ブックマーク / littleboy.hatenablog.com (19)

  • オードリーの発見 - てれびのスキマ

    「最近僕は山里亮太っていう男を見失っているんですよ」というオードリーの若林の言葉が発端となった企画が放送されたのが6月20日、27日深夜の『もっとたりないふたり』(日テレビ)だ。 若林: もう一度、山ちゃんを一から知りたいということで。じゃあ、何で一番知れるのかっていうとネタ帳だったわけですよ。 山里: 正直、他人に見せるものじゃない。ネタ帳が誰よりも何よりも自分のすべてが書いてあるんです。親も知らないような、相方ももちろん知らない。誰も知らないことが唯一書ける、全てを知ることができるのがネタ帳なんです。 若林: 驚きました。 山里: 無修正ですよ、これ。 若林: だから家にあるネタ帳、全部持ってきてくださいってことで。これが全部、山ちゃんの家に残ってる… 山里: 72冊だって。すっごいよね。 若林: 「ヤバいの抜いてねえか?」っていう時期があったんですよ。「おい、山里?」と。そしたら追

    オードリーの発見 - てれびのスキマ
  • ケンドーコバヤシの漆黒の闇 - てれびのスキマ

    10年目を迎えた『アメトーーク』で放送されたのは「女の子苦手芸人」。 メンバーはケンドーコバヤシを先頭に、有吉弘行、バカリズム、若林正恭、又吉直樹、金田哲、田中卓志。 そのメンバーについて蛍原は「苦手そうだなっていう人もいますが、そうかな?って人も」と言えば宮迫も「先頭に立ってるこいつ(ケンコバ)、どういうことかな?」と。 世間一般的なイメージとしてケンドーコバヤシが「女の子が苦手」というイメージはあまりないかもしれない。 しかしコバも「女の子は好きなんですよ」と注釈しつつ宣言する。「今日はね、みんなとノリが違うかもしれないです。告発します。女というのはこんなに醜い生き物なんだと。俺が受けてきた傷を!」 「人間の中で一番卑怯なのは無視だと思うんです!」 ケンコバが一番最初に女の子を「アカンなぁ」と思った原風景は幼稚園の頃。 その頃に、女の子はそういう人たちなんだと、気づいた。 当時、コバは

    ケンドーコバヤシの漆黒の闇 - てれびのスキマ
    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2012/04/09
    もはや「女の子」が一種の妖怪に見えてくる。
  • 萩本欽一とビートたけしの「浅草」- てれびのスキマ

    昨年*1フジテレビで放送された『テレビを輝かせた100人』では萩欽一が大物ゲストとして番組途中に出演して、自身の知られざるエピソードを語っていた。 そんな中、その最後にガダルカナル・タカとやり取りが交わされた。 タカは言うまでもなく、たけし軍団の一員として常にビートたけしと行動を共にしてきた芸人である。 タカ: 色々な萩さんの笑いのセオリーの中で「下ネタをやらない」っていうのがあると思うんですけど、たけしさんを含め我々はずーっと下ネタオンリーみたいなところがあって(笑)、それを萩さんはどんなふうにご覧になっていたのかな?って。すれ違う瞬間、楽屋が近くにあってもご挨拶出来なかったりしたので。嫌われてるんじゃないかなーとか。そういうのもあったんで。 萩: あ、そういう他の人が(下ネタを)やってるなんて全然なんともないし、現に私だって、裸の劇場で下ネタやってるところでやってましたから。た

    萩本欽一とビートたけしの「浅草」- てれびのスキマ
    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2012/01/15
    同じ場所を経由しながら違う道をたどった二人、か……。
  • キングコング梶原の空白の3日間- てれびのスキマ

    9月3日に放送された『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』のゲストはキングコング。 「後輩ですけど、僕人生で一番、こいつらのこと悪口言うてた」という吉田。 デビュー後すぐに売れていった後輩への嫉妬だった。 『はねるのトびら』が始まった2001年。デビュー2年目にしてキングコングは東京と大阪で計6のレギュラー番組を抱えていた。 梶原はその忙しさに「(つらくて)泣いた記憶がありますよ」と吐露した。 梶原: ドッキリちゃうん? この忙しさ、みたいな。 ずっとストレスを抱え溜め込んでいた梶原。 梶原: それを僕、見て見ぬふりしてたんですよ。 やがて、それが限界まで達し、そこからパンっと記憶が飛んでしまったのだという。 2003年2月のある日。 ラジオ終わりでコンビ間で揉める。しかし、翌日大阪仕事があるということで途中で切り上げる。その後、梶原はホテルに戻らなかった。 翌日の大阪のロケ。そ

