タグ

ブックマーク / www.astroarts.co.jp (131)

  • エウロパ表面に見つかった水蒸気と粘土鉱物

    【2013年12月13日 NASA (1)/(2)】 木星の衛星エウロパは分厚い氷の下に広大な海があると考えられ、生命の可能性も指摘される天体だ。その地表に水蒸気や粘土のような鉱物が初めて見つかった。 観測された水蒸気は、土星の衛星エンケラドスと同様に、氷で覆われた地表下から噴き出していると考えられる。クリックで拡大(提供:NASA/ESA/K. Retherford/SWRI) 2013年の冬、ふたご座の位置でひときわ明るく目立っている木星。この太陽系最大の惑星をめぐる、とりわけ大きい4つの「ガリレオ衛星」の1つエウロパは、表面を覆う厚い氷の層の下に海があり、生命を育む可能性があるとして注目されている。 そのエウロパの南極域の表面に水蒸気が見られることが、ハッブル宇宙望遠鏡の分光観測でわかった。地表から噴出している可能性が高く、今後の観測でそれが確実になれば、土星の衛星エンケラドスに続い

    エウロパ表面に見つかった水蒸気と粘土鉱物
    K_1155
    K_1155 2013/12/20
    「エウロパの南極域の表面に水蒸気が見られることが、ハッブル宇宙望遠鏡の分光観測でわかった」ハッブルさんマジ有能
  • イプシロン打ち上げ成功 惑星分光観測衛星「ひさき」誕生

    【2013年9月15日 JAXA】 日の新型ロケット「イプシロン」試験機による惑星分光観測衛星の打ち上げが14日午後行われ、無事成功した。軌道に投入された衛星は「ひさき」と命名されている。 イプシロンロケット打ち上げのようす。射場までの輸送車故障や直前での中止などを乗り越え、ついにリフトオフの瞬間を迎えた。クリックで拡大(提供:JAXA) 9月14日午後2時0分、惑星分光観測衛星(SPRINT-A)がイプシロンロケット試験機により打ち上げられた。8月22日の打ち上げが延期され、8月27日には直前のカウントダウン停止で打ち上げが中止されていた。この日も当初予定の13時45分から15分遅れたものの、ついにリフトオフ。鹿児島県の内之浦宇宙観測所から発射したロケットは順調に飛行を続け、およそ1時間後に衛星を分離。無事役目を終えた。 衛星は打ち上げ当日午後4時ごろに太陽電池パドルを展開、15日まで

    K_1155
    K_1155 2013/09/15
    「ロケットは順調に飛行を続け、およそ1時間後に衛星を分離。無事役目を終えた。衛星は打ち上げ当日午後4時ごろに太陽電池パドルを展開、15日までに高度1000km前後の所定の軌道に投入されたことが確認された」完璧。
  • 「ボイジャー1号」、ついに太陽圏を脱出 人工物初

    【2013年9月13日 NASA】 1977年に打ち上げられた探査機「ボイジャー1号」が太陽圏を脱け出し、史上初めて恒星間空間を飛行する人工物となった。 人工物として初めて恒星間空間に出たボイジャー1号(イラスト)。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech。以下同) ボイジャー関連の記事ではおなじみとなった図。ボイジャー1号はついに恒星間空間に飛び出した。1号の2週間前に打ち上げられたボイジャー2号も運用中だ。クリックで拡大 ステラナビゲータでボイジャーの航路を表示。クリックで拡大(ステラナビゲータで作成) NASAの探査機「ボイジャー1号」が、人工物として初めて太陽圏を飛び出したことが公式に発表された。 同探査機は1977年9月5日に打ち上げられ、木星と土星を観測。その後は太陽系の果てを目指して飛行を続けてきた。2004年に太陽圏(ヘリオスフィア:太陽風の荷電粒子で満たされ

    K_1155
    K_1155 2013/09/14
    「ボイジャー1号は2012年8月に、プラズマ密度の高い恒星間空間に達していたことがわかった。運用チームでは2012年8月25日を到達日としている」星の海へ漕ぎ出した航海者と、その旅を支え続ける者達に祝福あれ。
  • ロシア・ウラル地方で小天体落下か 400人以上負傷

