仏大統領選の選挙戦の一環で北部ルアーブルを訪問したエマニュエル・マクロン大統領(2022年4月15日撮影)。(c)Ludovic MARIN / POOL / AFP 【4月15日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は14日、ロシア軍がウクライナで「ジェノサイド(集団殺害)」を行ったと非難すれば戦争が拡大する恐れがあるとして、この言葉の使用を避けていることを釈明した。 フランス北部を訪問したマクロン氏はラジオ局フランス・ブルー(France Bleu)に対し、ジェノサイドの意味は政治家が決めるものではなく、法的な定義があると指摘。「ジェノサイドが起きたとみなす国には、国際法にのっとって介入する義務がある。それは人々が望んでいることなのだろうか? 私はそうは思わない」と説明した。 マクロン氏はまた、同日朝にウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー