ブックマーク / newsweekjapan.jp (8)

  • 何故オキナワでインティファーダが起こらないんだ?

    を始めて訪問したアラブ人知識人に、よくこう聞かれる。「第二次大戦後、連合軍の占領下に入ったとき、日での反米抵抗運動はどんな感じだったんだ?」 いや、特段大きな抵抗運動はなかったよ、と応えると、相手はとてもびっくりして、そんなはずはない、と、信じてもらえない。米軍との戦争を経験したイラク人は、広島、長崎に原爆を落とされておきながら、どうして反米運動が起きなかったのか、と疑問をぶつけてくる。「イラクで全国的な反米運動が吹き荒れたというのに、戦後の日に抵抗運動がなかったなんてありえない!」 そんな彼らが今の沖縄の状況を見たら、きっとこう質問するだろう。「なぜ沖縄は、こうも長く外国軍の基地を押し付けられながら、パレスチナで起きたようなインティファーダ(民衆暴動)を起こさないのか?」 1987年末に西岸、ガザで起きたインティファーダは、20年間のイスラエル占領、40年間の難民生活にフラストレ

    何故オキナワでインティファーダが起こらないんだ?
    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2010/05/28
    沖縄の人たちが暴動でもなければ要求が受け入れられないと考えれば暴動は起こるだろう。現状はそれに近づいているのかも。
  • 中国はいったん「崩壊」していい

    今週のコラムニスト:李小牧 わが中国でまた大地震が起きた。香港より人口が少ない青海省なのに、死者と行方不明者の数は2000人に迫ろうとしている。08年の北京五輪直前には四川大地震、そして5月1日から始まる上海万博を目の前にした今回の青海地震。大きなイベントの直前に大災害が起きるのは、中国の日頃の行いが悪いからだろうか? 今回の地震をきっかけに、また日や世界の保守派の人たちが「中国崩壊論」を言い出すかもしれない。誰よりも中国人であることを誇りに思う李小牧なら、「中国崩壊論はとっくに崩壊している!」と反論するはず――と読者のみなさんは思うだろう。だが必ずしもそうではない。中国は一度、悪いところを直すために崩壊していい。 アルコール度数60度の白酒(パイチュウ)を飲み過ぎたわけではない。 最近、わが人民元の切り上げがよくニュースになっている。要するに「当は通貨としてもっと価値があるはずだから

    中国はいったん「崩壊」していい
    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2010/04/20
    中国の外を知っている中国人には普通にある考え方のようだ。
  • 「日韓対決」なんてもうこりごり!

    今週のコラムニスト:コン・ヨンソク 記憶に残る熱戦が繰り広げられたバンクーバーオリンピックが幕を閉じた。日のメディアはお決まりの「感動をありがとう」という言葉で大会を締めくくったが、僕は正直、「終わってくれてありがとう」だ。 というのも、近年何かと日韓対決が多すぎる。昨年のこの時期はWBCの壮絶な戦いがあり、その後、米女子ゴルフツアーでは宮里藍とシン・ジエの賞金王争い、バレーボールの日韓戦、秋からはフィギュアシーズン、そして、2月14日にはライバル対決の元祖・サッカー日韓戦があった。 宿敵とされ、常に日の世界への前途に立ちはだかる「憎き」「赤い壁」韓国。「日韓国に負けてはならない」というより、「韓国が日に勝ってはいけない」かのように報じる日のメディア。日に住む韓国人としては、つらい日々が続く。僕でも嫌気がさしているのだから、かみさんが日に住むのが嫌になりホームシックにかかる

    「日韓対決」なんてもうこりごり!
    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2010/03/02
    韓国人ですら飽きるか。日本人が先に飽きたわけだが。
  • アメリカでは「科学は真実だ」というのも勇気がいる~ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツの科学教育ソング

    お日様って光り輝く プラズマの塊なんだよ お日様はただのガスなんかじゃない プラズマさ! 電子が自由に飛び回ってるんだ プラズマさ! 物質の第四状態だ 気体じゃない 液体でもない もちろん固体なんかじゃない (Why Does The Sun Shine by They Might Be Giants) ポーグス風パブロックで太陽についての科学的知識を歌うのはゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツ。オフビートなサウンドとトボケた歌詞で人気のニューヨークのロックバンドだ。 彼らのニュー・アルバムは『Here Comes Science(科学がやって来た)』。『ABCがやって来た』、『1.2.3.がやって来た』(グラミー賞受賞)に続く、子供向け教育アルバムだ。 「鉄は金属、酸素で錆びるのを見たことあるよね/炭素は石炭だけど、圧力かけるとダイヤモンドになるんだよ」と歌う「元素を紹介しよう」というフォー