    【2013年2月15日 RIA Novosti (1)/(2)】 2月18日更新 ロシア・ウラル地方で15日朝(現地時間)、小天体とみられる物体が落下し、カザフスタンとの国境に近いチェリャビンスクを中心に400人以上の負傷が伝えられている。 2月18日 発生時刻を修正しました。 2月15日午前9時20分ごろ(現地時間:日時間同日昼すぎ)、ロシアとカザフスタンの国境付近のウラル地方で、小天体が落下し3つの地区を襲った。その1つチェリャビンスクでは割れたガラスなどで400人以上の負傷者が出ているが、致命的な重傷者の報告はないようだ(ロシア内務省より)(注)。 国営原子力企業(ROSATOM)は、この地域にいくつかある原子力施設は正常に稼働中との声明を出している。 落下物については、大きな1つの物体、あるいは複数の小さな物体といったさまざまな目撃情報があり、ロシア非常事態省広報のElena S

    K_1155
    K_1155 2013/02/15
    「ESA(ヨーロッパ宇宙機関)オペレーションセンターの専門家は、この現象は日本時間16日早朝に地球に最接近する小惑星2012 DA14とは関連がないとコメントしている」それはそれで怖い話である。
  • 太陽圏脱出へ、荷電粒子の“シルクロード”を進むボイジャー

    【2012年12月4日 NASA】 1977年に打ち上げられた米探査機「ボイジャー1号」が、太陽圏の内と外からの荷電粒子が入りまじる境界領域に入っていることが判明した。恒星間空間に向かう最終段階とみられ、数か月から数年後には太陽圏を脱出すると関係者らは予測している。 太陽圏と恒星間空間との境界の様子。ボイジャーは、境界部に生じる太陽風の流れの中に位置している。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech。以下同) 太陽からの荷電粒子(ピンク)と恒星間空間からの宇宙線の高エネルギー荷電粒子(青)が入りまじる領域を航行する「ボイジャー」。クリックでアニメーション動画へ。0:19から、荷電粒子の幹線領域の様子を表している。 太陽圏の果てを航行中のNASAの探査機「ボイジャー1号」が送信してきたデータから、同探査機が太陽圏の中と外の磁力線をつなぐ幹線領域(原文:magnetic high

    K_1155
    K_1155 2012/12/05
    「「この領域が、恒星間空間への旅の最終段階でしょう」「このような領域が存在するというのは予測していませんでしたが、ボイジャーの旅はこれまでも予想外のことだらけだったのです」
  • 暗い超新星の正体は爆破しそこねた不発弾?

    【2012年11月22日 シカゴ大学】 真の明るさがほぼ全て一定であるため、銀河までの距離の指標として活用されるIa型超新星。だが中には、通常の10〜100分の1の明るさしかない特異なものも見つかっている。米シカゴ大学などのシミュレーション研究により、こうした現象は中途半端な爆発が原因であることが示された。 不発超新星となった白色矮星の想像図(提供:Brad Gallagher, George Jordan/Flash Center for Computational Science) Ia型超新星とは、白色矮星(恒星が核燃焼をほぼ終えて収縮した高密度の天体)と呼ばれる天体の爆発により起こる現象だ。そのほとんどは絶対的な明るさが一定なので、所属する銀河までの距離を推定するのに利用される。 だがここ10年、珍しいタイプのIa型超新星が20個ほど観測されている。非常に暗く通常の10〜100分の

    K_1155
    K_1155 2012/11/22
    「非常に暗く通常の10~100分の1程度の明るさの特異Ia超新星の正体は、爆発しそこねた不発超新星」/「爆轟波(爆発的な燃焼の広がり)」という単語は初めて見た。非常に必殺技っぽくてグッド。
  • 亜鉛が決め手 月の「巨大衝突説」に新証拠

