linux-vm-toolsのリポジトリがアーカイブに 1月29日にMicrosoftが管理するlinux-vm-toolsのリポジトリがアーカイブになりました。それまで登録されていたissueはすべて強制的に終了し、Pull requestは有用かつ即適用できるものがあるにも関わらずすべて放置となりました。 これは一体何を意味するのでしょうか。 Hyper-Vクイック作成 Windows 10 Pro以上のエディションではハイパーバイザーであるところのHyper-Vが使用できます。さらに「Hyper-Vクイック作成」という仮想マシンのテンプレート選択する機能もあり、随時更新されていってました(たぶん過去形)。 Hyper-Vクイック作成の画像 Windows 10があるのは当然として、Ubuntuもあります。サポートが終了している19.10があるのはMicrosoft流のギャグなんでしょ
レポート Linux GUIアプリがWindows 10で動く日 - 阿久津良和のWindows Weekly Report 米国時間2020年9月16日から開催された「XDC(X.Org Developers Conference)2020」でMicrosoftは、「X11 and Wayland applications in WSL」と題したセッションにて、WSL 2(Windows Subsystem for Linux 2)を用いてLinux GUIアプリを実行可能にするアーキテクチャーを説明した。まずは下記のスライドをご覧いただきたい。 WSLGのアーキテクチャー 「WSLG」は、「Windows Subsystem for Linux GUI」の略記と思われる。WSL上でX ServerおよびWaylandを起動し、Windows 10からはRDP(リモートデスクトッププロト
Microsoftは6月27日(米国時間)、「Running WSL GUI Apps on Windows 10 - Microsoft Tech Community - 1493242」において、Windows 10のWSL(Windows Subsystem for Linux)で動作するLinuxのGUIアプリケーションを利用する方法を紹介した。 Microsoftは近い将来サードパーティ製ソフトウェアを使わなくてもLinuxのGUIアプリケーションが実行できるようにすると説明しているが、記事で紹介されている方法はサードパーティ製ソフトウェアを利用する従来の方法。Microsoftが対応するまでのつなぎとして利用することができる。 記事では、次の2つの方法が紹介されている。 Windows 10にXサーバをセットアップする方法 Windows 10に「VcXsrv Windows
このたびラップトップを新調しました。6年ほど前に中古のノートにLinuxを入れてつかってましたが、新品のWindowsノートに乗り換えました。そこで以前から気になっていたWindows Subsystem Linuxを使って、Windows上にLinuxの開発環境を用意してみたところ、セットアップもすごく簡単かつ快適な開発環境になったので、詳細を少し調べてみました。その結果と実際の開発現場における利用シーンについて紹介します。 ※現段階ではPreview版OSへのアップデートが必要。WSL2を利用するにはbuild 18917以上のOSバージョンが必要です。それにはthe Windows Insider Programというプログラムに登録した上で、OSをPreview版にアップデートする必要があります。 ターミナルを開くとそこはもうLinuxでした 近頃の私が個人的なLinux環境でやる
現在プレビューが進められている20H1(Windows 10 Ver.2003)に含まれるWSL2(Windows Subsystem for Linux 2)は、仮想マシンベースでLinuxカーネルを動かすものだ。 Windows 10に搭載されているWSL(以下WSL1と略す)は、Linuxカーネルがなく、Linuxのカーネルファンクションコールは、すべてWindowsカーネル(NTカーネル)のファンクションコールに変換されいた。このため、Windows側の機能はほとんど問題なく利用できた。 これに対して、WSL2では、仮想マシン内部でLinuxカーネルがそのまま動作している「ほぼLinux」であるため、Windowsの持つ機能にアクセスするためには、さまざまな対応が必要になる。こうした問題の1つがNTFS上のソフトリンク(シンボリックリンクやジャンクション)への対応である。Windo
