「ビジネスパーソンの7割以上がクールビズを勘違いしている」――三菱電機ビルテクノサービスは8月7日、クールビズや空調機器に関するそんな調査結果を発表した。環境省が推奨する「室内温度を28度に」を「空調設定温度を28度に」などと誤解する人が多く、正しくクールビズを理解している人は少数派だったという。 調査は6月30日~7月16日、空調の設定温度を変更できるオフィス勤務の20~60代男女1000人に対してネット上で実施した。調査機関はジャストシステム。 「クールビズの28度設定」の本当の意味 調査によると、7割以上の人が職場で「クールビズを実施している」と回答。だが、環境省が推奨する「衣服を軽装にして、室内温度(冷房時)を28度に調整すること」を正しく理解している人は全体の約23.8%にとどまった。 よくある誤解は、クールビズの28度設定を「室内温度」ではなく「エアコン設定温度」とみなすこと。