    【2012年10月25日 ワシントン大学セントルイス】 月の起源として有力な「巨大衝突説」を決定的に裏付ける証拠が、アメリカの研究チームによって発見された。決め手となったのは、月の石に含まれる亜鉛元素の「同位体分別」だ。 巨大衝突のイメージ図。リリース元で動画を見ることができる。衝突天体は月の女神セレーネの母親「テイア」の名が付けられている(提供:NASA/JPL-Caltech) 月の石の分析画像(提供:J.Day) 地球唯一の衛星、月。その起源として現在もっとも有力とされているのが、生まれたばかりの地球に火星サイズの天体が衝突し、その破片から月が形成されたという「巨大衝突(ジャイアントインパクト)説」だ。1970年代に発表されたこの説は、コンピュータシミュレーションや月の石の分析結果とも一致し、主力となっている。 月の石にはナトリウム、カリウム、亜鉛、鉛といった揮発性の(蒸発しやすい)

    K_1155
    K_1155 2012/10/25
    「物質の同位体は中性子数が異なるため質量に差があり、巨大衝突の際に岩石が溶解して蒸発すると、軽い同位体が逃げ重い同位体が凝縮して残る」「衝突天体は月の女神セレーネの母親「テイア」の名が付けられている」
  • 太陽フレアが2回連続、同じ領域で発生

    【2012年10月23日 NASA(1)/(2)】 2013年に活動がピークになると予想されている太陽で、Mクラスの太陽フレアが2日間で2度、連続発生した。 10月20日に発生したM9クラスの太陽フレア。クリックで拡大(提供:NASA/SDO) 10月22日に発生したM5クラスの太陽フレア。クリックで拡大(提供:NASA/SDO/GSFC) 10月20日(アメリカ東部夏時間、以下同)にM9クラスのフレアが、2日後の22日にはM5クラスのフレアが、太陽の同じ領域で発生した。Mクラスのフレアはもっとも弱いエネルギークラスに分類されるが、それでも地球近傍の宇宙天気に影響を及ぼすこともある。 フレアが起こると有害な放射線が放たれるが、放射線は地球大気でブロックされるので地上の動物や人間には影響が少ない。しかし、人工衛星に損害を与えたり数分間から数時間続く電波障害を起こしたりすることもある。太陽フレ

    K_1155
    K_1155 2012/10/23
    「Mクラスのフレアはもっとも弱いエネルギークラスい分類されるガ、それでも地球近傍の宇宙天気に影響を及ぼすこともある」変換ミスも太陽フレアのせい
  • 太陽系から一番近い星に系外惑星を発見

    【2012年10月17日 ESO/NASA】 太陽系にもっとも近い4.3光年先の恒星系リギルケンタウルスに、地球と同じくらいの質量の惑星が見つかった。また、4連星の中にある惑星の発見も発表されている。 リギルケンタウルスBと惑星の想像図。左下にリギルケンタウルスA、右上に太陽も描かれている。クリックで拡大(提供:ESO/L.Calçada/Nick Risinger (skysurvey.org)) リギルケンタウルスは南半球ではよく見える明るい星だが、日では沖縄など限られた地域でしか見られない。クリックで広域図を表示(ステラナビゲータで作成) リギルケンタウルス(アルファケンタウリ、トリマンなどとも呼ばれる)は南半球の空ではよく目立つ1等星だ。何より有名なのはこの星が、太陽系から4.3光年しか離れていない太陽系からもっとも近い恒星だということである。実際はリギルケンタウルスA、B、そし

    K_1155
    K_1155 2012/10/17
    「太陽系にもっとも近い4.3光年先の恒星系リギルケンタウルスに、地球と同じくらいの質量の惑星が見つかった。また、4連星の中にある惑星の発見も発表されている」宇宙って、なんでもアリだなホント
  • アルマ望遠鏡が見つけた不思議な渦巻き星

    【2012年10月12日 アルマ望遠鏡】 アルマ望遠鏡を使ったミリ波・サブミリ波観測で、年老いた星の周りに不思議なガスの渦巻きとそれを取り囲む球殻構造が発見された。赤色巨星の周囲にこうした構造が一緒に見つかったのは初めてのことだ。 欧州南天天文台のマティアス・メーカーさんらの国際研究チームが、南米チリにある世界で最も強力なミリ波・サブミリ波望遠鏡「アルマ」を用いた観測で、ちょうこくしつ座R星の周囲に驚くべきガスの渦巻き構造を発見した(画像1枚目)。この渦巻き構造は、この星を回っている星によって作られたものと考えられている。また、球殻構造の3次元構造も明らかになった。 メーカーさんは「このような赤色巨星の周りをシャボン玉のように取り囲むガスは、これまでたくさん知っていました。しかし球殻構造のほかにこんな渦巻きを見つけたのは今回が初めてです」と、その驚きを語る。ちょうこくしつ座R星の球殻状の構