Microsoftは5月13日(米国時間)、「WSL 2 Post BUILD FAQ|Windows Command Line Tools For Developers」において、ユーザからの質問に答える形で先日発表されたWSL2 (Windows Subsystem for Linux 2)の詳細について伝えた。当初発表された内容よりも詳しい内容が伝えられている。 伝えられている主な内容は次のとおり。 WSL 2はWSL 1が利用可能なすべてのSKUで利用可能になる WSL 2では仮想環境としてHyper-Vを使用する WSL 1を廃止する予定はなく、WSL 1とWSL 2は並列して実行することが可能 LinuxディストリビューションはWSL 1とWSL 2を切り替えることが可能 WSL 2の実行中はVMwareやVirtualBoxといった仮想環境を使うことができない。この点に関して
ファイル名のルールが変わったなどで、ファイル名をまとめて変換したいようなことはないだろうか。このような場合、エクスプローラーで手動により変更するのは大変だ。コマンドプロンプトのrenコマンドでは、拡張子を変えるような場合はいいのだが、ファイル名を柔軟に変更できない。このような場合はWSLのrenameコマンドを使うとよい。その方法を紹介する。 ファイル名のルールが変更になって、複数のファイルを一括で変換したいということはないだろうか? 例えば、abc01.jpg、abc02.jpg、……、abc90.jpgといったファイル名を、abc001.jpg、abc002.jpg、……、abc090.jpgといったように数字部分を3桁にしたいとか、「abc」の部分を「abc_xyz」にしたいとか、ということだ。 このような場合、ファイル数が少なければ、エクスプローラーで順番にファイル名の変更を行えば
Get notified in your email when a new post is published to this blog The next Windows update is coming soon and we’re bringing exciting new updates to WSL with it! These include accessing the Linux file system from Windows, and improvements to how you manage and configure your distros in the command line. Accessing Linux files from Windows In the past, creating and changing Linux files from Window
Windows Subsystem for Linuxのファイルシステムには VolFsとDrvFsの2つがある WSLには、2つの独自のファイルシステム「VolFs」と「DrvFs」がある。前者は、ディストリビューションがインストールされるファイルシステムで、Linuxのメインのファイルシステムに相当する。名称は「Volume File System」の意味と思われるが、最近のWSLでは、「lxfs」と表記される。後者は、WSL内からWindowsのNTFSにアクセスするためのもので「Drive File System」の略と思われる。 wslconfig.exeの「/upgrade」オプションは、VolFsをアップグレードするためのものだ。実行は簡単で、WSLが起動していないときにディストリビューション名を指定して実行すればよい(ディストリビューション名は「/list」オプションで表示
Windows 10 Ver.1803(April 2018 Update、RS4)で、DrvFs(WSLからWindows側ファイルシステムへのアクセス)が改良され、Windows Subsystem for Linux(WSL)から作成したディレクトリ(フォルダ)に関しては、ファイル名の大文字小文字の区別をするようになった。このような大文字小文字の区別を「ケースセンシティビティ」(Case Sensitivity)という。 POSIX互換のためにNTFSでは ファイル名の大文字小文字を区別できるようになっている そもそもNTFSはファイル名の大文字小文字を区別しており、大文字小文字の状態は保存されている。しかし、WindowsのAPIでは、ファイルの大文字と小文字を区別しないようにしてNTFSを利用する。 Windowsでファイル名の大文字小文字を区別させたい場合には、「FILE_FL
IIJ ネットワーク本部アプリケーションサービス部・(兼)社長室所属。 メールサービスの運用業務に従事し、日々世界の悪と戦う一児の父親。社内 Power Automate エバンジェリスト(自称)。M3AAWG member / openSUSE Users / WIDE Project メンバー。趣味は大喜利。はがき職人。 【IIJ 2018 TECHアドベントカレンダー 12/5(水) の記事です】 「ねぇ、パパ。インターネットに繋がらないんだけど。早くなんとかして。」 このように、世のパパさんたちは、自宅情シス管理者をしている(させられている)方も多いのではないでしょうか。以下のお話は 2016〜2017年に起こった、ある日のできごとです。(ノンフィクション) 登場人物 私 世界の悪と戦う一児の父親。 Windows 歴は Windows 95 → 98 → 2000。 ダイヤルアッ