    キングコング梶原の空白の3日間- てれびのスキマ
    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2011/10/03
    これは西野の器を褒めるべきか。
  • 「60歳でテレビからは一線を退く」 明石家さんま、大いに語る。 - てれびのスキマ

    (※一部修正しました) 千原ジュニアをゲストに招いた『さんまのまんま』ではジュニアが手土産として「吉興業の後輩たちからの質問」持参。に対してさんまが真剣に己の芸人像を答え、その内容があまりに濃密だった*1ためか、この番組では異例の前後編(関東圏では6月25日と7月2日)に分けての放送となった。この一問一答はあまり各媒体などでインタビューを滅多に受けたがらない*2明石家さんまの数少ない貴重すぎるインタビューとなるはずなので記録しておきたい。 さんまさんはネタ帳はお持ちなんでしょうか?(じゃぴょん 植村からの質問) ネタ帳は持ってないなぁ。年に一度、コントライブやってるからレポート用紙とかには書くけど。今俺が見ても分からへん。口頭で次の日に説明するから「ジミー、植木屋」とか書いてあるだけで、1年経ったら「なんや?」ってなる。 だからネタ帳はないね。 ―――コントはどうやって作るんですか?全部

    「60歳でテレビからは一線を退く」 明石家さんま、大いに語る。 - てれびのスキマ
    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2011/07/03
    「年寄りが居座っていてはいかん」という考えは、欽ちゃんが50歳くらいで一線を退いたのを見てきたからこそ出てくるのかも。
  • その時、芸人たちは何を語ったか。 - てれびのスキマ

    震災以後、テレビは各局地震情報などの報道特番が流れる中、いち早く芸人たちの声を届けけたメディアはやはりラジオでした。 芸人でなくても、こんな時にマイクの前に立つということは、大きな覚悟と勇気が必要です。 自分たちの一言一言が思わぬ人を傷つけてしまう可能性もあることを誰よりも自覚せざるを負えない立場にいます。 そして「不謹慎」という強大な見えない敵と戦わなければなりません。 ラジオに出演した芸人たちは、言葉をひとつひとつ丁寧に言葉を選びつつも、確かに笑いを届けてくれました。それは「不謹慎」という同調圧力に決して屈しない大きな笑いの力でした。それに僕らは確かに救われたのです。だから、彼らが何を語り、どう振舞ったのかを記憶にとどめておくために記録に残しておきたいと思います。 サンドウィッチマン 震災当時、気仙沼で被災したサンドウィッチマンは今回の震災後、芸人の中において大きな役割を果すことに。

    その時、芸人たちは何を語ったか。 - てれびのスキマ
    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2011/03/28
    ラジオ番組は個々のパーソナリティのものだからこんなことができるのだ。
  • ナインティナイン矢部浩之の決断 - てれびのスキマ

    11月27日。134日ぶりに『めちゃイケ』に復帰した岡村隆史。 その放送を見た水道橋博士はTwitterでこうツイートしている。 時代に選ばれた人がエースの役を担う。身を削りながらも労も厭わずマウンドへ立つ。我々はもし自分だったらと思いを馳せながら観客席から応援を送る。俺の代わりに彼はやってくれていると信じながら。エースの帰還。泣いて笑う。土曜日8時の大河ドラマのエースナンバーは受け継がれている。 2010-11-28 01:21:01 via web 生やさしい感動路線と言うなかれ。そう思う貴方は若く、人生を点に過ぎないと思っている。大多数の平凡な人生の代償行為を小さいおじさんは笑いに殉じて無私の精神でやってきた。あらゆる喜怒哀楽を飲み込むものがお笑いでしょう。 2010-11-28 02:58:57 via web これらを受け相沢さん(@aizawaaa)はこうツイートしている。 エ

    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2010/12/11
    精神疾患への対処の一例
  • タブーを笑え! 笑う障害者たち - てれびのスキマ

    『バリバラ〜バリアフリー・バラエティー〜』をご存知だろうか? 僕もこことかこことかここで紹介しているが、NHK教育テレビの番組『きらっといきる』の中の月一コーナーである。 これは作り手も司会も演者も、障害者*1が中心となった日テレビ史上初の障害者バラエティ番組だ。 そんな『バリバラ』が12月4日2時間特番『笑っていいかも!?』として放送された。 そしてこれは想像していたより遥かに「教育テレビ気」を感じさせてくれる濃密で凄い2時間だった。もちろん色々なことを考えるきっかけになったし、なにより素晴らしいのは、障害者云々無関係に、抜群に面白いことだ。何度爆笑したことか。 たとえば「日一面白い障害者を決める」という企画『SHOW−1グランプリ』。 そこに登場した脳性まひの障害を持つ2人、周佐則雄、DAIGOによる「脳性マヒブラザーズ」によるコント「お医者さん」。 医者: 次の患者さん、ど

