路地を陸送される九州新幹線「つばめ」の新型車両(24日午前4時20分、鹿児島県薩摩川内市隈之城町で)=足立浩史撮影 2011年春の九州新幹線鹿児島ルートの全線開通に向け、「つばめ」の新型車両3両が24日未明、鹿児島県薩摩川内市の川内車両基地に搬送された。 両側に住宅地が並ぶ細い県道が最大の難所で、県によると、道幅が最も狭い所は約3.7メートル。車両の幅は3.38メートルとスレスレで、人が歩くほどの速度で慎重に進んだ。 全線開通時には6両編成のつばめが博多―鹿児島中央駅間を最速約1時間20分で結ぶ。