    K_1155
    K_1155 2012/10/16
    「アルマ望遠鏡を使ったミリ波・サブミリ波観測で年老いた星の周りに不思議なガスの渦巻きとそれを取り囲む球殻構造が発見された」「この星を回る見えない星が、放出されたガスを渦巻きの形にしたのだと考えられる」
  • ISSから小型衛星の放出実験に成功

    【2012年10月5日 JAXA (1)/(2)】 4日深夜から5日未明にかけて、国際宇宙ステーション(ISS)から小型衛星を放出する技術実証実験が実施され、星出彰彦宇宙飛行士らのオペレーションにより5機の衛星を軌道に送り出すことに成功した。また同日、油井亀美也宇宙飛行士が2015年に初飛行することが発表された。 小型衛星「WE WISH」と「RAIKO」(左)、「FITSAT-1」「F-1」「TechEdSat」(右)放出の様子。クリックで拡大(提供:JAXA/NASA) 衛星放出に向けた準備を行う星出飛行士(左)と「きぼう」運用管制室(右)の様子。クリックで拡大(提供:JAXA) 今回の実験で国際宇宙ステーション(ISS)から放出されたのは、JAXAやNASAの公募で選ばれた、1辺10cmの超小型衛星(注)5機だ。7月28日に輸送機「こうのとり」3号機でISSに届けられた。 ISSに滞

  • 肉眼でも見える? 来年暮れに期待の新彗星「アイソン」

    【2012年9月26日 Universe Today】 来春注目の「パンスターズ彗星」に続き、2013年暮れに日からも肉眼で見えると期待される新たな彗星が見つかった。 米ニューメキシコ州のRAS天文台でとらえたアイソン彗星(黄色い印の箇所)。撮影を行ったErnesto Guidoさん(伊・レマンツァッコ天文台)らは、「2013年11月から2014年1月にかけて肉眼で見えるでしょう。11月下旬にはマイナス等級に達するかも」と予想している。クリックで拡大(提供:E.Guido, G.Sostero, N.Howes) 2012年9月26日時点での、太陽系内でのアイソン彗星の位置。水色が彗星軌道。クリックで拡大。NASA太陽系小天体サイトで予想軌道アニメーションを見ることができる(提供:JPL) 2013年の終盤に太陽のすぐそばをかすめ、日からも肉眼で見える可能性のある彗星が新たに見つかった

    K_1155
    K_1155 2012/09/26
    「アイソン彗星は太陽のすぐそばをかすめる「サングレイザー彗星」」「もしアイソン彗星が生き残れれば、12月にはへび座(頭)の位置で、見事な大彗星として日本の夜明け前の空に現れることが期待される」
  • 「こうのとり」3号機、大気圏に突入しミッション終了

    【2012年9月14日 JAXA(1)/(2)】9月18日更新 9月14日午後2時半ごろ、日の宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機が大気圏に突入しミッションを無事完了した。 再突入データ収集装置「i-Ball」(右)。直径40cmの球体で、大気圏突入時のデータを収集する。クリックで拡大(提供:JAXA) カプセル後方カメラで撮影した「こうのとり」の一部(高度約70km地点)。クリックで拡大(提供:JAXA/IHIエアロスペース) カプセル後方カメラで撮影した「こうのとり」の一部(高度約70km地点)。クリックで拡大(提供:JAXA/IHIエアロスペース) 日の宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機は今年7月21日(日時間、以下同)に打ち上げられ、同月28日に国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングした。その11日前には星出彰彦さんがISSでの長期滞在を開始したばかりで、日

