しかることがいかに子どもを傷つけているか、何度も書いているが(※)、しかることと同じように親の言葉遣いも大きな問題だ。感情的にしからなくても、言葉遣い一つで子どもを傷つけている例がとても多い。 ※ 参考:例えば、特集:「しかる親」は子どもを傷付けている(1)、同(2) 例えば、こんなケースでは、あなたは子どもにどんな言葉をかけるだろうか。 子どもを目医者に連れて行ったら、とても混んでいて、通路の隅で待っていたが、ちょっと目を離したすきに子どもが通路に飛び出し、危うく他の患者とぶつかりそうになった。 こんなとき、「そこにいるとジャマでしょう」といいながら子どもを引き寄せるお母さんが多いのではないだろうか。しかし、何気なく使った「ジャマ」という言葉には相手を非難する要素がある。 例えば、道路をふさいで立っている大人に向かって「そこにいるとジャマだ」とは言わないだろう。おそらく誰でも「