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ブックマーク / www.nri.com (2)

  • 急激なスタグフレーションに陥るロシア経済

    ハイパーインフレの状況にあるロシア経済 ウクライナ侵攻を受けた対ロ制裁措置によって、比較的良好だったロシア経済は急速に悪化に向かい、ロシア国民の生活環境もにわかに悪化している。 ロシアウクライナ侵攻が起こった週には、ロシア国内の銀行から2.5兆ルーブル(約2.5兆円)の預金が引き出された。 他方で、ロシアの消費者は、身の回りの生活用品の品不足と価格上昇に直面している。制裁措置による輸入品の減少、ルーブル安による輸入品の価格上昇が背景にあり、消費者による買い急ぎが、それらに拍車を掛けている。 テレビ、掃除機、スマートフォンといった電化製品、グラニュー糖などの品、そして医薬品の価格上昇が足元で目立っている(コラム、「ロシアで進むハイパーインフレ。旧ソ連型物不足・インフレになるか」、2022年3月18日)。ロシア連邦統計局によると、消費者物価は2週連続で前週比2%以上、上昇している。これは1

    急激なスタグフレーションに陥るロシア経済
    KATZE
    KATZE 2022/04/19
  • ロシアの外貨準備半減と深まる金融面での危機

    ロシアが国外への外貨送金を禁止 先進国は2月22日に対ロシアの経済・金融制裁措置を打ち出し、その後も段階的に制裁を拡大してきた。その際に先進国は、ロシアから報復の制裁措置が打ち出されることを覚悟していたが、なかなか出てこないことが意外であった。 3月1日にようやく、ロシアの報復・対抗措置が打ち出されたが、それは、全ての国内居住者を対象に、国外への外貨送金を禁止するというものだった。欧州への天然ガスの供給停止を警戒してきた先進国にとっては、肩透かしとなった感がある。国外への外貨送金を禁止するのは、果たして報復の経済・金融制裁措置だろうか。それよりも、外貨の海外への流出を抑える自衛措置なのではないか。 ロシアの一部の銀行のSWIFT(国際銀行間通信協会)からの排除、米国でのロシア一部の銀行のコルレス業務の停止、先進国でのロシア中央銀行の外貨準備の凍結によって、ロシアは一気に外貨不足に陥るリスク

    ロシアの外貨準備半減と深まる金融面での危機
    KATZE
    KATZE 2022/03/08
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