    K_1155
    K_1155 2012/09/14
    おつかれさま。/「再突入データ収集装置(i-Ball)は、バラバラになっていく「こうのとり」の機体から飛び出し、収集したデータを衛星通信で日本に送る。「こうのとり」が破壊される様子を撮影するという初の試みも」
  • 太陽セイル「イカロス」が冬眠から復旧

    【2012年9月11日 JAXA】 JAXAが2010年に打ち上げ、ミッション終了後に冬眠モードに入っていた小型ソーラー電力セイル「イカロス」からの電波が8日に確認された。「イカロス」がついに、長い眠りから目覚めたのだ。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型ソーラー電力セイル「イカロス(IKAROS)」は、今年1月6日までに冬眠モードに移行したことが確認されていた。「冬眠モード」とは、太陽に対する機体の向きの変更にともなって発生電力が低下し、搭載機器がシャットダウンされた状態のことだ。 冬眠モード移行後は、月2回の運用ペースで「イカロス」の探索が続けられてきた。今月6日に「イカロス」からのものと思われる電波が発見され、8日に「イカロス」であることが確認された。現在の状態については調査中とのことだ。 「イカロス」は2010年5月に金星探査機「あかつき」と一緒に打ち上げられた小型衛星で、太陽

    K_1155
    K_1155 2012/09/12
    「冬眠モード移行後は、月2回の運用ペースで「イカロス」の探索が続けられてきた。今月6日に「イカロス」からのものと思われる電波が発見され、8日に「イカロス」であることが確認」スタッフの努力が実った。めでたい
  • 火星探査車「キュリオシティ」見事に着陸成功

    【2012年8月6日 NASA】 6日午後2時半ごろ(日時間)、NASAの火星探査車「キュリオシティ」が火星に降り立った。地球との通信ができなくなる「恐怖の7分間」を乗り越え、新技術「スカイ・クレーン」を見事に成功させた快挙だ。今後約2年かけて火星生命に関する探査を行う。 キュリオシティ着陸のイメージ図。クリックで着陸シーケンス図を表示。ミッションサイトでは動画を見ることができる。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech) キュリオシティが着陸後最初に送信してきた画像。キュリオシティの影が見えている(提供:NASA/JPL-Caltech) 昨年11月26日に打ち上げられたNASAの探査車「キュリオシティ」が6日午後2時32分、目標である火星のゲール・クレーターに着陸した。 数分間にわたる着陸のシークエンスは至難の業だった。宇宙船「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」(MSL

    K_1155
    K_1155 2012/08/07
    成功めでたい。着陸計画を聞いた時は「コレ無理だろ」と思ったものだが……見事。これからの探査が実りあるものとなりますように。
  • 板垣さんが一晩に2個の超新星発見

    【2012年6月20日 CBET 3146/3148】 6月14日(世界時)、山形県の板垣公一さんがおとめ座の銀河に超新星2012cu、ろくぶんぎ座の銀河に超新星2012cwと、一晩で2個の超新星を発見した。 山形の板垣公一さんが6月14日、たてつづけに2個の超新星を発見した。超新星2012cuはおとめ座の銀河NGC 4772に16.3等で、2012cwはろくぶんぎ座の銀河NGC 3166に16.5等で見つかった。 それぞれの位置は以下のとおり。 超新星2012cu: 赤経 12時53分29.35秒 赤緯 +02度09分39.0 秒(2000年分点) NGC 4772周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星 超新星2012cu: 赤経 10時13分47.95秒 赤緯 +03度26分02.6 秒(2000年分点) NGC 3166周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星 板垣さんによる超新星

  • もうすぐ太陽圏脱出? ボイジャーの周りで宇宙線が急増

    【2012年6月15日 NASA】 35年前に打ち上げられ、太陽圏の果てを目指し続ける探査機「ボイジャー1号」が測定する宇宙線がここ1か月で急増していることがわかった。人工物が初めて太陽圏から脱出する歴史的な日が近づいているようだ。 1977年に打ち上げられ現在は太陽圏の果てを航行しているNASAの探査機「ボイジャー1号」。178億kmの距離から16時間36分かけて届いたそのデータから、探査機の周囲の宇宙線が急激に増えていることがわかった。2009年1月〜2012年1月の間では25%の増加だったが、5月7日以来、1か月に9%というペースで急増しているという。 太陽圏と恒星間空間の境界付近では、太陽風の荷電粒子と、超新星爆発で生成され恒星間空間から飛来する宇宙線とがせめぎ合っている。計測される宇宙線が増加したということは、それだけ「外の世界」に近づいているという証だ。 「越境」の目安として、

