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宇江佐真理に関するKOROPPYのブックマーク (3)

  • のほ本♪: あやめ横丁の人々(宇江佐真理)

    やむを得ないこととは言いながら、人を斬った慎之介は逆に恨みを買い、命を狙われることになる。彼が逃げ込んだ先はあやめ横丁という町だったが、ここで暮らす人たちはみな訳ありの者ばかりだった・・・。 命を狙われ、あやめ横丁から出てはいけないといわれた慎之介。だが、慎之介ばかりではない。ここで暮らす人たちもまた、あやめ横丁から出ては暮らしていけない事情を抱えていた。ひとりひとりの事情が明らかになるにつれ、やりきれない気持ちになるのは慎之介ばかりではない。私も同じ気持ちになった。特に太吉の身の上に起こったできごとは、読んでいてつらかった。幼い心に、どれほど深い傷を負ったことか・・・。 つらいできごとを味わい、心に傷を負った者たちだから、人を思いやる気持ちも強いのだろう。あやめ横丁の人たちはみなやさしい。居心地がいいあやめ横丁だが、やがてそこを出て行かなければならない慎之介・・・。知り合った伊呂波やあや

    KOROPPY
    KOROPPY 2009/02/10
    「ラストはほろ苦く、ほろっときた。心温まる作品だった。」
  • Amazon.co.jp: 桜花を見た: 宇江佐真理: 本

    KOROPPY
    KOROPPY 2008/12/25
    実在の人物に材をとった時代小説集
  • のほ本♪: 桜花を見た(宇江佐真理)

    母が死ぬ間際に明かした秘密。それは、英助の父が北町奉行の遠山左衛門尉景元だということだった!「父に会い、息子だと名乗りたい。」英助の願いは叶うのか?表題作を含む5編を収録。 筆屋の娘と絵師の恋を描いた「別れ雲」、北斎とその娘を描いた「酔いもせず」は、ホロリとする話だった。「夷酋列像」と「シクシピリカ」は、同じ出来事を松前藩の内側と外側から描いていて興味深かった。だが一番印象に残ったのは「桜花を見た」だった。父と息子でありながら、別々の道を歩んできた二人。会いたいと思う気持ちは同じだっただろう。英助は誰にも知られずに会うことを望んでいたが、それはなかなか果たすことのできない願いだった。だが、それは思いも寄らぬ形で実現する。そのきっかけを作った出来事、そして父と息子の生涯でただ一度の出会いの場面、その二つは読んでいて涙が出るほど心にぐっときた。人が人を思いやる心ほど感動することはない。5編どれ

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