    アメリカでは「科学は真実だ」というのも勇気がいる~ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツの科学教育ソング
    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2009/10/09
    「間違ったことを信じている」というのは単に知らないのとは違う。
  • 政権交代でも思考停止の日本メディア | TOKYO EYE | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    今週のコラムニスト:レジス・アルノー トイレを修理してもらうために呼んだ業者にこんなことを言われたら、どうだろう。「うーん。ちょっと待ってください。セカンドオピニオンを聞かないと」。さらに悪いことに、医者にこう言われたら?「おかしな病気ですね。医者を呼んできます!」 8月30日の総選挙で民主党部に詰めていたとき、私の頭に浮かんだのはこんなバカげた光景だった。日のジャーナリスト5人に、次々と同じ質問をされたのだ。「政権交代をどう思いますか」 そういう疑問に答えるのが、ジャーナリストの役目ではないのか。そもそもそのために給料をもらっているのでは。その場に居合わせたイギリス人ジャーナリストが私に言った。「よくあんな質問に答えましたね。あんなものはジャーナリズムじゃない。日の記者はただ騒いでいるだけ。今夜、この国が根から変わったことを理解していない」 総選挙を境に日は根底から変わった──

    政権交代でも思考停止の日本メディア | TOKYO EYE | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2009/09/29
    質問者は外国人ならではの考えを聞きたかったのであって、「これで普通の国になった」なんてありきたりな答えにがっかりしたのだと思う。
  • 「民主308議席」の民意とは?

    民意が2大政党を行き来するアメリカでは、大きな政権交代の波には必ず「民意の核」が見えるものです。例えば、昨年のオバマの「チェンジ」を支持した民意は、ブッシュの一国主義的な軍事戦略の行き詰まり、そして金融グローバリズムの「虚業」にバブルを生ませ破綻させた経済政策、この2つへの「ノー」でした。その核にある感情は「アメリカはもっと世界から尊敬されるはずだ」という思いと「自分たちの生活不安を解消してほしい」という思いの交錯したものでした。この「核」が巨大な波を起こし、史上初の黒人大統領候補を圧勝させたのです。 今回の「民主308議席」を動かしたのも似たような「核」です。そして今回の場合は、「日はもっと善なる国家イメージを周囲に与える中で紛争に巻き込まれないという安全を指向すべきだ」という軍事外交のニュアンスもありますが、それ以上に「自分たちの生活の先行き不安を解消してほしい」という思い、いや一言

    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2009/09/01
    麻生総理はそれを目指していたはずだが…。
  • アメリカの医療保険制度は最高だ!

    病気になったら? カリフォルニア州ベニスで健康診断を受ける無保険のドナジ・クルスちゃん(3歳、09年6月) Lucy Nicholson-Reuters 申し訳ないが、私はアメリカの医療保険制度は現状のままでいいと思っている。私は医療保険に加入しているし、4700万人の無保険者のことなど知ったことじゃない。誰かがバラク・オバマ大統領と議会を止めるべきだ。医療改革法案を葬れ! 私は今のままのほうがトクなのだ。 「医療の公営化」に反対する手紙を大統領に出し、「私のメディケア(高齢者医療保険制度)に手を出すな」と書いた女性に私は賛成だ。メディケアが公的医療制度であることはともかく、そうこなくては! 私が連邦議員たちと同じ高水準の保障を得ていい道理などあるだろうか。法案に反対していた民主党の保守派議員などは「ブルー・ドッグ(青い犬)」と言われるだけあって顔色が悪く、たくさんの医療サービスを必要とす

    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2009/08/05
    皮肉でなくこの通りの主張をしている人たちがアメリカにはいるのだろう。
  • 世界で最も危険な韓国人、潘基文

    歴史的にレベルの低い国連事務総長のなかでも際立って無能。核拡散の脅威や難民危機にも関心を示さない潘のおかげで、国連はあってもなくても関係ない存在に堕ちた 見た目にはきわめて重要なポストでありながら、歴代の国連事務総長はどちらかと言うと大した実績を上げてこなかった。 アメリカの国連大使だったダニエル・パトリック・モイニハンは、自身の回顧録「危険な場所」のなかで、70年代に事務総長を務めたオーストリア人のクルト・ワルトハイムをこう評している。彼は「郵便局」のようだった。「やや古臭いが、オーストリア・ハンガリー風にそこそこ効率的な経営がされていた。誰かと向き合うと、世間話をしながら心のなかでは郵便の仕分けをしているような男だ」 ブトロス・ブトロス・ガリ元事務総長はどうか。90年代のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争でセルビア人勢力が破壊の限りを尽くしているとき、彼は傲慢さと無責任さを発揮。クリントン米

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