    K_1155
    K_1155 2012/06/16
    打ち上げから35年。船乗りはいよいよ星の海へ
  • 宇宙は惑星だらけ? 続々見つかる地球サイズの星

    【2012年1月13日 NASA (1)/(2)/HubbleSite】 昨年12月発表の「ケプラー20e」に続き、地球よりも小さな系外惑星がさらに3つ発見された。こうした地球型惑星がありふれた存在だということが「第3の手法」により統計的に明らかになってきたほか、昨年9月の初発見に続く「2つの太陽をもつ惑星」の存在など、系外惑星研究は急展開を見せている。 これまで見つかった中でもっともコンパクトな惑星系「KOI-961」。図は木星とのその衛星の軌道と並べてスケールを比較したもの。クリックで拡大(提供:Caltech) 2011年12月、直径が地球の0.83倍(当時の最小記録)という系外惑星ケプラー20eの発見が発表されたが、さらに小さい惑星が見つかった。中心の恒星「KOI-961」は直径が太陽の6分の1しかない赤色矮星で、その周りを周期2日以下で回る3つの惑星はそれぞれ地球の0.78倍、0

    K_1155
    K_1155 2012/01/14
    「統計的な見積もりによれば、この天の川銀河には1000億個の惑星が含まれているという。これは平均して恒星1個について少なくとも惑星1個という割合になり、また太陽系から50光年以内に1500個の惑星が存在する」
  • 宇宙ヨット「イカロス」、冬眠モードに移行

    【2012年1月10日 JAXA】 2010年5月に打ち上げられたJAXAの太陽セイル実証機「イカロス」が、1月6日までに発生電力低下による冬眠モードへ移行したことが確認された。これは予期どおりのことで、太陽光を受けやすくなる春以降に通信が復活する可能性もある。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、運用中の小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」(IKAROS)が、発生電力低下により冬眠モードに移行したと発表した。 「イカロス」は2010年5月21日、太陽光圧を薄膜に受けて宇宙を航行する「ソーラーセイル技術」の立証・実験を行う宇宙機として打ち上げられ、約半年の定常運用の間に、宇宙空間でのセイル展開や太陽光圧による加速などの実験を成功させた。 2011年2月からは、エクストラ・ミッションとしてリスクの多い実験を行う後期運用段階に入り、10月には回転の向きを変えてセイルのたわみ具合を見る「逆ス

    K_1155
    K_1155 2012/01/12
    「春以降に太陽角・太陽距離が改善され、再び電力復活の可能性が予想されることから、この時期を目標に準備を進め、必要に応じて適切なタイミングに受信を試みることも検討していく」航海はまだ終わらない
  • 地球に接近中の小惑星の画像が公開

    【2011年11月8日 NASA】 小惑星2005 YU55が月と地球の間を抜けるように接近中で、この小惑星の姿を捉えた画像が公開された。地球に最接近する時の距離は30万km以上あり、この接近による人類への危険性は特にない。 地球に接近中の小惑星2005 YU55。地球と月の約3.6倍の距離にいた、11月7日11時45分(太平洋標準時)に撮影されたもの。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech ) 接近中の小惑星2005 YU55とその予想される軌道。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech ) 米国カリフォルニア州ゴールドストーンにあるNASAの深宇宙ネットワークアンテナが、現在地球に接近中の小惑星2005 YU55を捉えた画像が公開された。11月7日午前11時45分(太平洋標準時。以下同)に撮影されたもので、直径400mほどの姿が見てとれる。ゴールドストーン

    K_1155
    K_1155 2011/11/08
    「地球と月の約3.6倍の距離」(140万キロ弱?)にある「直径500mほどの」小天体がここまで鮮明に観測できるのか。すげーなぁ