ワクチン投与開始までには時間を要する新型コロナウイルス感染拡大に伴い、各国ではワクチン開発が急ピッチで進んでいる。 日本でいち早くワクチン開発に着手した大阪大学大学院医学系研究科の臨床遺伝子治療学寄附講座教授、森下竜一(もりしたりゅういち)ドクターに話を訊いた。 森下ドクターにインタビューするのは斎藤糧三ドクター。腸内環境の再生によってアレルギーなどの慢性疾患を根治に導くことをめざす次世代型医療「機能性医学」を日本に紹介した実績を持つ。インタビューは4月3日(金)に、コンデナスト・ジャパン(東京都渋谷区)の会議室でおこなわれた。