早川書房、東京創元社、新潮社、文藝春秋という、そうそうたる出版社のミステリー担当編集者たちが顔を合わせ、いまのミステリー小説、ミステリー小説という文芸について語る会が行われました。出版社の色も違えば、4人の編集者の個性も全く違うこの会は、今年四半世紀ぶりに出た『東西ミステリーベスト100』を中心に話は進んでいきました。 『東西ミステリーベスト100』 ミステリーファン必携のガイドとして長く親しまれてきた『東西ミステリーベスト100』が、27年ぶりにリニューアル! 現存するすべてのミステリー作品を対象として、国内、海外それぞれにベスト100作品を選出するという、ミステリー界を挙げての大プロジェクト。アンケート規模はもちろん史上最大。精緻を極めた作品解説も読み応え充分。ランクイン作家の肉声や、練達の読み手によるランキング分析などなど、文字どおり「死ぬまで使える」読書ガイドです。 ・・・まずは