    タブーを笑え! 笑う障害者たち - てれびのスキマ
    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2010/12/06
    イギリスで障害者団体が「障害をコントのネタにしてくれ」と言って実現させていて、一方で動物保護団体は競馬での鞭の使用制限を主張した、という話もある。笑いになるには関係者の心意気が重要なのだ。
  • オリエンタルラジオという実験- てれびのスキマ

    11月15日、22日に放送された「ブラマヨとゆかいな仲間たち」のゲストはオリエンタルラジオ。前回のエントリと同じコーナーからになってしまうがあまりにも凄かったので、こちらも記録しておきたい。 中田は収録前、スタッフから「音でお願いします」と言われ「音になり過ぎたらあまり笑いにならないかもしれませんよ」と返すと「笑い、いりません」って答えられたというようにあまりにも率直に音を明かしていた。 (というわけで長くなります。) 過去最高レギュラー数19、ゴールデンに冠番組を同時に3持っていたという全盛期。当時の心境を番組終盤で中田はこう語る。 中田: 正直なこと言うと、どういう感覚なのかっていうと、やっぱり不安ですよね。デビューしてすぐにバーンってF1カーに乗ったような時速300キロで首がもげそうな感じなんですよ。「ムチ打ち!ムチ打ち!」っていう(笑)。 小杉: 免許取り立てやもんね。

    オリエンタルラジオという実験- てれびのスキマ
    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2010/11/24
    あの頃の勢いは続かなかったが、それでも潰れずに来たのはやはり地力があるのだと思う。だからこそ最速ブレイクを期待されたのだろうが…。
  • ブラックマヨネーズが急にオモロなった理由- てれびのスキマ

    10月11日、18日深夜に放送された『お願い!ランキング』内のコーナー「ブラマヨとゆかいな仲間たち」のゲストはフットボールアワー。 フットはその中で、ブラマヨが「急にオモロなった」と感想を漏らしている。 後藤: 僕の意見だけじゃないですよ。岩尾も徳井とかとも話してたんです。正直、ブラマヨさん、急にオモロなったなって。『M-1』見たときに「ええっ!」ってなったというか。「どうなってんの?」みたいな。 岩尾: ちょっと笑われへんわってぐらい思いましたよ。 吉田: えー。どこで見てたの? 後藤: 僕らはね、営業に行ってて楽屋で見てたんです。ずーと、見ててブラマヨさん出てくるまで、みんなでワイワイ言って見てたのが、ブラマヨさん出てきてみんなこう(無言で腕組みに)なったんですよ。「えー!?」言うて。(略)それで「決まった」言うて消したんですよ。で、結果見ずに帰りました。 (ブラマヨ、二人で顔を見合わ

    ブラックマヨネーズが急にオモロなった理由- てれびのスキマ
    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2010/11/22
    あのコンビ芸はやっぱり奇跡なのだと、その過程を知って改めて思った。
  • 2010-06-13 - てれびのスキマ

    映画『アウトレイジ』のプロモーションのため、精力的に様々な媒体、番組に登場している北野武。 『メレンゲの気持ち』では久雅美とオードリーを前に、映画のことのみならず、自身のお笑い感や現在のお笑い界について、優しい視点で語っていた。 たけしの好きなお笑い 俺はねぇ……、あのぅ、、、一応俺、お笑いの先輩になってるじゃん。よく訊かれるのよ、若手のこと、ね。 それでね、昔はね、オイラの出た頃はね、先輩がね、ツービートを「あんなの漫才じゃないよ」なんて悪口言ってね。「ただ、ウケればいいってもんじゃない」散々言われたの。ムっカムカしててさ。 だから、そういう若手に対する悪口は言わない。って、決めて。 俺はもう、漫才好きだから、進化がよく分かるんで、オードリーは、ま、M-1観て、おもしろいと思ったもん。新しいな、これ、やり方。でも、オードリーが出るためには、やっぱりオイラみたいな漫才も必要なのよ。それを

