを人種差別主義者=レイシストと名乗り、警察に相談した女性を批判し、我慢の限界になったとして「ひとつ上のステージにあがる」とか「ナタを買ってくる予定」などと記載していたということです。 弁護士によりますと、この女性に対する差別的な投稿はおととしから去年までのおよそ1年半続けられ、その数は数
学童保育施設「横浜中央YMCAアフタースクール」で ピンク色のシャツを着て、いじめに反対の意思を示すキャンペーン「ピンクシャツデー」の28日、紙芝居と寸劇を通して小学生にいじめについて考えてもらう取り組みが、横浜市中区の学童保育施設「横浜中央YMCAアフタースクール」で行われた。 ピンクシャツデ-は、カナダの学校で2007年、ピンクのシャツを着て登校した男子中学生がいじめられたことをきっかけに、上級生の男子高校生がピンクのシャツを着るよう同級生に呼びかけ、生徒たちが応じて、学校からいじめがなくなった実話に基づいている。 この日の取り組みには小学1年~6年の約20人が参加。同スクールスタッフがカナダの実話を手描きの紙芝居で紹介した後、寸劇も行い、「好きな服の色なんて自由じゃん」「みんなでピンクの色を着れば、みんな同じだからいじめがなくなるかもしれない」と訴えた。
なぜ障害者が殺されなければならないのか。なぜ人里離れた施設で生涯を送らなければならないのか。今から50年近くも前に神奈川で、社会に鋭く問いかけた人たちがいた。脳性まひで重い障害を抱えた当事者で作る「青い芝の会神奈川県連合会」。彼らの問いは今もなお、生きている。 根深い差別意識を告発 「なぜ、障害者児は街で生きてはいけないのだろう。ナゼ、私が生きてはいけないのだろう。社会の人々は障害者児の存在がそれほど邪魔なのだろうか」 「はっきり言おう。障害者児は生きてはいけないのである。障害者児は殺されなければならないのである」 中心メンバーの1人で横浜在住だった横田弘氏(故人)が、1970年代に書いた文章だ。 横浜市金沢区で70年、脳性まひの女の子(当時2歳)が母親に殺害される事件が起きた。施設入所を申し込んだが満員で断られ、悲観しての犯行だったとされた。 福祉が乏しい時代。追い詰められた親による障害
高校内カフェって知ってますか? 高校内カフェは、私の知る限り神奈川で2カ所、大阪で6カ所、中退や進路未決定で卒業するリスクの高い高校生たちを予防的に支援する取組みとして行われているものです。
「幼稚園児以下」などの暴言や暴行で退職を迫られたとして、首都圏地盤のスーパー「いなげや」(東京都)に勤めていた男性障害者(27)が、同社と指導役の女性従業員に約585万円の支払いを求めた訴訟の判決が30日、東京地裁であった。脇博人裁判長は指導役の言動の一部を違法と指摘し、同社の使用者責任も認めて両者に計22万円の支払いを命じた。 判決によると、軽度の知的障害がある男性は2008年、障害者雇用枠で同社に入社。横浜市内の店舗で食品の陳列などに当たっていたが、09年ごろから、指導役の暴言や暴行を母親らに訴えるようになり、13年に退社した。判決は指導役の「幼稚園児以下」「馬鹿でもできる」などの発言は認めたが、暴行などは「裏付けがない」と退けた。 国は一定割合以上の障害者雇用を事業主に義務づけている。判決後の会見で、男性の代理人の黒松百亜(ももえ)弁護士は「雇って終わりでなく、職場に定着させることが
いまから40年前のきょう、1977(昭和52)年9月27日午後1時20分頃、神奈川県の厚木基地を飛び立ち、横須賀に停泊中の空母ミッドウェーに向かっていた米軍のRF4BファントムIIジェット偵察機が、横浜市緑区(現・青葉区)の宅地造成地に墜落した。空中で炎上した偵察機は、火だるまになった破片を周囲300~400メートルに飛び散らせた。これにより民家と木造アパートが全焼、9人がやけどなどで重軽傷を負う。うちエンジンの直撃を受けて全焼した民家では、妻(当時26歳)とその息子で3歳と1歳の幼い兄弟、夫の妹(当時26歳)が大やけどを負い、兄弟は翌28日未明に収容先の病院で息を引き取った。妻も意識不明の状態が続く。一方、操縦していたパイロット2名は墜落前に脱出して無事だった。 重大な事故であったにもかかわらず、原因解明のための調査はことあるごとに米軍側に阻まれた。事故機の残骸は事故の翌日、早々に厚木基
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