OS: Windows 10 Pro ver 1709 OS: Ubuntu Desktop 16.04 日本語 Remix 回復キー 起動しなくなったWindows10のマシンを寄越されて中のデータを取り出せるか問われたことがあるけれどもBitLockerで暗号化されているからLinuxで気軽にマウントしてアクセスする、というわけにいかない。然し乍らLinuxからでも、回復キーさえあればデータを復号してアクセスできるようなツールを拵えた人がいるようでほんとうにすごいと関心したものである。 先ずはUbuntu Desktop 16.04 日本語 Remixを焼き付けたUSBの起動ディスクで以ってUbuntuを起動する。 そうしたら必要なパッケージをどんどこインストールしてゆく。なお、libmbedtls-devがないとdislockerをcmakeする際に「– Could NOT find
Windows10はあまり好きではないのだが、会社用の操作にどうしても必要となったので急きょ導入することに。 といっても、iPadを使ってリモートで使用することが目的。 VirtualBoxのインストールOracleのVirtualBoxが一番開発が活発ということで、多少の遅さには目をつむりつつも選択。 ppa等で降ってくるのはバージョンが古いので、素直に公式からダウンロードをしてくる。 ディストリビューション別に配布されているので、今回は「Ubuntu 16.04 (Xenial)」「64Bit」のものを選択。debパッケージがダウンロードされる。この時点での最新バージョンは5.2だった。 ふつうにいつもの容量でインストール。 $ sudo dpkg -i virtualbox-5.2_5.2.6-120293-Ubuntu-xenial_amd64.deb これでインストールが完了し
初期設定 タイムゾーン、キーボードを選択します。 初期ユーザーの情報などを入力します。あとで変えられるので適当に・・・。 インストール完了です。 GRUB2が起動します。頻繁にUbuntuとWindows10を切り替えるのであれば、このままで良いでしょう。 Windowsがメインで、たまにUbuntuであれば、UEFIのブートローダーの起動順序を、Windows優先に変えておきましょう。 Step:4 ブートマネージャーの設定 起動順序の変更 Step:3 まででインストール作業は完了です。 再起動するとデフォルトで Ubuntu が起動すると思いますので、Windows が起動するように設定します。 Ubuntu を起動したいときは、UEFIのブートローダーを開いて”ubuntu” を選択すると起動できます。 WindowsからUbuntuを起動する Windows 起動中に Ubunt
Windowsも結構壊せる『rm -rf /』 WSL (Windows Subsystem for Linux)が搭載されたおかげで、Windows 10でLinuxが実行できるようになった。WSLはPCをエミュレートしているのではなく、Linuxバイナリを直接Windowsカーネルが理解して実行することで実現している。ファイルシステムもWindowsのファイルシステムをLinuxが利用する形になっている。 つまり、WSLで動作するLinuxから『rm -rf /』を実行した場合、LinuxのみならずWindows側も破壊できる。 Windows 10のWSLは技術的にはコンテナに近いところがある。しかし、WSL側からWindows側をマウントしてアクセスできるようにしてあることで、WSL側の操作ミスでWindowsを破壊できる可能性も増やしている。今回はこの点を試してみよう。 WSLで
(Linuxには不慣れなため)重要なファイルや設定を削除したり、変更しすぎたりして、システムが不安定になってしまった パッケージを多数追加しすぎて、現在の状態がどうなっているか分からなくなったり、ディスクを無駄に消費したりしている (しばらく使わないでいたところ)最初に設定したパスワードなどの情報を忘れてしまって、ログインできなくなったり、スーパーユーザーとして実行できなくなったりしたので、インストールからやり直したい このような場合は、いったんUbuntuなどを初期化して、再設定すればよい。 WSLの前身である「Bash on Ubuntu on Windows」の場合は、lxrunコマンドを使って再インストールしていたが(TIPS「Bash on Ubuntu on Windows環境を初期化/再インストールする」参照)、Microsoft Storeから配布されている現在のWSLでは
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く