  • 草野仁が明かすオウム報道- てれびのスキマ

    間もなく最終回を迎える「草野☆キッド」は「さよならスペシャル」と題し、草野仁の人生を自ら語り振り返っていた。 その中で彼が長く司会を務めた「THEワイド」での「オウム報道」について、当事者ならではの臨場感あふれる語り口で話していた。 長くやりました昼の番組の「THEワイド」っていうのはですね、他のどんなニュース番組にも、あるいはどんな情報番組にも負けなかったと思うのは、やっぱり「オウム報道」なんですね。 1995年3月20日に地下鉄サリン事件が起きるんですが、伏線は当然その1年前の松サリン事件です。 すぐに取材を開始して、当時、みなさん覚えてらっしゃるでしょう? あの近くに住んでいた河野義行さんが怪しい、と。 でも、そこに使われて、何人かの命を奪ったのが化学兵器のサリンである、と。 そういうことが分かった瞬間、これはもう、河野さんの(個人でできる)レベルじゃないから、河野さんは疑いの対象

    草野仁が明かすオウム報道- てれびのスキマ
    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2009/09/24
    メディアは真実を明かすことはできても、悪事を直接止めることはできないのか。
  • さまぁ~ずのフリートークが心地良い理由- てれびのスキマ

    さまぁ〜ずのトークは面白い。 いや、面白いというより心地良い。 彼らのトークを聞いていると幸せな気分になるのは、僕だけだろうか。 では、なぜ二人の話は僕らを気持ちよくさせてくれるのだろうか。 大きな理由の一つに、二人の仲の良さがあるのは言うまでもないと思う。 「クイック・ジャパン85」でのインタビューに二人は以下のように語っている。 大竹 「まあ、当に仲は良いんですよ。ていうか、悪かったらコンビなんかやってない。我慢してまで組む必要はないし」 三村 「むしろ俺からすれば仲が悪いコンビって何なの? と思っちゃいますけどね。なんで嫌なヤツと組んでるんだろうって」 大竹 「一時期、コンビは喧嘩するほうがカッコイイみたいな風潮がありましたよね。プライベートで喋らないようにして、番まで溜め込まないと爆発しないとか。でもそれって俺には考えられない。大げさな話かもしれないけど、若いときなんて自分たち

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    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2009/08/14
    これを読むと、リンカーンで三村がツッコミを完全に忘れていたのも許したくなった。
  • タモリのたたずまい- てれびのスキマ

    5月3日に放送された「笑っていいとも!増刊号」の1コーナー「座っていいとも!」の中で木曜レギュラー陣とフリートークを交わしていたタモさん。 その中で、タモリがバラエティ番組出演中でも自然体でテンションが低い秘密を明かしていました。 何度も同様な趣旨なことは語られていますが、大事な話なので、また記録しておきます。 タモリ: あのねえ、俺から言わせてもらえば、皆が力入れ過ぎなの。 徳井 : せめて「続いては○○でーす!」っていうところくらいは普通張るじゃないですか。 高島 : 一番張ったのはいつですか? タモリ: 結構今日でも張ってたよ、俺は。 鶴瓶 : 張ってたの、あれで? タモリ: 俺にしては恥ずかしいくらい張ってたよ。 徳井 : いや、でもCM明けて「(呟くように)いいとも選手権で〜す」ってくらいじゃないですか。 タモリ: 違う違う、もっと張ってた。「い、い、と、も、選手権!」って。 鶴

    タモリのたたずまい- てれびのスキマ
  • 2009-03-06 - てれびのスキマ 「有吉弘行のブレイク論」

    3月5日に放送された「アメトーーク」では「今年が大事芸人」として昨年ブレイクした芸人が数多く出演し昨年を振り返りっていた。ご覧になった方も多いかと思うが、あまりにも有吉弘行が見事に自分の置かれた立場を的確に分析し、それを言葉にしていたので書き留めておきたい。 まず有吉はブレイクするまでの軌跡を以下のように名付けた。 2007年8月  「おしゃクソ事変」 ↓  売れっ子の品川に牙を剥き浮上。 ↓ 2008年前半 「おしゃクソバブル」 ↓  「文句を言ってれば良し」という凄く楽な時期 ↓ 2008年中盤 「あだ名面倒臭い時期」 そして、有吉は「あだ名面倒臭い時期」に至った後、だんだんとやりにくくなってきている現状を具体的なエピソードを明かし訴える。 どこででもあだ名をつけてくれって言われるようになったんですよ。 ここ(「アメトーーク」)でやってるうちは良かったんですけど特徴も何もない人間につけ

    2009-03-06 - てれびのスキマ 「有吉弘行のブレイク論」
    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2009/03/06
    最も罪深いのは深夜番組をゴールデンに行かせてこういうのを積極的に馬鹿に見せようとするテレ朝の編成か?
  • オリエンタルラジオが背負った十字架 - てれびのスキマ

