ハードボイルドに関するKASUKAのブックマーク (2)

  • 探偵はBARにいた、かもしれない【前篇】(早川書房・塩澤快浩) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    失礼いたします。早川書房でSFマガジンの編集に18年ほど携わり、現在は国内フィクション全般を統括する立場にある塩澤と申します。先日、弊社より刊行の東直己氏『バーにかかってきた電話』の映画化「探偵はBARにいる」の試写を観て、「翻訳ハードボイルドの書籍編集を志して早川書房に入社した僕の想いが、ほぼ叶えられてしまった気がしたのは確かです」というツイートをしたためました(@shiozaway)。自分がいかにSF者になりきれていないか、については以前〈の雑誌〉に書かせていただきましたが(現在は『SFの雑誌』所収)、今回は自分がいかに必然的に(自然発生的に)ハードボイルド者になりきったか、について書かせていただきたいと思います。 南信州の山奥の文武両道の優等生だった私は、実は陰で角川文庫の片岡義男(赤背)と西村寿行(黒背)を読みふけり(つまりハードボイルド的なものの、聖と俗の両極端)、このような

    探偵はBARにいた、かもしれない【前篇】(早川書房・塩澤快浩) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート
    KASUKA
    KASUKA 2011/09/05
    この文章の匂いは確かにこの間のポーカーをやっていた人のものだなぁ。
  • 8 豊浦志朗「ハードボイルド試論 序の序―帝国主義下の小説形式について」 - 出版・読書メモランダム

    ハメットの『血の収穫』 は刊行から半世紀を経て、日において正統的後継者を出現させた。ここでの使用テキストは、旧訳『血の収穫』(田中西二郎訳、創元推理文庫)であるので、再び邦訳名を『血の収穫』 に戻す。 ハメットの『血の収穫』 に関して、一九八一年に注目すべき上記の表題の論考が発表された。豊浦志朗とは船戸与一のもうひとつのペンネームであり、彼は七九年に処女作『非合法員』 (講談社)を上梓し、八〇年に短編集『祖国よ友よ』 (双葉社)、八一年に長編『群狼の島』 (双葉社)と『夜のオデッセイア』 (徳間書店)を刊行しつつあった。後者の九七年単行の「解説」は私が担当し、この論考を引用している。 ところでこの論考は、船戸与一が二冊続けて双葉社ノベルスから刊行していたこともあってか、同社の『小説アクション』第二号に掲載されたものであるが、同誌は数号で休刊になってしまっている。その後八六年になって大岡

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