かつては、多くの人に情報を伝えるには新聞やテレビなどのマスメディアを利用することが中心でしたが、インターネットが普及して以降、多くの人が容易に広く情報発信することが可能となっています。文字や写真での情報発信はもちろん、コンピュータグラフィックス、バーチャルリアリティなどの技術が使いやすくなり、表現方法も多様化しています。今や、多くの人にとって、情報はメディアを通して受け取り消費するだけのものでなく、自分たちから発信するものでもあります。市民からの情報発信活動も盛んになっています。自分が発信したい内容を、自分に合った方法で発信することができるように、新しい技術を活用した発信の例から学びましょう。 千葉大学教授 藤川 大祐