    「クイック・ジャパン(82号)」の特集「テレビ・オブ・ザ・イヤー」の中で、板尾創路とピエール瀧の対談連載「ハチ公じゃなぜ剥製にされたのか?」にオリエンタルラジオの中田敦彦がゲストに招かれ、「テレビ」をテーマに語っている。 「クイック・ジャパン(77号)」でのオリエンタルラジオのインタビューと併せて読むと面白い。 中田は『アメトーーク』の「中学の時イケてないグループに属していた芸人」に出演したことで広く知れ渡ったが、高校の頃は「ひどかった」。だから「勉強しかしなかった」という。 その結果、現役で慶応義塾大学に合格する。 そして一緒に合格した幼なじみから「二人で(お笑いの)サークルを作ろう」と誘われて、学園祭などでネタを披露するようになる。その後、他大学のお笑い好きとともにインディーズ活動っぽいことをしていくようになっていく。しかし、中田を誘った幼なじみは「プロになるつもりはない」と突然抜け途

    オリエンタルラジオが背負った十字架 - てれびのスキマ
    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2009/02/22
    歌手や俳優には結構ある話だけど、お笑いでは貴重な例。
  • 「てれびのスキマ」的テレビお笑い界2008年MVP - てれびのスキマ

    ※ちょっと追記しました。 MVPは文句なしで有吉 今年のテレビお笑い界のMVPを選ぶとするならば、有吉弘行をおいて他にいないと思う。 昨年後半から尻上がりに頭角を現したと思えば、その勢いは収まるどころか加速する一方。 元来、彼の今のブレイクの力となったあだ名芸のようなものっていうのは、普通、それほど広がるものではないし、それ故、飽きられやすい。 しかし、彼は類まれな瞬発力と観察眼、そして見事すぎる表現力でまさにハズレなしの活躍を見せた。 もはや、有吉の名がラテ欄に書かれていると、普段観ていない番組まで気になって見逃せないものになってしまうほど。 そして身内芸のようになってしまっている今のお笑い界の異分子的な存在としても輝きを放っているのも忘れてはならない点だ。 また、「神さまぁ〜ず」「さまぁ〜ず式」「ゴッドタン」などでは、あだ名芸のような毒舌を求められるというよりは、来の彼の得意分野とい

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    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2008/12/28
    まとめてみるとお笑いというジャンルの強さを再認識できる。
  • やなせたかしの正義の見方 - てれびのスキマ

    初期のアンパンマンが、5指を持ち、今のような3頭身ではなく、もっとスマートな体型だったことはご存知の方も多いかもしれない。この頃のアンパンマン*1の物語は、砂漠の飢えに苦しむ人を見つけ、自らの顔をべさせるというものだった。 しかし、今のように顔の端を自ら切って与えるのではなく、顔の半分以上をかじりつかせるというグロテスクなものであったことで、当時の読者は相当なショックを受け、大変な不評だったという。 ところで「自らの顔をべさせる」という世界に類を見ないユニークなヒーローはどのような発想で生まれたのだろう? アンパンマンの作者やなせたかしはNHK教育テレビの「人生の歩き方」で以下のように語っている。 その時には非常にユニークなものを作ったという気持ちは全然なくって、ただこれはパンなんだから、パンが自分の顔をべさせるのは当然だと思って描いたんだけれども……。 実は73年の「あんぱんまん

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    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2008/11/03
    「愛と勇気だけが友達」の背後には深いものがあるようだ。
  • 明石家さんまの眠らない哲学 - てれびのスキマ

    今年の1月から、全17回にわたり「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載された「さんまシステム」。「ほぼ日」史上に残る傑作コンテンツである。 この連載の凄さは、さんまのあの引き笑いを 「クワー(笑)」 と、表現したことだけでは勿論ない。 常々「一体いつ寝ているんだ」と言われる明石家さんまの睡眠論を探るという対談のはずだったが、案の定、それだけでは終わらず、彼の芸人論やら、生きる哲学やらを喋りまくることになったからだ。 「27時間テレビ」を期に、もう一度読みなおそうとしたところ、最初から「期間限定」と謳っていたとおり、もう見れなくなってしまっていた。あまりにも面白い対談なので未読の方は書籍化とかの際は是非とも読んでほしいところ。 ということで個人的に特に面白かったところを抜粋して引用してみたい。ダイジェストで。 まずは、さんまの眠らない生活。それがいかに凄いものであるかを表すエピソード。 さんま「で、ジ

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    JuliusCaesar
    JuliusCaesar 2008/07/28
    さんま師匠の偉大さを再確認したその日に乾杯。
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